地域環境の美化を図る 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2020年11月25日発行

地域環境の美化を図る

市生き生きこども地域活動促進事業
木一中生徒等 花いっぱい運動実施

木更津一中学区住民会議(会長・高木厚行氏)主催に「花いっぱい運動」がこのほど、行われ、木更津第一中学校生徒40人、教職員が参加した。
同事業は、木更津市が、子どもたちが、心豊かで的確な判断を持ち、生きる力を備えたくましい人間として成長していくためには、体験活動機会を意図的に作りだし、自主的に体験活動を促進する地域環境の整備を図ることが必要とし、「青少年育成木更津市民会議」に対する委託事業として実施し、各地区住民会議が、地域の事情に即して事業を展開しているもの。
当日は、午前9時に木更津第一中学校昇降口前に集合し、美会員が中心となり始めの会を行い髙木会長や星野隆弘中央公民館館長の挨拶や作業の説明があった。
その後、参加した全生徒と教職員でプランターのパンジーの苗植え作業を行い、苗植え作業終了後、完成したプランター21台を、木更津郵便局本局、吾妻郵便局、木更津市中部地域包括支援センター、はぎわら病院に届けた。
今後届け先を増やしていく予定。
ボランティア委担当の本吉昌也教諭は、「コロナ禍のため、今年度はこの花いっぱいのボランティア活動しか実施できなかった。同活動を行うボランティア委を募集したところ、100人近くの生徒の参加希望があった。
日ごろ、お世話になっている地域に少しでも恩返しができれば、という思いだったようだ。
このような活動を通じて、地域との連携が深まり、生徒たちに奉仕の精神が育てば嬉しい」と語った。

全域で避難所開設訓練等

木更津市29日に 市役所に対策本部

木更津市では、今月29日(日)に市内全域を対象とした「避難訓練」を実施する。
駅前庁舎8階の防災室に対策本部を設置し、市内46か所(公民館、小中学校体育館、金田地域交流センター他)で、避難所開設訓練を行う。
各会場に市職員2人が派遣され、地域住民とともに(見学のみもある)、地域の状況及び、新型コロナウイルス感染防止等も含めた、避難所の開設や、円滑な避難所運絵についても意見を出し合う。
また市の同訓練に合わせ市内6地域「鎌足地区、岩根東地区、八幡台地区、岩根西地区、大久保地区、清見台地区(一部済)」では、地区独自の避難訓練を行い、地域の連携を深める。
自然体を対象にした同訓練は昨年に続き2回目だが、今回はコロナ禍にあり、「自分を守り、他人も守る」、自助・共助・公助の役割確認や連携など、一層の緊張感を持った訓練が実施される。

ワールドフェスティバル

グローバル化に対応する教育環境の構築
富来田小学校 ALTが異文化等紹介

木更津市立富来田小学校(校長・相場明彦、児童数173人)では、20日(金)、3.4時間目に木更津市内の外国語講師(ALT)12人(8か国)が集まり、異文化に触れることや外国語でのコミュニケーションを行った。
この学習のねらいは、異文化理解を深める中で、広い視野に立ち、言語、文化等の違いを超えて関係を構築する能力を養ったり、他社を尊重し、協働するためのコミュニケーション能力等のグローバル化に対応した資質・能力を育むことにある。
授業は2人ずつの外国語講師が各クラスに分かれ、各教室で行われた。
内容は自己紹介や出身国の話や日本との文化の違い、質問コーナー等、日ごろなかなかふれることができないことばかりで、児童たちは興味、関心が高まっていた。
児童の感想から、1年生は初めて外国の人たちとふれ、「はじめはどんな人だろうと思ったけど、とてもやさしい人たちだったよ!」とちょっと興奮気味だった。
また、日ごろ、外国語科の授業を受けている6年生は「外国語の言葉を理解することができた!外国語で話すことができた!」と喜んでいた。

木更津市で2人が感染

21日判明コロナ 高校生と60代男性

21日、県内で最多となる109人の新型コロナウイルス感染が判明した。
少なくとも52人の感染経路が不明。
県の発表によると、双日、木更津市で2人の感染が新たに確認された。
同市での感染判明は20日から2日連続、累計患者数は73人に増えた。
何晏線が判明したのは男子高校生と60歳代の自営業男性。
いずれも感染経路不明で、15日発症、20日検査確定(陽性判明)。
発症2日前からの行動歴は男子高校生が自宅、学校、医療機関。
自営業男性は自宅、医療機関。
県では感染者について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
男子高校生が通う県立木更津高校では21日、この生徒の学年を学年閉鎖。
検査の結果、濃厚接触者全員の陰性が確認され、学校での感染拡大の恐れはないとして、翌22日から再開した。
県内では22日に80人、23日には59人の感染が確認された。
両日とも君津地域4市からは出ていない。
23日現在における県内の感染者は6447人(死亡86人)。
木更津市は73人、君津市33人、袖ケ浦市25人、富津市5人。

ミニSLなど楽しいね


木更津こどもまつり 木一小グラウンドで

(既報続き)
木更津の子育て支援・まちおこしなどを目的に、「第17回木更津kどもまつり」が今年も21日(土)午前10時から午後2時まで、あたたかな日差しのもと、木更津駅西口の愛染院境内・駐車場・不動堂・不動堂駐車場、山孝駐車場、木更津第一小学校グラウンドなどを会場に開催された。
新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に今回は、一般個人・団体の出店はないが焼きそば・綿菓子・りんご飴などが売られており会場も限定して実施された。
入場の際にもマスク着用・検温等への協力が呼びかけられ、無事・盛会裏に終了した。
今年のテーマは、~「おうちでラジオ」こどもまつりを楽しもう~で、コロナ禍に対応して同まつりの同時企画として、地元のコミュニティ放送『かずさFM(83.4MHz)』の協力により「ラジオでこどもまつり」が午前10時~午後2時まで、4時間生放送された。
木一小グラウンドにも中継所が設けられ、会場の様子が順次届けられた。
市内中央に住む60歳代女性は「生放送に誘われてきた」と、子どもたちがミニSLに乗車して楽しむ様子をみながら「子どもたちの元気に、こっちも元気になります」を目を細めていた。

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