ナイジェリアへ野球用具等 他【新千葉新聞】
- 2021/12/28
- ニュース
新千葉新聞2021年12月28日発行
ナイジェリアへ野球用具等
多くの協力を得てサッカーユニフォームも
木更津市が寄贈 特命全権大使に渡す
木更津市は23日、、南アフリカのナイジェリア共和国へ野球用具等の寄贈を行った。
キアラ図師役所駅前庁舎での寄贈式は、現在一時帰国中の在ナイジェリア日本国大使館・松永一義特命全権大使が、渡辺芳邦市長を表敬訪問した席上で行われ、渡辺市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長等が出席して歓迎した。
木更津市はナイジェリアと、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に伴う事前キャンプに関する覚書」を締結しており、ホストタウンとして登録されていた。
事前キャンプ受入れでは、在ナイジェリア日本国大使館の協力のもと、無事、成功裏に終了し、同国選手団の活躍に寄与することが出来た。
今回の野球用具の寄贈は現在、一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(代表理事・友成晋也、本部・東京都新宿)が進めている~キャッチボールで世界を平和に~《アフリカ55甲子園プロジェクト》(元メジャーリーガーの松井秀喜氏がエグゼクティブ・ドリームパートナーに「就任している)を応援する形(松永大使からの提案)で行われたもの。
木更津市では同寄贈に向け、市内の硬式野球部を持つ学校や硬式野球チーム棟に協力を呼び掛けたところ、清和大学野球部、拓大紅陵高校野球部、木更津高校、木更津リトルシニア、市民(八幡台公民館)、市職員などからバット22本、グローブ12個、キャッチャー用具類4セット、ボール60個(硬式・軟式・ソフトボール)等々が寄せられた。
このほか木更津市少年サッカー連盟や木更津市役所サッカー部からサッカーユニフォームの協力もあり、同席上で贈られた。
松永大使は、今後も木更津市とナイジェリアの有効が継続されていくように願い、「木更津市民の熱い思いのこもった野球用具やサッカーユニフォームは、必ず同財団法人に届け有効活用を図っていく」などと深く感謝した。
同国には現在、子供から大人まで(男女)65の野球(ソフト)クラブがあるという。
渡辺市長は、「国と国の良好な関係の元は、人と人、草の根交流にある。スポーツを通して今後、両国でグローバルに活躍する若者たちが増えて行ってくれたら嬉しい。応援していきたい」などと挨拶、友好の進展に期待を込めた。
地域福祉の増進に尽力
廣部昌弘教育長が『やさしさを育てたい』講演
功労者等を表彰 きさらづ福祉まつり
「きさらづ福祉まつり2021」~つながろう木更津~が、25日、木更津市民会館中ホールで開かれた。
同まつり実行委員会主催、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)共催、木更津市後援。
同まつりは3年ぶりの開催で今年度はコロナ感染防止対策を施し、講演会と表彰式のみ、規模を縮小して実施した。
主催者挨拶で宅口会長は、開催に向け多くの協力に感謝するとともに「今後も木更津市及び地域福祉にかかわる各種団体と共に、地域共生社会の実現に向け取り組んでいく」を決意を述べた。
渡辺芳邦市長、重城正義市議会議長は同まつり開会を祝し、表彰者へ、長年にわたる社会福祉向上への尽力に感謝した。
また席上、「社会を明るくする運動千葉県作文コンテスト木更津市選考表彰式」も行い、最優秀賞を受賞し県コンテストに出品された小学生の部・野澤彩里さん(高柳小6年)、中学生の部・高橋茉侑さん(太田中2年)がそれぞれ作文を朗読、感銘を与えた。
式典に続く講演会では、廣部昌弘教育長が『やさしさを育てたい』をテーマに、自らの成長段階で貰った様々な優しさをベースに、教職時代には中学生たちと向き合ってきた様子等を語った。
表彰者等は次の通り。
市民生活等多岐にわたり
木更津市区長会連合会 市との意見交換会
木更津市区長会連合会(会長・北村和則)と木更津市との意見交換会が22日、市役所駅前庁舎で行われた。
今回で4回目の意見交換会には連合会から北村会長、副会長の長谷川吉一氏・青木健氏・清水一太朗氏・齋藤富士男氏・浅川榮治氏が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、重城正義市議会議長、廣部昌弘教育長、重城貴浩市長公室長、伊藤浩之総務部長、小原和弘経済部次長、土屋文孝都市整備部長、秋元淳教育部長、渡邉雅彦市民部長などが出席した。
同会では、区長会が事前に市へ提出した質問状に対し、担当部長などが答える形で行われた。
質問は排水路の整備、自治会への加入者減少対策、通学路の安全確保など市民生活全般・多岐にわたったほか、氏の広報誌の配布方法の改善策、選挙の際の立会人についてなど双方が今後協議していく内容もあり、有意義な時間を共有した。
県内3人感染
コロナ地元はゼロ
県によると、25日、26日の地元4市での新型コロナウイルスの新規感染者確認されなかった。
県内では25日は7人、26日は3人だった。
「酒」チームが優勝飾る
市民野球C級2部 清見台Fを振り切り
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」のC級2部秋季大会淳化粧および決勝が19日、市営球場で行われた。
酒チームと清見台familyが準決勝を勝ち上がり決勝に進出。
ほぼ毎回得点を積み上げた酒が最終回、それまで無得点だった清見台Familyの追い上げうぃお振り切り、6-3dせ優勝を決めた。
酒のC級2部在籍中における優勝は、平成17年春季大会以来で3度目。
結果は次の通り。
【C級2部秋季大会】
◎準決勝
▽清見台Family4-1New Dats
▽酒3-0ツーカーズ
◎決勝
▽酒6-3清見台Family
なお今年のC級2部は同日で全日程が終了。
今秋には木更津選手権(チャンピオン)大会の最終戦が予定されている。
今年1年の禍を祓う
地元の神社・仏閣「除夜の鐘」や「初詣」
コロナ対応に明け暮れた令和3年もあと僅かとなった。
今年1年の禍を祓い、新た市い年の多幸を祈る「除夜の鐘」や「初詣」が多くの神社・仏閣で執り行われる。
◎八剱八幡神社(木更津市富士見、TEL0438-23-8881)
▽年越大祓「茅(ち)の輪くぐり神事」本殿前に設置されている直系2メートルの茅(カヤ)の輪をくぐり、無病・息災を祈願する。
茅の輪をくぐると霊力が高まり、身のけがれを祓い清めると伝えられている。
毎年6月末と12月末に実施されている。
左回り、右回り、中央と3度くぐって幸せを祈願する。
▽「元旦祭」1月1日午前零時から
◎坂東第30番平野山高蔵寺(木更津市矢那、TEL0438-53-2676)
▽「開帳除夜の鐘」31日午後11時50分から
▽「元旦初護摩」1月1日午前零時20分~
▽「観音浄土室入館」先着2022人。大駐車場完備(無料)、車いす参拝歓迎。
◎龍頭山東光院峰薬師(木更津市桜井、TEL・FAX胸中0438-36-2605)
▽「除夜の鐘」32日午後11時30分から
▽元旦護摩供第一座午前零時から、第二座午前11時から。
このほか君津地域各地の神社・仏閣で年末年始の参拝・祈祷が行われるが各署ではマスク着用を願っている。