デジタル地球儀を寄贈 他【新千葉新聞】
- 2024/8/25
- ニュース
新千葉新聞2024年8月25日発行
デジタル地球儀を寄贈
世界の「いま」や「地球」が学べる
ホテル三日月 木更津市の全中学校に
(株)ホテル三日月(代表取締役社長・小高芳宗、本社・木吏津市)は22日、「木更津市の教育振興に役立ててもらいたい」と、《デジタル地球儀「Sphere(スフィア)」》一式 12台(総額14,208,000円)を寄贈した。
市役所駅前庁舎8階・市長応接室で行われた寄附採納式には、(株)ホテル三日月の小高社長・滿間信樹取締役coo、NPO法人ELP(Earth Literacy Program)の竹村眞一代表(京都芸術大学教授)、高梨染企画・教育活用担当などが来庁した。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、贋部昌弘教育長など関係者が出席して敬意を表した。
小高社長から渡辺市長に目録が贈られ、小高社長は「デジタル地球儀を活用して、地球で今何が起きているのか、地球の未来はどうなっていくのかを木更津市の子ども達に学んでもらいたい。そして、いずれは世界で活躍し、様々なチャレンジをしてほしい」と話し、デジタル地球儀開発者の竹村代表は、「~地球人を育てる~という思いでデジタル地球儀を開発した。地球目線の子ども達の育成に活用していただきたい」などと、それぞれに期待を込めて挨拶した。
これに応え渡辺市長は、有益な寄贈に対し、「各学校で有効活用させていただく」などと深く感謝した。
これはNPO法人ELPが閧発した「デジタル地球儀」で、球体のスクリーンに内側から映像を投影する仕組み。
インターネットに接続されるため、人工衛星から送られてくるリアルタイムの雲や台風の発生、ライブカメラ画像により、地球的課題(気象変動、海洋・森林保全、資源制約など)、世界の都市の「いま」の様子や、数億年の大陸移動から地球温暖化の未来予測まで、生きた地球の様子を確認できる。
木更津市では、全12の市立中学校に1学期末に納品されており、現在インターネットとの接続など工事中。
2学期以降、理科や社会科、総合的な学習分野等で順次、~気候変動や自然災害、貧困や飢餓、ゴミ問題などの学び~で活用する方針で、現代の地球のリアルな課題をコンテンツで学習できる。それらのコンテンツは球体スクリーンに映し出され、木更津に居ながらにして世界の今が学べる。
食中毒注意報
9月30日まで発令
夏はいたる所で食中毒が発生しやすく、県は9月30日まで「食中心注意報」を発令している。
こまめな手洗いや消毒、肉や魚の十分な加熱などを呼びかけている。
県衛生指導課では、今年も食中毒が発生しており、ノロウイルスなどが原因だという。
毎日食べることなので、衛生に気を付けて食事をとるようにしたい。
本大会へ28チーム決まる
秋県高校野球予選 地元は4チーム出場
第77回秋季県高校野球大会予選は22日と最終日の23日、県総合スポーツセンター野球場などで代表決定戦(全28試合)が行われ、計28チームの本大会出場が決まった。
君津地域・5チームの代表決定戦は23日に行われ、拓大紅陵、君津商業、袖ヶ浦が予選を突破。
志学館、君津は敗退した。
このあと敗者復活戦が31日(土)から行われ、勝ち上がった19チームが県大会に進む。
県大会は夏の甲子園出場で予選免除の木更津総合を加えた48チームが出場し9月21日から行われる。
代表決定戦の地元チームの結果は次の通り。
◎代表決定戦
▽拓大紅陵10-0船橋芝山(5回コールド)
▽君津商業4-2我孫子一面堂
▽袖ヶ浦4-1柏陵
▽四街道8-1志学館(7回コールド)
▽渋谷幕張6-4君津
『事業継続の鍵』講演
木更津商工会議所 講師は戸波亮氏
木更津商工会議所中小企業相談所主催、次世代経営者育成・支援事業「創業者・事業継承者交流会2024」が、9月11日(水)午後3時~6時30分、エルシオンKISARAZU(木更津市富士見)で開かれる。
現在、参加者募染中。
木更津市・同市産業創業支援センター・富来田商工会協力、公益財団法人千葉県産業振興センター(千葉県よろず支援拠点)・日本政策金融公庫千葉支店国民生活事業後援。
同会議所では、連携支援機関とスクラムを組み、創業者や事業継承者など将来地域を牽引していく人達への支援を展開している。
昨年度に続き、今年度も人脈形成、経営者の悩みや不安を共有した相談ができる仲間との出会い、異業種の事業者との交流による新しい価値を生み出すきっかけ作りをサポートする。
同交流会は2部制で行われる。
第1部は、
▽主催者挨拶
▽特別講演会「先輩経営者が鬩る『事業継承の鍵』」。
講師は(株)穴太ホールディングス代表取締役、戸波亮氏。
第2部は、
▽名刺交換/交流懇親会。
食事を楽しみながら情報交換、人脈形成。
戸波氏は大学卒業後、商社へ勤務するも1994年に祖母が設立した葬儀会社である(株)十全社に入社し、1998年代表取締役に就任。
翌年には、生花販売を手掛けるスラタンを立ち上げ、その後も料理販売や米販売など次々と事業を展開。
2013年には北海道に農業生産法人を設立し、新しい事業のあり方を模索するなかで六次産業の可能性に着目。
2019年クループ会社の基幹となる(株)穴太ホールディングスを立ち上げ、代表取締役に就任。
生産→加工→販売の一気通貫の事業を進めることにより、低売上高収益のビジネスモデルを確立することを目指している。
募集対象は創業から五年未満の人や事業継承者、会議所会員等。
定員40人(先着順)。
懇親会参加費1人5,000円(支払いは当日)。
申し込みはQRコードから。
電話でも可。
申し込み先は会議所中小企業相談所(℡0438-37-8700)。