復興×エールプロジェクト 第1弾「地域の生はちみつ」を使った「花味(はなあじ)たれかつ丼」発売
- 2019/10/26
- 食べる
1/4(土)、木更津市の老舗和食料理店「宝家」より、復興×エールプロジェクト第1弾として平野養豚場(木更津市)の豚肉とワンドロップファーム(市原市)の百花蜜を使用した「花味(はなあじ)たれかつ丼」を販売開始されます。
お客様に地域の魅力を感じていただく為、土地の食材を積極的に取り入れ、地域密着型のメニュー開発に挑戦してきました。
その中に今回の食材である市内唯一の養豚場「平野養豚場」の豚肉を使用したメニュー開発等があります。
台風15号により宝家・平野養豚場はともに大きな被害を受けましたが、復興×エールプロジェクトの企画趣旨に賛同し、同じく台風被害を受けた生産者と共に立ち上がる為、新たに市原の「百花蜜」生はちみつを使用した「花味たれかつ丼」の開発しました。
「花味たれかつ丼」という商品名は、四季ごとに咲く様々な花々から採蜜された「百花蜜」が持つ、四季折々の香りや味わいが感じられるという特徴を「花味」という言葉に込めて名付けました。
宝家特製の醤油タレ、木更津の恵みポークの脂、そして生はちみつの甘さが加わった、奥深い「甘じょっぱさ」が特徴です。
【商品紹介】
花味(はなあじ)たれかつ丼
~木更津の恵みポークを使ったタレカツ丼 市原ワンドロップファームの百花蜜はちみつを添えて~
1500円 (税抜)
【どこで食べられるの?】
宝家
住所
木更津市中央2-3-4
TEL:0438-22-3765)
発売日
2020年1月4日(土)より
(期間限定)
【宝家】
宝家は明治30(1897)年創業。
以来100年以上にわたり木更津伝統の味わいをお届けしています。
アサリ料理をはじめ、東京湾で水揚げした新鮮な魚介類、房総で収穫した野菜など木更津ならではの風味豊かな素材を中心に、厳選したおいしさでお客様をお迎えしており、多くの文人墨客に愛されてまいりました。
木更津出身の「中尾彬」氏は料理への造詣も深く、縁あって宝家のパンフレット屋号書体から献立に至るまでご協力をいただいております。
2019年の台風15号では、敷地内の黒塀の倒壊や瓦の破損、そして長期にわたる宴会のキャンセル等による被害を受けましたが、現在は営業を再開しております。
100年の時を経て受け継がれ、そしてこれからも守っていかなければならないもの。
それは何より”おもてなしの心”だと思っております。豊富な海の幸と旬の食材に恵まれた木更津の味わいをお客様にご満足いただくために、一期一会の精神でお迎えさせていただきます。
【平野養豚場】
木更津市内にある市内唯一の養豚場。
庭先養豚に始まり、1973年にSPF豚の養豚場として開設。
現在は3代目の平野賢治さん、恵さん夫妻が中心となり、抗生物質やワクチンを抑えた豚を飼育。
千葉県の銘柄豚である林SPF豚を1400頭育て、加工品を「木更津の恵みポーク」としてブランド展開しています。
2019年の台風15号では、施設に大きな被害が発生し、また停電で豚舎への送風、飼料を与える設備が停止。
長期の停電による管理不足や高温、ストレスのため、命を落とした母豚や子豚も複数いましたが、SNS等で窮状を知った飲食店関係者らが県内外から連日駆けつけ、手作業による支援でなんとか長期停電を乗り越えました。
感謝の気持ちを忘れずに、日々愛情と情熱を豚たちに注ぎ、現在も全力で復旧作業にあたっています。
【ワンドロップファーム】
市原市にある耕作放棄地だった森をミツバチが暮らせる花と緑いっぱいの里山に再生し、次世代に引き継げる持続可能な農業を目指しています。
ミツバチが集めてきたハチミツを採蜜し、非加熱の新鮮な状態「生はちみつ」でご提供しています。様々な野の花の香りが豊かな、天然の百花蜜をお楽しみください。
「環境に優しいことは楽しいこと」だと体感してもらうために、自然環境や農業を楽しく学べるイベントを開催。有機野菜の詰め放題などができる朝市や、新鮮な有機野菜とハチミツの朝食が楽しめるキャンプ、採蜜体験などを行っています。
台風15号・19号の豪雨による被害で、再生中の里山や蜜源圃場も大きく損壊しながらも、地域の人々と協力しながらみつばちと有機野菜による心地よい里山作りに取り組んでいます。