骨髄バンクへのドナー登録のお願い(木更津市内の小学2年生が骨髄移植を待っています)
- 2022/8/24
- ニュース
2022年12月25日情報
歩実さんに適合するドナーが見つかり、適合者の最終同意が得られたとのことです。
木更津市請西にお住いの川西歩実(かわにしあゆみ)さん(7歳)が再生不良性貧血で、今年7月より、入院して闘病生活を送っています。
このご時世で、面会も出来ない状況とのことで、たったひとりで家族から離れて入院生活を送っているそうです。
歩実さんの再生不良性貧血は、骨髄移植しか根治治療がないそうです。
現在まで、骨髄バンクの登録者の中には、歩実さんの適合する方がいないそうで、骨髄バンクへの登録を、ご両親やご近所の方、その他支援者のみなさんが呼び掛けています。
8月23日に行われた、木更津市定例記者会見に歩実さんのご両親がお見えになり、お話になりました。
趣旨に賛同された木更津市内の店舗や施設にポスターなどが掲示されていると思います。
ドナー登録には年齢制限があります。
以下の登録できる方を参考にしてください。
ドナー登録の方法などは、骨髄バンク公式サイトや、ドナー登録のしおりなどをご覧になっていただき、しっかりと理解した上でドナー登録をお願いします。
ドナー登録できる方
- 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
- 年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
- 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
※骨髄・末梢血幹細胞を提供できる年齢は20歳以上、55歳以下です。
ドナー登録に関して
- 適合検索が開始されるのは20歳からです。
- コーディネートの対象とならなかった方は、満55歳の誕生日で登録取り消しになります。
- 登録した日(採血日)の年齢が54歳で、満55歳の誕生日までの期間が10日間以内である方は、適合検索の対象とならない場合があります。
HLA型の検査結果などがデータベースに登録されるまでに最長10日間を要するためです。
※ドナー登録後の健康状態によっては、コーディネートを進めることができないこともあります。
※骨髄・末梢血幹細胞の提供にあたっては家族の同意が必要です。
※腰の手術を受けたことがある方は骨髄提供はできません。
ドナー登録できる場所
随時可能
- モノレール千葉駅献血ルーム
- 幕張免許センター献血ルーム
- 毎月第3水曜日:君津健康福祉センター(9月現在一時停止中)
- 柏、松戸、津田沼の各献血ルーム
※献血バスでも登録が可能とのことです。
(予約が必要な場合もあるので、問い合わせお願いします)
詳細は、千葉県赤十字献血センターのHPをご覧ください。
再生不良性貧血(指定難病60)とは
再生不良性貧血は血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する疾患です。この状態を汎血球減少症と呼びます。重症度が低い場合には、貧血と血小板減少だけがあり、白血球数は正常近くに保たれていることもあります。白血球には好中球、リンパ球、単球などがあり、再生不良性貧血で減少するのは主に好中球です。好中球は私達の体を細菌感染から守る重要な働きをしています。
難病情報センター
これらの血球は骨髄で作られます。本症で骨髄を調べると骨髄組織は多くの場合脂肪に置き換わっており、血球が作られていません。そのために貧血症状、感染による発熱、出血などが起こります。
→ 歩実のあゆみ~骨髄バンク登録普及活動~Facebookグループ
(あゆみさんのお母さん管理人)
動画などを使ってわかりやすく紹介されています。
→ 骨髄バンク-スペシャルサイト-「教えて骨髄バン子ちゃん!」
ポスター掲示の協力などは、歩実さんのご両親へメッセージをお願いします。
Mail:kazokunonegai@ymail.ne.jp (川西)