3RCが国際奉仕事業 他【新千葉新聞】
- 2024/5/18
- ニュース
新千葉新聞2024年5月18日発行
3RCが国際奉仕事業
蒸気滅菌処理設備一台、超音波治療器二台寄贈
木更津東RC タイの病院へ医療機器
木更津東ロータリーグラブ(会長・堀内正人)は、このほど、夕イ王国バンコクにある「パンクティアン老人病院」に医療機器(蒸気滅菌処理設備1台、超音波治療器2台)を寄贈した。
これは、国際ロータリー3350地区(夕イ)のサランロムタープラロータリークラブ、ノーンケムロータリークラブと共同で行われた国際奉仕事業であり、ロータリー財団のグローバル補助金を活用した総額34,300ドルのプロジェクト。
5月10日にバンコクの現地病院で贈呈式が行われ、木更津東ロータリークラブからは四人(堀内正人、近藤直弘、大里光夫、渡邉慎司)が出席し、ロータリーと病院関係者、総勢100人が参加する盛大な贈呈式となった。
バンクティアン老人病院は老人と貧しい人びとのみを対象とした公営病院で、建物は立派なものの。
予算不足から医療機器が相当不足し、外科手術もままならない状態になっており、昨年3月に木更津東ロータリークラブ会員が現地を視察してその状況を確認した結果、今回のプロジェクト実施に繋がった。
贈呈した医療機器が現実に稼働しており、現地の人びとの健康状態の改善に大いに寄与していることを伺って、感慨深かったという。
税務意識の向上を図る
木更津法人会 オークラで定時総会
公益社団法人木更津法人会(会長・加藤智生)の「第50回定時総会」が、今月24日(金)午後4時から(受付け開始は午後3時30分)5時30分まで、オークラアカデミアパークホテル(同市かずさ鎌足)2階平安の問等で開かれる。
その後、午後5時40分から同7時10分まで有明の間で懇親会(立食形式)となっている。
総会の決議事項は、令和五年度事業報告や令和五年度収支決算報告、監査報告、報告事項は令和六年度事業計画、令和六年度収支予算―。
また、功労者等の表彰も行われ、永年の尽力が称えられる。
同法人会の会員は令和6年3月31日現在で2,502人(正会員2,414人、準会員22人、賛助会員66人)。
木更津法人会の基本的指針は、「…税務意識の向上と企業経営および社会の健全な発展に貢献します」となっている。
デジタル時代の消費者力
各市の消費生活センターで相談に
トラブルを防ぐ 5月は「消費者月間」
毎年5月は「消費者月間」。
消費者月間とは、《消費者保護基本法(消費者基本法の前身)》が昭和43年(1968)5月に施行されたことから、その施行20周年を記念して、昭和63年から毎年5月が「消費者月間」と定められた。
今年度のテーマは、~デジタル時代に求められる消費者力とは~。
デジタル化とは、これまで業務において重要な要素のひとつである各種データ(資料)を紙で管理していたものを、電子化(デジタル化)すること。
さらにITの進化により様々な、ヒト・モノ・コトの情報が繋がることで情報の共有の簡略化を可能にする。
急速なデジタル化やAIなどの技術の進展で、今、消費者を取り巻く各種取引やサービス、コミュニケーションなども日々変化しており、利便性が増す一方で、多和多彩なリスクも発生している。
消費者自身が、安全で豊かな消費生活を送るためには、デジタルサービスの仕組みやリスクへの理解を深め、情報をうのみにすることなく、情報に対して批判的な思考力、適切な情報収集、発信する力を身につけることが大切とされている。
トラブルの例として、
▽テレビで放映されていた広告情報から、初回のみの格安商品を注文したが、2回目分が一方的に通常価格で送付されてきた。販売元に説明を求めると「定められた日までに解約手続きや2回目以降不要の申し出がなかった」と伝えられ、料金を支払った。
▽新聞折込の広告で衣類を申し込んだが、送付されたものは悪質な素材だったことから返品を申し込んだが、開封後だったことから返品が効かなかった(「開封前お説みください」という説明書を読んでいなかった)。
・・・等々、消費生活センターによると消費者自身のリスク対応不足も多いという。
消費者トラブルは、各市の消費生活センターで相談にのってくれる。
相談費用無料、秘密厳守。
気軽に問い合わせてほしいと呼びかけている。
各市の相談電話は、
▽木更津市(℡0438-56-1529)、
▽君津市(℡0439-56-1529)、
▽富津市(℡0439-80-1287)、
▽袖ケ浦市(℡0438-62-3134)。
▽千葉県は℡047-434-0999。
『御朱印巡り』を実施
参加者を募る 木更津みなと囗散歩
ボランティア「おらほ木更津みなと囗」(加瀬隆氏ほか)では、木更津市まちづくり事業活動として、今月25日(土)午前10時~正午頃まで、木更津みなと囗散歩、『御朱印巡り』~切られ与三郎ゆかりの寺~を実施する。
同事業は、令和禄年度木更津市協働のまちづくり活動支援事業となっており、市内の光明寺や選擇寺が協力している。
木更津が舞台となった歌舞伎演目があるのをご存知ですか?
それは『与話倩浮名の横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)という恋物語。
今回の散歩では、登場人物にまつわるお寺の御朱印を集めながら、周辺のまちの歴史を案内する。
募集人員は先着10人(事前予約制)、参加貲無料、御朱印帳を求める人は別途オリジナル御朱印帳1,500円。
初穂料は一律300円(御朱印を頂く人)
(円渭な金銭の受け渡しを行うため、おつりが出ないよう、用意してほしいと)
コースは、
▽木更津駅西口 逆さ狸「きぬ太くん」像前集合、
▽光剛寺(中央1-3-5)とその周辺、
▽選擇寺(中央1-5-6)とその周辺、
▽木更津駅で解散。
募集は完全予約制となるので、QRコードで申し込んでほしいとしている。
問い合わせは
oraho.kisaraxu.minatoguchi@gmail.com
荒天の場合は中止の判断をする劣合がある。
中止と判断した剔合は登録のメールアドレスへ開催2日前に連絡する。
不要食品の寄付を募る
フードバンクちば 君津地域の受取囗
「フードバンクちぱ」(千葉市中央区)では、家庭で不要になった食品の寄付を募る『第36回フードドライブ』を、今月20日(月)から6月28日(金)まで県内全域で実施する。
千葉県社会福祉協議会共催、県内の42社会福祉協議会協力。
フードドライブとは、家庭で余ってしまった食品を回収する活動のこと。
様々な食品が集まるため、生活に困っている人々の多様なニーズに役立っている。
寄贈は缶詰一つ、お菓子一つから可能で、小さなアクションが食品ロスの削減や困窮した人々の支援へとつながる。
前回は約13.6トンの食品を集めることができたという。
受け取り窓口は「フードバンクちぱ」のほか県内約百か所に設置され、地元4市では各市社会福祉協議会など計6か所で対応する。
詳細は次の通り。
◎寄付を募る食品
▽主食になるもの
▽レトルト食品
▽インスタント食品
▽缶詰・瓶
▽菓子・飲料・べビーフード
▽贈答品(お歳暮・中元等)
▽乾物・調味料・各種防災食など。
◎注意点
▽賞味期限が明記され、かつ2か月以上あるもの、常温で保存が可能なもの
▽未開封であるもの
▽破損で中身が出ていないもの
▽米は2022年(令和4年)、2023年(令和5年)度産。玄米可。
◎預かれないもの
▽生鮮・冷凍・冷蔵品
▽医薬関連食品
▽アルコール類
▽ペットフード。
◎寄贈方法=受け取り窓口へ回収期間内(5月20日~6月28日)に持参するか「フードバンクちぱ」まで送付する(送料自己負担)。
◎送付先=〒260-0835、千葉市中央区川崎町60(花の駅そが内)、「フードバンクちぱ」。
【君津地域の受け取り窓口】
▽木更津市社会福祉協議会(木更津市潮見2-9)℡0438-25ー2089
▽君津市同(君津市久保3-1-1、保健福祉センター3階)℡0439-57-2250※通年開設
▽富津市同(富津市下飯野2443、市役所内)℡0439ー87ー9611
▽袖ケ浦市同(袖ケ浦市飯富1604、社会福祉センター内)℡0438-63-3888
▽君津ふくしネット〈中核地域生活支援センター〉(富津市青木2-16-14、アーバンスモトル秋山101)℡0439-27-1482
▽房総君津教会日曜学校(君津市中野5-14-34)℡0439-2-24※土曜午後零時~5時のみ
問い合わせは「フードバンクちぱ」へ(℡043-301-4025、平日午前10時~午後5時)。