木更津牛込産牡蠣を出荷 他【新千葉新聞】
- 2021/12/2
- ニュース
新千葉新聞2021年12月2日発行
木更津牛込産牡蠣を出荷
新木更津漁協 養殖で江戸前の旨味
2018年から木更津市内で真牡蠣の養殖業を試験的に開始した「新木更津市漁業協同組合」は、今年11月から、木更津牛込産牡蠣の出荷・販売を開始した。
牡蠣の要職に取り組む同漁協牛込支所の千手清晴氏は若手漁師と協力して「漁師の新たな収入源」となることを目的に、「江戸前」という特徴を活かした「新たな房総のブランド海産物」を目指した取り組みを今後もしていくという。
生産巣に限りがあるため、限定的に販売を開始した市内飲食店での顧客の反応は大変好評。
不漁の続く海苔やあさりを補完しようと、2018年から試験的にカキ養殖を開始し、今期は約1トン(1300個)ほどの出荷を見込んでいる。
生産量がまだすくないため、まずは地元木更津の飲食店数店、ふるさと納税返礼品での販売とし、次年度以降の生産量の拡大に合わせて販売拡大、全国ブランド化を目指したネーミング等を検討している。
木更津の海で採取した下記の稚貝を専用の籠に入れ、潮の満ち引きがある干潟地区で養殖することが大きな特徴。
潮の影響で籠の中で牡蠣同士がぶつかり合い、形がよく深いカップの殻が形成され、肉厚な身となる。
起き祭で海中につるしておく養殖と異なり、東京湾内港の干潟で育てるため、海水の鴛海が薄く、「牡蠣本来の濃厚なうまみが味わえる」「旨味が長く続く」ことが特徴。
東京湾江戸前の旨味が凝縮した牡蠣となっている。
市外線殺菌海水装置で浄化してから出荷するので生食が可能。
牡蠣籠養殖は、海外ではメジャーな養殖方法で、その見た目から「ロングライン方式」とも呼ばれている。
木更津牛込海岸では約50メートルの籠のラインが構築されている。
牡蠣カゴは市中に吊るして管理。
潮の満ち引きを受け「海水から出ている時間」を生むことが木更津牡蠣の秘訣。
支柱に吊るされた牡蠣籠の長さ「ロングライン」が年々伸びていくことが、漁師。地域、自治体、皆の願いとなっている。
木更津市内取扱店(50音順)は、
▽活き活き亭富士見店(富士見)
▽おでんとさかなうおべぇ(木更津)
▽ごくりっ(大和)
▽すし処つどい(大和)
▽宝家(中央)
▽ブッフルージュ(大和)
ふるさと納税返礼品(木更津市)=12月上旬~開始予定。
新木更津市漁業協同組合牛込支所(牛込752)千手清晴。
TEL0438-41-1341。
k.sensyu@jf-ushigome.or.jp
同事業はきさr図師産業・創業支援センターらづ-Biz(所長・瀬沼健太郎)が応援している。
個々のレベルの合わせ
木更津市ソフトボール協会が主催
清和大学と木更津総合高校で技術講習会を開催
キアラづsソフトボール協会主催の「技術講習会」が11月28日(日)、木更津市中尾の聖和大学ソフトボール場と木更津総合高校ソフトボール場で開催された。
地域の中学生から壮年まで、ソフトボール初心者からベテランまで約80人が参加。
清和大学ソフトボール部の鈴木恒行監督や、全国大会出場経験のあるkらぶチーム「レッドスパローズ」の現役選手が指導者を務め、聖和大学と総合高校のソフトボール部員が補助員を行った。
参加者全員が集合して開講式が行われた後、総合高校ソフトボール部員の指導でランニングを準備運動をして講習会が開始。
講習会は、投手・内野手・外野手にそれぞれ分かれて、基礎的な技術から人露一人のレベルに合わせて技術指導が行われた。
約3時間の講習が終了した後の閉講式では、講師代表の鈴木清和大監督から講評が行われ、受講者代表謝辞に続き、木更津市ソフトボール協会側で高校時代にはソフトボール部員であった平田悦子千葉県議が挨拶した。
コロナ感染で1年遅れでの開催となった講習会だが、主催した木更津市ソフトボール協会の井之上理事長は、来年以降も継続的に実施していきたいと意欲を示していた。
太田山公園の文化財巡り
太田山公園・恋の森をきれいにする会
ウォークラリー 歴史のある石碑に触れる
木更津市の太田山公園・恋の森をきれいにする会(代表・加瀬隆)主催の~木更津市協働のまちづくり企画・事業~「太田山文化財巡りウォークラリー」が、このほど太田山公園内で開催され、市民や同会会員などが参加した。
加瀬代表を講師に、同公園内の郷土博物館金のすず・前広場(桜の広場)に建立されている忠霊塔や歌碑、記念碑など一つ一つを見て回り、木更津市指定文化財「旧安西家住宅」についても学びを深めた。
また同公園内には様々な広場があることが紹介され、実際に歩いてみると、眺望もよく憩いの場であるが、手入れが行き届入れいない現実も確認され、太田山公園・恋の森をきれいにする絵画定期的に除草や清掃を行っていることなども報告された。
同会では会員が高齢化していることから、同公園に関心を持ってもらい、会の運営に協力してくれる人を募っている。
問い合わせは加瀬代表TEL090-9313-6547。
県内5人感染
コロナ地元はゼロ
県によると、先月30日、君津地域4市で新型コロナウイルスの新規感染sy者確認されなかった。
11月中に判明した地元の感染者数は、木更津市が10人、君津市が1人。富津市と袖ケ浦市はゼロ。
袖ケ浦市は10月8日から、富津市は10月21日から出ていない。
理場県内では、新たに10代から60歳代の男女5人の感染が判明した。
死者の発表はなかった。
同日現在の県内の感染者累計は100469人に増えた。
軽症者用の宿泊療養施設
県が第6波に備えて 君津と浦安のホテル
県は11月29日、新型コロナウイルス感染の「第6波」に備え、新たに、感染者の継承者用の宿泊療養施設として、新たに君津市と浦安市のホテル2施設を確保した。
いずれも12月1日から3月末まで全館一括で借り上げる。
確保したのは君津市の「グランパークホテルパネックス君津」(119室)と、浦安市の「コンフォートスイーツ東京ベイ」(296室)。
これまで9施設、1390室体制だったが、君津市と浦安市の軽451室が追加され、計11か所、1805室知性となる。
県は、「第6波」への備えとして、病床確保計画で宿泊療養施設の目標を2000室としており、目標に向けて、今後も積み増しを図る。
患者の受入れ時期は、今後の感染状況で判断する。
現在、新たなコロナの「オミクロン株」が発生し、日本でも1人が確認されている。
基地対策や教育行政等
木更津議会 きょうまで一般質問③
「木更津市議会12月定例会」は、きょう2日(木)まで、一般質問(個人質問)が行われている。
質問要旨の続きは次の通り。
【2日】
◎大村富良議員
▽基地対策
①オスプレイ暫定配備(暫定配備の開始日。他)
②基地運用の影響に伴う課題の対応(夜間早朝等の僧院や振動の対応。他)
▽高齢者福祉の充実
①地域包括ケアシステムの深化・推進(現在の取り組み。他)
②地域包括ケアシステムの構成事業(在宅医療・介護連携事業。他)
◎近藤忍議員
▽来年度予算
①骨格予算(骨格予算の法的根拠。他)
②行政改革(システム統合の効果。他)
▽長期的施策
①職員構成(年齢性別構成の解消。他)
②公園施策(都市公園の基本計画。他)
③教育行政(適正配置の検討手順)
◎永原利浩議員
▽安全と安心
①コロナワクチンの今後の接種計画(第3回目の計画)
②歩行中および横断中の死亡事故発生を防ぐこと(歩行者や横断者は何処で事故に遭っているのか)
▽たばこの分煙
①分煙の重要性(非喫煙者にと手のタバコの煙。嫌煙権と喫煙権)
◎堀切俊一議員
▽学校教育
①有機米給食提供事業(木更津産コシヒカリから変える理由。他)
②小中学校の特別教室へのエアコンの設置(校長室等からの設置の要望への対処)
③「木更津市立小学校および中学校管理規則」の見直し
▽基地対策
①「木更津駐屯地に関する協議会」<令和3年10月19日実施>に対する市の認識
②環境部実施の久津間地区での騒音・低周波測定
▽パークベイプロジェクト
▽アクアコイン事業
▽下水道事業
(終)