8年ぶりの満月楽しむ 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2021年9月23日発行

8年ぶりの満月楽しむ

幻想的きれい「中秋の名月」愛でて

21日は旧暦の8月15日ン日あたり、お月見を楽しむ「中秋の名月」(十五夜)の火を迎えた。
今年は2013年以来、8年ぶりの満月だという。
8月15日は旧暦の秋(7月~9月)お中央にあたることから「中秋」となった。
秋は春夏に比べて、空気が乾燥して月がきれいに見えること、過ごしやすいことから月を見る文化が生まれたとされる。
作物を収穫する時期と重なることから、月見団子のほか、サトイモやクリ、アケビなどを供える地域もある。
中秋の名月は必ずしも満月とはならないという。
直近では2014~20年はわずかに欠けた名月を見ていたことになる。
月が地球の周りを回る速さは変化しているため、神月から満月の時間は一定ではない。
こうした理由から、旧暦で満月となるのは14日から17日まで幅がある。
国立天文台によると、21日は満月。
列島の広い範囲で雲が多い天気となったが、雲間から月が見えると「幻想的」「きれい」と歓声が次々に上がった。
木更津地方では雲もなく満月が黄金色に輝いていた。

2事業の通学環境整備

波岡小の校内通路舗装や地下道の壁画
木更津市教委 大成ロテック(株)に感謝状

木更津市教育委員会は21日(火)、私立波岡小学校(校長・増田一秀、児童数・220人)の行内通路舗装化及び地下道の壁画のコーティングなど2事業による環境整備に貢献したとして、大成ロテック(株)に感謝状を贈り経緯を表した。
贈呈式は木更津市役所朝日庁舎教育長室で行われ、大成ロテック(株)関東支社の山本浩也千葉営業所長、飯村嵩史監理技術者、齋藤国由監理技術者補佐が来庁、木更津市からは廣部昌弘教育長、秋元淳教育部長、平野義視次長、今井克彦参事、増田波岡小校長などが出席して感謝した。
大成建設グループの道路舗装会社である大成ロテック(株)は国交省発注事業の「R2国道16号木更津市長須賀地区外舗装修繕工事」など成田から立山までの補修工事を請け負ったことから、同工事区間のほぼ中心で、高速道路のICからも近いため、木更津市畑沢に工事事務所を設けた。
同社のモットーである「地域貢献とコミュニケーション」に則り、事務所近くの波岡小学校の通学路である国道127号線下を通る(くぐる)「波岡地下道」に描かれている平成17、18年度卒業生の壁画作品に同社の高い技術力であるワンダーコーティングシステムを施工。また、「香水時に常にぬかるんでいた公邸内の通路部分の舗装工事」をおこなったことによるもの。
陵工事は6月~8月の猛暑のなか実施されたことで、廣部教育長は労をねぎらい、「お陰様で素晴らしい通学路環境が整いました」などと深く感謝し、同社の益々の発展を祈念した。
ワンダーコーティングは、常温で施工し、ガラス被膜により、美観維持、張り紙防止、落書き防止、長寿命化(10年以上)などに効果があり、トンネル内等で採用されている。

件審査会へ科学工夫作品

君津地方から21点 当社賞は杉田龍暉君

君津地方教育研究会理科部会(会長・齋藤雄一請西小校長)主催、「第67回君津地方小中学校科学工夫作品展」の審査会がイオンモール木更津ホールで開催された。
これは、~君津地方の児童生徒の創意工夫に富んだ科学工夫作品、及び自然科学に対する興味を持つきっかけの一助を担い、優秀な作品・研究論文を表彰することにより、科学の楽しさを広めるとともに、明日の科学技術を担う人材の育成と科学技術教育の振興に資する~もの。
同科学工夫展には君津地域4市から、小・中画工経92点が出品され、特別賞23点、特選26点を選出した。
優秀作品は10月7日、県教育総合センターで行われる件審査会へ出品される。

君津地域1人

21日コロナ感染

県によると、君津地域では21日、袖ケ浦市で1人の感染が確認された。
木更津、君津、富津の3市からは出ていない。
4市合わせた1日の新規感染者総数としては、感染者の増加が目立ち始めた6月以降では最も少ない。
8月は感染が急拡大し、23日には過去最多の115人を記録。
9月に入ってからは徐々に減少し、21日現在では1日に判明した40人が最も多い。
袖ケ浦市の感染者は10代の男性。
19日に検査が確定した。
21日現在の感染者累計は、袖ケ浦市のみ増え621人。
木更津市1668人、君津市761人、富津市382人は変わらない。
県内では3人が死亡、93人が新たに感染した。
1日の感染者数が100人を下回るのは、6月29日以来。
県疾病対策課は「感染防止の協力により、減少傾向が続いている。ただ人流が増えると増加に転じる恐れがある。秘密月協力を」と呼び掛けている。
21日現在の県内における感染者累計は98564人、死亡者は977人。

コロナ禍での労働環境

木更津商工会議所 Web開催受付中

木更津商工会議所は10月19日(火)と同22日(金)、いずれも午後1時30分から3時まで、会員企業の経営者、人事労務部門担当者を対象に「withコロナ時代の企業経営支援セミナー」~新型コロナ感染症がもたらした働き方改革の盲点~をWeb開催する。
現在、参加申し込み受付け中。
同商工会議所工業部会主催、損害保険ジャパン(株)共催。
未だ収束の見通しが難しく、変異型も猛威を振るう新型コロナウイルス等の感染症の拡大や大型台風をはじめとした大規模自然災害の多発などは企業にとって事業継続の大きなリスク。
しょくばでの感染招待s句を講じるなど、想定外の労働環境の変化があったり、この機会に思い切ったテレワークの推進で働き方改革に取り組んだりと各社各様の取り組みを実施してきている中で見えてきた新たなリスクについて、昨今の具体的な事象を知り、その備えとして企業防衛対策について改めて確認し、様々なリスクへ対策を講じることで、コロナ時代においても将来にわたり持続可能な企業経営を目指そう‐と参加を呼びかけている。
演題及び講師は次の通り。
①「新型コロナ禍における労働環境のへんかとその対策について」倉田諒(社会保険労務士法人 労務ニュース部長)。
新型コロナの影響で、様々な労働環境の変化や労務トラブルも発生している。
労働環境の変化に対応する労務トラブルの対応策及び資金対策に使える助成金の活用や労務管理のポイントについてわかりやすく話す。
②「商工会議所団体保険制度を活用したコロナ禍における企業防衛対策」河本広翼(損害保険ジャパン(株)千葉支店課長代理)。
▽新型コロナ感染症リスク及び自然災害リスクに備えた休業補償
▽役員・従業員の新型コロナ感染症等の疾病入院リスクに備えた補償
▽メンタル・ハラスメントの訴訟リスクに備えた企業補償。
他。
両日とも同じ内容。
開催形式はWEBセミナー(利用ツール・Cisco Webex Meetings)。
※インターネット環境があれば、パソコン・タブレット等から誰でも参加可能。
参加方法の詳細は申し込み後、参加者宛にメールで連絡する。
参加費無料。
定員は各回先着50人。
申し込みはQRコードから。
締め切りは10月13日(水)午後5時。
問い合わせ先はセミナー事務局の損害保険ジャパン(株)千葉支店(TEL043-243-3085、担当=河本・梅村・宮野さん)。

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