創業支援実績が過去最高数 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年2月2日発行

創業支援実績が過去最高数

らづ-Biz 2021年度の相談

創業者・中小企業の経営に関する無料相談窓口の「木更津市産業・創業支援センター らづ-Biz」(木更津市潮浜、木更津商工会議所内)は、2021年度、創業相談が開所以来、過去最高数となったことが分かった。
木更津市が設置している産業支援施設で、2018年2月からリニューアルオープンした木更津市産業・創業支援センター らづ-Bizだが、今年2022年1月末をもって、まる4年となった。
瀬沼健太郎センター長を中心に、プロジェクトマネージャーの前田正浩氏、案件管理の仲田有希さんが、コロナ禍でも木更津チャレンジャーの安心・安全な創業をお手伝いしている。
同センターによると、女性の創業者や、副業としてのプチ創業、既に創業済みの人の第2創業、移住・Uターンによる創業も増えてきているという。
創業者数の推移をみると。2018年は15人、2019年は23人、2020年は20人だったが、2021年には25人と創業支援実績が過去最多となった。

一般会計518億余円

約46億円増、9.8%増の過去最大予算
木更津市が発表 令和4年度当初予算案

木更津市の渡辺芳邦市長は1月31日、「令和4年度当初予算案」を発表した。
木更津市は、今年度(令和4年度)市制施行80周年という大きな節目を迎える。
当初予算は、3月27日にs長選挙が執行予定であることから例年より半月ほど早い発表となった。
当初予算は、政策的な経費を除き、義務的経費である人件費・扶助費・公績費や、新火葬場整備運営事業などの継続事業、協定や債務負担行為などに基づく経費、そのほか毎年の行政運営に必要不可欠な事業で、年度調書から実施しなければならない事業などを主体とした骨格予算が編成されている。
予算規模は、一般会計予算額518億5500万円(前年度比46億1800万円増、9.8%増)で、骨格予算ではありながら、500億円超の過去最大の予算規模となている。
国民健康保険会計・後期高齢者医療会計など5会計からなる特別会計予算額は320億2599万円(前年度比12億9318万円、4.2%増)。
一般会計と特別会計を合わせた予算総額は、838億8099万円で、前年度比7.6%の増。
財政調整基金残高については、令和3年度末の残高は市税収入が大きく落ち込まなかったことや、普通交付税の増額などにより、昨年度当初予算時に見込んだ24億1706万7千円を大きく上回る、43億3922万1千円を見込んでいる。
歳入・歳出の主なものは次の通り。
【歳入】の市民税では、新型コロナウイルス感染症の影響から景気の持ち直しが想定されること、固定資産税では新型コロナ感染症特例措置による軽減期間終了などにより増額が見込まれることから、市税全体では対前年度比で13億3949万円の増。
またアイン火葬場『きみさらづ聖苑』の引き渡しや今年12月の供用開始に伴い、構成4市(木更津・君津・富津・袖ケ浦市)からの負担金の形状等により、分担金および負担金は18億6559万円の増額となっている。
【歳出】では、金田小中学校グラウンド整備事業費等の減額により教育費が4億4136万円の減。
教育・保育給付費の増額や社会保障関係費を含む民生費が12億733万円の増、新かそうばの整備事業費計上等により衛生費が32億8462万円増、救助工作車購入費の形状等により消防費が2億6539万円増となっている。
渡辺市長は、「ウィズコロナ・ポストコロナの時代を見据えた新しい生活様式への対応、少子高齢化への進展(社会保障関係費の増額)などを踏まえ、事業の効率化・重点化により更なる経費削減を実行し、令和7年度の新庁舎移転に向け、姿勢の課題に対応しながらも安定的な財政基盤を構築し、将来にわたり持続可能な財政運営に取り組む」などと話した。
なおこの新年度予算案は、2月1日開会の市議会3月定例会に提出された。
令和4年度の新規事業は2面に掲載。

第12期木更津創業塾

らづ‐Biz 2月26日から開催

木更津市産業・創業支援センター らづ‐Bizが関わっている「木更津創業塾」の卒業生が活躍し、開店や開業が増えている中、2月26日(土)からは、夢の実現をサポートする『第12期気sらづ創業塾』を4日間にわたり開催するため、参加申し込みを受け付けている。
スケジュールは
▽2月26日(土、1日目)「経営の基本編」
▽3月5日(土、2日目)「経営の知識編」
▽3月12日(土、3日目)「売上を上げるマーケティング編」
▽3月19日(土、3日目)「具体的なプラン作り」
時間はいずれの日も午前9時~午後3時まで。
場所は木更津商工会議所3階研修室。
参加費は無料。
先着20人。
各ジャンルのプロフェッショナルがサポートする。
創業・企業を予定している人はもちろん、副業での起業希望の人、事業引継ぎ後継者の人、創業済みのだけど改めて経営について学びたい人も参加可。
参加希望者は、QRコードを読み込んで申し込む。
問い合わせは同エンターらづ‐Biz(TEL0438-53-7100、FAX0438-53-7101)。

市制80周年事業費等

岩根人道跨線橋エレベーター設置事業費
木更津市 令和4年度新規事業①

令和4年度木更津市一般会計予算の新規事業等概要は次の通り。
新規以外は継続。
《総務費》
▽ICT活用事業費52,511千円(市52,511千円)=本市の現状に即したデジタル技術の活用や、業務の見直し・可視化等をすることにより、行政事務のデジタル化推進を図るための経費。
▽庁舎整備事業費3,597千円(市3,597千円)=令和7年度の新庁舎移転に向け、具体的なフロア計画や会計書類などを作成するための経費。
▽岩根人道跨線橋エレベーター設置事業費(190,568戦円(県40,000千円・市150,568千円)=JR巌根駅のバリアフリー化を図るため、岩根人道跨線橋にエレベーターを設置するための経費。
▽市制80周年記念事業費 30,000千円(市30,000千円)【新規】=令和4年11月に市制施行80周年の節目を迎えるにあたり、先人に敬意を表すとともに、まちの未来ビジョンを市民や事業者の皆様と共有しながら、新たな時代にふさわしいまちづくりのスタートとなる記念事業を実施するための経費。
▽まちづくり支援事業費23,582千円(国21,582千円・市2,398千円)=中心市街地の再生および災害につい良い街づくりを目指し、公共施設(文化芸術施設、防災公園等)や商業施設の整備などの具体的な方策を示す「まちづくり基本計画」の策定について、防衛業のまちづくり支援事業の活用によって実施するための経費。
▽木更津スポーツフェスタ事業費4,070千円(市4,070千円)【新規】=木更津市制施行80周年記念事業協賛事業として、日常的にスポーツを行ていない小学生やその保護者を中心とした「初挑戦」をキーワードに、野球、サッカー、テニスの他、オリンピック・パラリンピック競技種目の体験イベントを実施するための経費。
▽こころのプロジェクト「夢の教室」事業費3,263千円(市3,263千円)=スポーツや文化、芸術などの分野でトップレベルbの著名人を特別授業講師「夢先生」として迎え、実体験に基づく活きた言葉や実技を通して、スポーツなどがもたらす勇気や感動、夢を持つことの大切さ等の授業を、私立中学2年生を対象に実施するための経費。
▽ちばアクアラインマラソン事業費17,000千円(市17,000千円)=令和4年11月6日に実施が予定される「ちば悪ラインマラソン2022」において千葉県と連携し大会を盛り上げるための各種イベント、おもてなしを行うための経費。
▽江川総合運動場拡張整備事業費614,887千円(国512,585千円・債49,300千円・市53,002千円)=令和5年度中に供用岸を予定している野球場及びサッカー場の整備工事を行うための経費。
(続)

伝統的な味噌造りに挑戦

郷土文化伝承 旧安西家住宅で体験

木更津を中心とする西上総の伝統的な味噌造りを体験しようと、郷土文化伝承体験講座『西上総の味噌作り教室』が1月30ン日(日)木更津市太田山公園内の旧安西家住宅で平かえr田。
木更津市郷土博物館金のすず(館長・岩埜伸二)が、市内在住・在勤・在学者優先で参加矢を募ったもので、当日は定員雄20人が参加して伝統的な味噌造りに挑戦した。
始動したのは、大鹿幸恵さん(77)・佐伯信子さん(80)、沼田静代さん(74)。
味噌は奈良時代に中国から伝わったもので、大豆が主体の溝と、麦が主体の味噌に大別され、長い歴史の中、農耕民族である日本人の食文化を支えてきた。
千葉県でも上総地方と下総地方で製造過程の違いがあるそうだ。
普通は、大豆・米・麦などを蒸して搗(つ)き砕き、麹(こうじ)と塩とを混ぜて桶に入れ、発酵させてつくる。
この日は、ビニール袋に米麹を小分けしてつぶして、一つの袋にまとめて塩を入れた。
大豆もビニール袋に小分けしてつぶした。
仕上がりが一つ容器にまとめて、12月6日まで寝かせて発行するのを待つ。
そして出来上がった溝は参加者に渡される。
参加社は「出来上がりが楽しみです」と話していた。

電子オルガンを作ろう

木更津高専 公開講座に小中学生

木更津工業高等専門学校で先頃、公開講座「電子オルガンを作ろう!」が開催された。
木更津市内のほか、県内在順夫小中学生12人が参加し、同校電子制御工学化が開発した電子オルガンの制作に取り組んだ。
最初に指先サイズのコンピュータ(マイコン)が音を出していることを確認した後、正しいはんだ付けの方法について学び、アシスタント学生とともに「はんだ付け」の練習をした。
その後、手のひらサイズのオリジナル基板にマイコンやスピーカー、電池ケースを「はんだ付け」し、鍵盤シートやアルミテープを取り付けて電子オルガンを完成させた。
出来上がった電子オルガンから音が出ていることを確かめると、参加者から「はんだ付け」が難しかったが、楽しかった、日ごろ千代宇したことのない道具を使って貴重な体験ができた、またやりたいとの感想が寄せられ、非常に高い満足度が得られた様子だった。

社会福祉にと

木更津家庭教会が寄付

木更津家庭教会(代表・境谷敏樹)は1月25日、社会福祉事業に役立ててほしいと、2万円を社会福祉法人木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)に寄付した。
木更津市社会福祉協議会では有効に使わせていただきますと、感謝の言葉を述べた。

地元182人最多更新

31日県発表コロナ 木71、君52、袖43人

県によると、君津チキでは1月31日、4市合わせた新型コロナウイルスの新規感染者が182人確認された。
これまでの最多166人を16人上回り、過去最多を更新した。
各市の内訳は、木更津市が71人、君津市52人、袖ケ浦市43人、富津市16人。
このうち君津市は過去最多を更新。
木更津市と袖ケ浦市は共に過去2番目の多さだった。
昨年12月1か月間の感染者総数は、木更津市が7人、袖ケ浦市4人、君津市と富津市はゼロ、地域総数は11人と少なかったが、今年1月の月間総数は木更津市が897人、君津市619人、袖ケ浦市514人、富津市225人、地域総数2255人。
感染が急拡大した昨年8月1か月間の総数は木更津市が674人、君津市353人、袖ケ浦市234人、富津市190人、地域総数1451人で、当時をはるかに超える感染者数となっている。
クラスター(感染者集団)も2件発生。
県立木更津高校(木更津市)で生徒6人、君津健康センター(君津市)で職員11人の感染が判明した。
富津市は職員1人(市内居住、男性)の感染を発表。
他の職員に濃厚セ職者はおらず、市役所は通常通り業務を継続する。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が2612人、君津市が1393人、富津市が608人、袖ケ浦市が1152人に増えた。
県内では同日、2人の死亡と、3344人の感染が新たに判明。
プロバスケットボール男子Bリーグの「千葉ジェッツふなばし」(船橋市)など新たに9件のクラスターも確認された。

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