資材や飼料等価格高騰 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年7月8日発行

資材や飼料等価格高騰

困窮の農業生産者に緊急支援対策を
木更津市農業協同組合 市等に緊急要望書提出

木更津市農業協同組合(代表理事組合長・石渡肇、以下JA木更津市)は5日、木更津市と市議会に対し『農業用生産資材及び史料・燃油等価格高騰に関する緊急要望書」を提出した。
駅前庁舎8階の市長応接室での要望書提出には、石渡組合長、善場稔常務理事、石井恵一常務理事、山口守弘理事、斉藤高根理事、石渡善則営農部長、佐生恵一郎総務部長など関係者が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、佐伯一経理部長、農林水産課ほか、市議会からは重城正義議長、草刈慎祐副議長などが出席。
石渡組合長から渡辺市長、重城議長にそれぞれ緊急要望書が手渡された。
席上、石渡組合長は、~終息外まだ不透明な長引くコロナ禍と、ロシアのウクライナ侵攻、急激な円安は原油価格の高騰を生み出し、農業生産資材も前例を見ない値上がりである。
さらに中国国内の政策的要因と併せ、肥料の需要は逼迫、資料なども特にトウモロコシ等はほとんど入ってこず、畜産農家は困窮している、
その一方で込めの価格は依然低価格であり、農業生産者の自助努力だけでは到底解決できない。
~などと農業の現況を報告し、緊急要望となった旨を説明、挨拶した。
なお、この緊急要望は、現在、全国農業協同組合連合会を中心に全国一斉に地元自治体や都道府県、国への行われているが、明確な対応や小哀悼はまだ打ち出されていない。
木更津市に提出された緊急要望書の内容は、《肥料・段ボール等の農業用生産資材及び、飼料・燃料等の高騰による生産コストの増大に対し、農業者が営農意欲を失うことのないよう、持続可能な農業経営に向けた緊急支援対策について要望します》~というもの。
これを受け渡辺市長、重城議長も「農業は木更津市の経済を支える基幹産業であり、農家の皆さんの厳しい現況は十分認識している。国や県緒動向も見据え、被害の支援をしっかり考えていく」などと回答、国内外の不安定な情勢及び暑さの中で、生産に励む農業者の苦労に感謝した。

ウクライナ救援金

木更津市の寄付者

日本赤十字社で実施している「ウクライナ人道危機救援金」に寄付した木更津市関係は次の通り(社会福祉課で6月10日まで受付分・公表希望者)。
▽かずさジュニアオーケストラ・6,000円
▽清見台分団(内堀)・12,627円
▽第2分団桜町班・貝渕班・15,000円
▽木更津市地区奉仕団・16,427円
▽清見台分団・8,500円

笑顔・平和を発信しよう

3年生対象、デザイナーの教育講演会
木更津二中 講師は鶴田能史さん

木更津市立木更津第二中学校(校長・高橋達之、生徒数・469人)では、このほど、デザイナー・鶴田能史(つるたたかふみ)さんを講師に招き、3年生を対象に教育講演会を開催した。
鶴田さんは「木更津市制施行80周年記念事業~KISARAZU COLLECTION 2022~」で、ファッションショーを監修しているデザイナーである。
鶴田さんは「世の中すべての人へ。みんなだ分け隔てなくオシャレを楽しめる服」をコンセプトに、ファッションデザイナーとして活躍している。
講演では、実際に生徒にデザインさせる中で、思い込みを覆したり、もっと自由な発想に挑戦するよう提案した。
そのアドバイスを受け、自由に描いたデザインは、色遣いや全体的な構成に独自性が生まれ、それぞれの作品の変容ぶりに、生徒自ら驚く様子が見られた。
講演の中では、鶴田さん自ら、障がい者とともにファッションショーを企画、開催したことについて触れ、自らの実践も、自由な発想に由来していることを語った。
講演後、生徒からは「ファッション、デザインを通してみんあが自分を表現できるような社会ができたらいい」「もっと柔軟な考え方で私なりに生きていきたい」といった感想が聞かれた。
美術家でもあり、「木更津市制施行80周年記念事業~KISARAZU COLLECION2022~」選考委員でもある永嶌すみ江教諭は「固定概念を覆す自由な発想を大切にしてほしい。時代に求められる新たな社会づくりに貢献できる人材を育んでいきたい」と語った。
お互いの個性を認め合う安心感が漂う雰囲気の中、笑顔で鶴田さんと記念撮影を撮り、講演会の幕を閉じた。

じゃがいも収穫祭 木更津市富来田地区畑地で

里山農業体験塾 小学生等を募集

木更津市制施行80周年記念事業(市民実施事業)として、里山農業体験塾主催の「じゃがいも収穫祭」が、今月16日(土)午前10時~正午まで(集合は午前9時20分)、富来田地区丹原畑地(木更津市真里谷4519隣接地)で開催される。
集合b所は富来田公民館で、収穫会場へ送迎する。
募集対象は木更津市内小学校に通学している1年生から6年生、15組程度(保護者同伴で計30人)。
参加費は1人500円。
体験内容は、現地でスタッフと交流ゲーム、じゃがいも掘りイベント、みんなでポテト料理(じゃがバター、フライドポテトなど)。
徐事情により当日変更する場合がある。
持ち物は、手袋、移植ごて、汚れてもいい服装、飲み物、タオル、敷物、日傘、虫よけ、着替えなど。
応募方法は富来田公民館まで、次のいずれかの方法で申し込む。
TEL0438-53-2027
FAX0438-52-2079
Eメール fukuta-k@city.kisarazu.lf.jp
応募期限はきょう8日(金)まで。
里山農業体験塾とは、地域協力のもと、木更津市協働の街づくり活動支援事業の認定を受け、これからの農業の持続可能な運営、担い手育成などを楽しみながら研究している団体。

第63回魁心書法院展

イオンモール木更津 幕田氏の講演会も

「第63回魁心書法院展」が今月22日(金)~24日(日)午前10時~午後6時(最終日4時)、イオンモール木更津2階イオンホールで開かれる。
入場無料。
魁心書法院(主管・幕田魁心、君津市)は、徹底した古典臨書を書の学習法の基本理念として研鑽を積み、自己の書の確立を目指している。
期間中の23日(土)午後1時からは幕田氏による「後援会」が開かれる。
演題は「世界遺産 中尊寺本堂での個展を振り返る」。
なお、新型コロナ感染症の影響等により、同イベント等は中止になる場合もある。

4市合計53人感染

県6日発表コロナ 県内1659人

県によると、君津市域4市で6日(水)、新型コロナウイルスの新規感染者が計53人確認された。
内訳は、木更津市が25人、袖ケ浦市14人、君津市9人、富津市5人。
1週間前の水曜日・6月29日と比較し、袖ケ浦市は変わらず、その他全て増えた。
増加人数は、木更津市が11人、君津市1人、富津市4人、地域総数16人。
同日の地元市の累計感染者数は、木更津市が8915人、君津市4510人、富津市2107人、袖ケ浦市4413人となっている。
千葉県内では同日、1659人の感染が新たに判明した。
死者の発表はなかった。
1日の感染者が1600人を超えるのは4月28日(1777人)以来およそ2か月ぶり。
週間前の水曜日(794人)から2倍以上増えた。
新たなクラスター(感染者集団)は2件発生。

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