プレジャーボートの安全へ 他【新千葉新聞】
- 2021/10/12
- ニュース
新千葉新聞2021年10月12日発行
プレジャーボートの安全へ
木更津海上保安署など事故ゼロ呼びかけ
千葉海上保安部 パトロール出動式
千葉海上保安部は9日(土)、10月1日~10日までの「秋の事故ゼロキャンペーン」の一環として、海上安全指導員と合同による「プレジャーボートの安全啓発に係るパトロール」を実施した。
これは、秋の行楽シーズンを迎え、釣りを目的としたプレジャーボートの運行増加が予測されていることから、海難ゼロへの思いを込め、出航者への事故防止の呼びかけを実施するとともに、安全パトロール艇から会場のプレジャーボートに対して、安全啓発活動を行ったもの。
この日の活動には、千葉海上保安部の関貴之次長、村瀬紀子航行安全課専門官、木更津海上保安署など関係者8人、海上安全指導員4人、安全パトロール艇3隻が参加した。
午前8時前後に、木更津市富士見のセントラルボート前から発艇するプレジャーボートなどへ海難防止等への啓発活動を行った後、出動式が開催された。
関次長は、「近年コロナ禍で、海などでの3密を避けたアウトドアレジャーの人気が高まっており、同時に海での事故も増加している」ことを報告し、「今日のパトロールでは救命胴衣の着用、発航前の機関・燃料点検等を啓蒙してほしい」などと挨拶した。
会場パトロールでは、木更津市港周辺海域(防波堤周辺)などでプレジャーボート使用者等に啓発物資を珠網に入れて渡し、事故防止を呼び掛けた。
「海上安全指導員制度」とは、安全で秩序あるプレジャーボートの運航のため、民間融資の協力により、昭和49年に海上保安庁が立ち上げた制度。
今年3月末現在で関東地区には300人、うち千葉地区には18人の会場保全指導員がおり、自主的な活動を行っている。
千葉海上保安部管内では、過去3年間で、海難事故が33件(遊漁船関連9、プレジャーボート関連24)発生している。
近年のプレジャーボートの事故原因は「燃料切れや点検整備不足で航行不能」「立ち入り禁止区域に侵入し出られなくなる」などが多いという。
また、命を守るために「救命胴衣の着用」「連絡手段の確保(携帯電話を防水パックに入れて携行)」「単独行動をとらない、釣行計画、特に帰港時間等を家族や第三者に伝えておく。無理をしない、余裕を持った行動計画などが大事。海の事件・事故・緊急通報ダイヤルは118」と呼び掛けている。
サンデーズが優勝飾る
千葉県早起き野球大会~2021千葉市大会
準優勝ダイナミックスターズ 木更津同市で決勝戦
暁の栄光をめざして!「第39回千葉県早起き野球大会~2021千葉市大会~」(千葉県早起き野球協会主催)がこのほど、千葉市内で開催され、各ブロック代表8チームが熱戦を展開した。
木更津祖早起き野球協会(会長・森岳)からは、サンデーズと木更津ダイナミックスターズの2チームが出場。
決勝戦では木更津代表同士の対戦となり、3-2でサンデーズが優勝、全国大会(岡山県)への出場権を、準優勝の木更津ダイナミックスターズは関東大会(埼玉県)への出場権を獲得した。
サンデーズは昭和43年結成され、これまで全国大会出場2回、県大会には7回出場しており、選手の平均年齢は32歳。
今回の県大会には木更津市早起き野球リーグ戦準優勝で出場した。
県大会の結果は次の通り。
《1回戦》
▽木更津ダイナミックスターズ9-1茂原ホープス(5回時間切れ)
▽リジテムス¥ズ(NPO千葉ふれあい)1‐0竹千代ジャイアンツ(千葉市)
▽セクシャル(NPO千葉ふれあい)11-2池田商会(千葉市)(5回時間切れ)
▽サンデーズ2-0OPBCプレイヤーズ(市原市)
《準決勝》
▽木更津ダイナミックスターズ5-1ロジテズム(6回時間切れ)
▽サンデーズ4-0セクシャル
《決勝》
▽サンデーズ3-2木更津ダイナミックスターズ
◎優勝監督賞=萩野勝(サンデーズ)
◎最優秀選手賞=川名諒(サンデーズ)
サンデーズ選手等は次の通り。(敬称略)
▽代表者・監督=萩野勝
▽部長=三村昌司
▽マネージャー=地曳和己
▽スコアラー=板倉杏
▽選手=主将・我妻拓弥、いなげ正幸、鈴木佑希、三浦稔、勝呂勇之介、大越暢人、川口健太郎、土佐敏明、山本健吾、山田祐、名取和馬、金井佑太、松井寿樹、田中陸登、伊藤光、岩瀬豊、栗飯原大斗、糟谷秀行、川名諒、積田侑季、三村顕一。
請西ブレーブスが優勝
千葉信用金庫杯少年野球 準優勝は富来田F
木更津市少年野球連盟(会長・萩野敬冶)主催、千葉信用金庫協賛、「第5回(令和3年度)千葉信用金庫杯争奪木更津市少年野球新人大会」が3日と10日、小櫃堰休場と港湾球場で行われた。
小学4,5年生で構成する新チーム・9チーム(一部連合)が参加し、トーナメント方式で熱戦を展開。
決勝戦は10日、小櫃堰休場で行われ、請西ブレーブスが富来田ファイターズに7-0でコールド勝ちし、優勝を決めた。
請西ブレーブスは、出場した全3試合のうち、決勝を含む2試合がシャットアウト勝ちだった。
君津地区の新人戦は11月7日から始まる。
試合結果及び個人賞は次の通り。
◎1回戦
▽富来田ファイターズ11-4岩根フェニックス
◎2回戦
▽富来田ファイターズ17‐2八幡台ボーイズ
▽祇園ブルーソックス11-0木更津モーニングス
▽請西ブレーブス5-0木更津ジャンボ
▽畑沢コンドルズ10-0清川・金田連合
◎準決勝
▽富来田ファイターズ5-0祇園ブルーソックス
▽請西ブレーブス5-0畑沢コンドルズ
◎決勝
▽請西ブレーブス7-0富来田ファイターズ(4回コールド)
《個人賞》
▽最優秀選手賞=田辺佳汰(請西ブレーブス)
▽優秀選手賞=星野矢真音(富来田ファイターズ)
▽敢闘賞=木村祐翔(祇園ブルーソックス)、平山煌翔(畑沢コンドルズ)
早起き野球
◇木更津市江川球場・10月10日(日)
◎請西3-1サンデーズ
県内のコロナ感染は36人
9日県発表コロナ 君津地域4市はゼロ
県によると、9日(土)、君津地域4市で新型コロナウイルス感染は確認されなかった。
富津市は先月21日から17日連続、君津市は4日から6日連続、袖ケ浦市は2日連続で出ていない。
木更津市は7日以来2日ぶり、地域全体では先月29日以来20日ぶりとなる。
9月1~9日の感染者は木更津市が118人、君津市0人、富津市30人、袖ケ浦市37人だった。
20月1~9日は木更津市が12人、君津市2人、富津市ゼロ、袖ケ浦市3人で、各市とも大幅に減っている。
米集計は4市発表のない日曜日を除く。
同日現在の感染者累計は8日から変わらず、木更津市が1697人、君津市772人、富津市382人、袖ケ浦市634人。
千葉県内では2人が死亡、36人が感染。
1日の感染者数としてあ8日の35人に次ぐ2番目の少なさ。
同日現在の感染者累計は10005人と10万人を超えた。
死亡者は1007人だった。
オスプレイいらない!
木更津駐屯地に暫定配備反対集会
陸上自衛隊の垂直離陸機オスプレイを木更津駐屯地に暫定配備する計画に反対する集会、「オスプレイん艇配備反対集会in木更津」が10日午後、市民団体と労働組合等が主催して木更津市東公園で開かれ、参加者たちが気勢を上げた。
防衛相は、駐屯地での暫定配備は最初の期待が到着した昨年7月から「5年以内を目標」としており、2021年度までに全17機を配備する予定という。
集会の跡、参加者たちは、「木更津のまちをオスプレイにするな」などとマイクで叫び、「日本のどこにもオスプレイはいらない!」などと書かれた横断幕・幟を持ち、JR木更津駅から富士見通り、県道、吾妻公園へとパレードした。
当日は大勢の警官等がパレードについたり、交通整理等をして歩行者や運転中の車両等を安全に導き、ヘリも飛んで騒がしい1日となった。