PR大使に中尾氏再任 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年11月29日発行

PR大使に中尾氏再任

第4期木更津PR大使委嘱状交付式
木更津市が採納式 美術作品38点寄贈

木更津市は27日、『第四期木更津PR大使委嘱状交付式』を駅前庁舎8階・市長応接室で行った。
これは、2021年11月3日から2年間、第三期木更津PR大使として木更津市出身の俳優・中尾彬氏(81)と、人気ロックバンド氣志團の綾小路翔氏(44)が就任しているが、任期満了に伴い、引き続き第4期PR大使として2氏が就任を快諾したもの。
綾小路氏はスケジュールの都合で当日は欠席だった。
交付式には、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、調部昌弘教育長、渡辺則行市長公室長、秋元淳教育部長など関係者が出席した。
渡辺市長から中尾氏に委嘱状が交付され、記念品として木更津市の特産品が贈呈された。
第4期PR大使の任期は2023年(令和5年)11月3日~2025年(令和7年)11月2日までの2年間。
このPR大使事業は2017年(平成29年)から行われており、中尾氏は1期目から就任している。
渡辺市長は、昨年の市制施行80周年の記念事業や今年のアクアコインの支払い完了時に流れるメッセトジボイス「いいねえ、木更津」などへの協力に深く感謝し、今後も一層の協力を願った。
これに応え中尾氏は「引き受けたからにはふるさと木更津のために何でもできることはやります」と意気込みを語り、久しぶりの帰省で「木更津が明るくなった。いい雰囲気の今の街並みなどを写真に残しておきたいね」などと話を弾ませた。
この後、中尾氏は30年ほど前から収集していた美術作品の一部、38点を「木更津市の文化・芸術の振興に役立ててもらいたい」と寄贈(目録)した。
市では、これらの美術作品を、《中尾コレクション》として市民などに鑑賞してもらう展示会等を企画するという。

「書の甲字園」地元入賞者

地元高校生も入選

「第32回国際高校生選抜書展(書の甲子園)」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の実行委員会は27日、審査結果を発表した。
海外15か国・地域を含め、10,611点の応募があり、入賞・入選2041点が決まった。
入賞作品は来年、神戸市で展示する。
地元関係の入賞者は次の通り。(敬称略)
《個人の部》
▽優秀賞=小俣柚希(拓大紅陵)
▽秀作賞=堀切百華(袖ヶ浦)
▽入選=大木愛子(木更津総合)、小泉優芽、五十嵐茉穂、山囗るな、鶴岡海来、柴崎あおい、菊池結衣、松野愛子、田中毬巴(以上袖ケ浦)、川名ひなた、森田美紅、川本心結、福原美結、鈴木柊乃、高橋怜斗、大槻凛(以上拓大紅陵)、渡邉歩佳、苅込高彬、吉田美玲(以上志学館高等部)
《団体の部・南関東地区》
▽優秀賞=袖ヶ浦高校、拓殖大学紅陵高校

食べて学ぶSDGs

食品関連企業が植物性食品の調理実習
太田中学校 生徒に食育の出前授業

木更津市立太田中学校(校長・藤本佳子、生徒数699人)では、22日と24日、一般社団法人PlantBased Lifestyle Labの会員企業である株式会社パソナクループと八千代エンジニヤリンク株式会社、カゴメ株式会社が、2学年の生徒を対象に食育の出前授業を行った。
木更津市教育委員会では、「食」に関する指導の充実、健康的な生活習慣の定着をすすめている。
太田中学校では食育の一環として、またSDGsについて学ぶ貴重な機会として、今回の出前授業の趣旨や意義に賛同し、打ち合わせを経て、今回の授業実施となった。
SDGsの講義では、牛を飼育するためにどれほどの水が必要になるのか、飼育飼料を生育するためにも莫大な水を必要とすることが、地下水の枯渇にもつながっているなどグローバルな視点で持続可能な「食」について考えることができた。
生徒はコロナ禍において調理実習の経験かなく、ガスコンロの使い方や火加減を知ることからの実習であったが、班ごとに楽しい雰囲気の中で実習が行われた。
プラントベースフードとして大豆ミートのキーマカレーと白いんげん豆とにんじんを主原料とした卵様食品を炊きたてのご飯にかけて試食をした。
「『大豆ミー卜』は伝えられていなければ肉であると思ってしまうほど、大豆ミートのキーマカレーはおいしかった」「卵は半熟のとろとろした感じは卵のようであったが、卵よりあっさりしていて食べやすかった」などの感想が聞かれた。
調理実習として考えたときには、食材を用意し、切る、きざむなどの技能を向上させる献立との併用や献立作成の授業の中に取り入れることもできるなどの応用が期待できる。
太田中学校では、来年度の教育活動の中にどのように組み込んでいくかと話題になるなど、今回の出前授業の今後の広がる可能性と発展を感じたという。

子安クラブSが2連覇

君津地区少年野球 準優勝は根形スターズ

「第39回君津地区少年野球〈新昭和ウィザースカップ争奪〉秋季大会」(君津地区少年野球連盟主催、(株)新昭和共催)が今月5、12、19日の3日間、君津市の小糸スポーツ広場野球場などで開かれた。
同連盟に所属する君津地区4市の25チームが参加。
トーナメント戦の結果、子安クラブスポーツ少年団(君津市)が昨年に続き優勝を決めた。
準優勝は根形スターズ(袖ケ浦市)、3位は畑沢コンドルズ(木更津市)と君津周西クーフブ。
最優秀選手賞は中村隆志選手(子安クラブスポーツ少年団)、優秀選手賞は山田海斗選手(根形スターズ)が受賞、敢闘賞は佐久間龍ノ介選手(畑沢コンドルズ)と波田野塁輝選手(君津周西クラブ)に贈られた。
選手宣誓は相川喜一選手(清川ライナーズ)が行った。
結果は次の通り。
◎1回戦
▽大和田少年野球クラブ10-0袖ケ浦ミラクル
▽青堀少年野球クラブ11-3金田ビッグウェーブ
▽根形スターズ11-0木更津ジャンボ
▽請西ブレーブス11-3八重原ベアーズ
▽畑沢コンドルズ1-0飯野アストロクラブ
▽子安クラブスポーツ少年団-天羽少年野球クラブ(棄権)
▽福王台ファイヤーズ7-0岩根フェニックス
▽君津周西クラブ7‐0木更津モーニンクス
▽神納フレンズ9-2祇園ブルーソックス
◎2回戦
▽大和田少年野球クラブ10-0清川ライナーズ
▽根形スターズ7-6青堀少年野球クラブ
▽若草ファイターズ10-5請西ブレーブス
▽畑沢コンドルズ7-0周南ビーバース
▽子安クラブスポーツ少年団18-0富来田ファイターズ
▽福王台ファイヤーズ9-0中ファイターズ
▽君津周西クラブ6-0昭和少年野球クラブ
▽大佐和BC4-3神納フレンズ
◎3回戦
▽根形スターズ8-7大和田少年野球クラブ
▽畑沢コンドルズ3-2若草ファイターズ
▽子安クラブスポーク少年団11-4福王台ファイヤーズ
▽君津周酉クラブ10-6大佐和BC
◎準決勝
▽根形スターズ11-4畑沢コンドルズ
▽子安クラプスポトツ少年団10-3君津周西クラブ
◎決勝
▽子安クラブスポーツ少年団9-3根形スターズ

「カピバラ温泉」始まる

マザー牧場 いい湯だね~とうつとり

「いい風呂の日」(11月26日)にちなんで、富津市田倉のマザー牧場で、2頭のカピバラが湯につかるイベント「カピバラ温泉」が始まった。
主役のカピバラは今年の秋に1歳を迎えたばかりの「まつぱ」「おはぎ」の2頭。
初めて体験する2頭だが、直径約60センチの風呂おけに入り、10分間ほど打たせ湯を浴びた。
温泉があたたかく、気持ちいいことをすぐに学習し、自ら温泉に入り上手に温泉を楽しんでいる。
まだまだ元気いっぱいなので、時々、もう1頭のカピバラにちょっかいを出したり、スタッフに甘えてみたりと、自由気ままな様子も見られる。
カピバラ温泉は、園内の「ふれあい牧場」で午後3時30分から実施する。
暖かくなり、カピバラが湯に入らなくなる来春まで続けるという。
問い合わせはマザー牧場(℡0439-37-3211)へ。

農業施策やオスプレイなど

木更津市議会 一般質問者と要旨③

「木更津市議会12月定例会」は、28日(火)から12月1日(金)まで一般質問が行われている。
30日(木)は5人、最終日は1人が登壇する。
質問要旨続きは次の通り。
【30日】
◎佐藤修一議員
▽市民参加の推進
①市民ニーズの把握(市民ニーズの複雑・多様化。市民ニーズの把握方法。ほか)
②市民活動(これからの市民活動。市が求める市民活動。ほか)
③市民への情報発信(市民参画の推進。わかりやすい案内。情報発信手段)
▽選挙投票江扣票甬での支援(高齢者への支援。障がいのある方への支援)
◎斉藤高根議員
▽農業行政
①農業施策(農業支援)
②飼料用米(特認品種。市の独自支援)
▽道路行政
①中野畑沢線(中野工区の状況。桜井工区の状況。中央工区の状況)
②東京湾岸道路(実現性)
③市道114号線歩道整備(今年度の状況)
④中里曽根線(袖ケ浦市への接統)
◎近藤忍議員
▽債権管理の一元化
①現在の債権処理(収税対策室の評価。各課での回収状況)
②一元化の諸課題(一元化による課題。システムの再構築)
▽江川運動場の総括
①拡張事業の総括(基地周辺への配置。独自事業の可能性。周辺国有地の活用)
②今後の維持管理(関係諸団体の協力。維持管理費の展望。ほか)
◎鈴木秀子議員
▽オスブレイ問題
①オスブレイの事故
②騒音・低周波の問題
▽市民の足の確保
①新たな交通システム
▽国民健康保険税
①高い国保税の引下げ
▽高齢者の生活
①介護保険施設で働く介護従事者
②買い物支援の対策
▽職員の採用
▽自転車を活用したまちづくり
①自転車用ヘルメットの購入助成。ほか
◎安藤順子議員
▽子育て世代の支援としての保育
①保育園の0歳~2歳クラスの保育料(短時間保育の無償化。ほか)
②保育士の待遇改善
▽木更津産農産物
①木更津産農産物の市内店舗での販売
②木更津ならではの農産物の商品開発(オーガニック商品の取組。お米を使った商品の取組。
【1日】
◎座親政彦議員
▽環境行政
①脱炭素社会の実現(本市の再生可能エネルギーの現状。木更津市地球温暖化対策実行計画)
②ごみ問題(減量化・資源化の取組。不法投棄対策。高齢者のごみ出し支援)
③きみさらず聖苑(供用開始以降の稼働状況等。運営上の問題・課題と対策。周辺市道の整備状況)

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