地域へ飛び出す活動 他【新千葉新聞】
- 2021/7/6
- ニュース
新千葉新聞2021年7月6日発行
地域へ飛び出す活動
生徒会で馬来田駅清掃ボランティア
富来田中学校 馬来田駅をきれいに
木更津市立馬来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数・88人)では、6月28日(月)、21人の生徒が参加して、馬来田駅清掃ボランティアを実施した。
同校では平成28年度から生徒会を中心に「地域へ飛び出すボランティア活動」を展開している。
小学校の時より地域の人たちに登下校の見守りや学校敷地内などの環境美化等で大変お世話になっているとして、自分たちも何か地域に貢献できることはないだろうかと生徒会で話し合い、自分たちにできることの一つである「馬来た駅清掃ボランティア活動」を年間の計画に入れて実施、後輩たちにも同活動を繋げている。
駅の清掃ボランティアは、駅の周辺、待合室の中や窓、トイレ、ホーム等の清掃を年3回行う計画。
馬来田駅は無人駅でもあり、地域のボランティアの協力に頼るところが大きい。
利用客は多いと言えないが、季節ごとのイベントでは賑わいを見せる。
また、自分たちも高校に通学するようになると、毎日、久留里線を使用するようになる。
富来田にとっては、なくてはならないみんなが活用する馬来田駅である。
「今年も中学生が清掃活動に来てくれた」と地域から感謝の声も寄せられている。
同校では、自分たちの住むふるさと、馬来田駅の美しさを保つためにこれからも活動を続けていきたいとしている。
みなとまり木更津の近代史
房総の地域文化講座 講師は栗原克榮氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、『房総の地域文化講座』が、今月18日(日)午後2時から3時20分まで、木更津市中央公民館(アクア木更津B館3階)多目的ホールで開かれる。
午後1時30分から受付開始。
テーマは『みなとまち木更津の近代史~明治の定期船就航から昭和の築港まで~』。
講師は栗原克榮氏(木更津市史編集部会委員)。
木更津船が江戸との間を往来した江戸時代、蒸気船が東京都の間を往来した明治時代、木更津浦はささやかな船溜まりに過ぎなかった。
やがて明治末期に本格的な木更津港を目指して改定の土砂さらいなどがはじまるが、鉄道開通による影響、災害による破壊により、港湾は不振の時期を迎える。
そして、満4課年余りの歳月を費やし木更津築港が完成したのは、1936年(昭和11年)のことだった。
木更津港の歴史を通して、近代の木更津を広い視野から説明する。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
受講者にはマスク着用などのコロナ感染防止策をお願いしている。
参加申し込み・問い合わせは同会の筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までEメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
アドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
木更津で史上最大雨量
梅雨前線の影響「避難指示」を発令
梅雨前線の影響で県内は、2日(金)と3日(土)、激しい雨に見舞われた。
君津地域や安房地域では、局地的に記録的な雨量となり、大雨警報(土砂災害)や洪水警報が相次いで発令された。
気象庁によると、木更津市で3日夜までの72時間雨量が348.5ミリ、勝浦市で362.5ミリと観測史上最大となったほか、多くの地点で7月の観測史上、最大の雨量を記録した。
県によると、君津市の小糸川と鴨川市の加茂川氾濫危険水位に到達。
南房総市など26市町で避難指示が出された。
避難所を開設したのは、木更津、君津、富津,
袖ケ浦、館山、南房総、茂原、市原、千葉、成田、東金、八街、勝浦、匝瑳などの各市。
2日には木更津市菜公民館及び金田地域交流センターで自主避難者の受け入れを開始した。(当日は自主避難者なし)
大雨で土砂災害の恐れがあるとして、一時最大で30市町に避難が必要となる危険な状態として、「土砂災害警戒情報」が出された。
同情報は5段階ある警戒レベルの④相当出会避難が必要となる危険な状態。
件と調子気象台が発表した。
木更津市では3日、警戒レベル4「避難指示」を対象地域(9972世帯、21,103人が対象)に出した。
清見台公民館と八幡台公民館を避難所として開設。
同日午前8時20分には「洪水警報」発令。
県によると、木更津市と富津市の計2か所の国道が通行止めに。
また木更津市では土砂崩れのため指導4か所が通行止めになった。
交通も乱れ、館山自動車道、圏央道、東京湾アクアラインが一時通行止めに。
館山道では木更津市羽鳥野で崖崩れが起き、車線の一部に土砂が流出した。
内房、外房、久留里線等に運休と遅れが出た。
各地の警戒は、大雨が弱まり、3日中に全て解除された。
木更津で5人等計7人
3日県発表コロナ クラスター関係も
県によると3日、君津地域では木更津市で5人、い光氏と袖ケ浦市で各1人、計7人の新型コロナウイルス感染が確認された。
富津市は出ていない。
クラスター(感染者集団)が発生した木更津市の高齢者施設「グループホームふるさと木更津」では、新たに女性職員1人(80代)の感染が判明。
同施設での感染者は計6人(職員3人、利用者等3人)となった。
新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽80代女性①無職②不明③1日
▽50代女性①自営業②不明③1日
▽30代男性①自営業②その他③1日
▽20代女性①アルバイト②職場③1日
▽80代女性①介護関係者※クラスター関連(市内高齢者施設「グループホーム「ふるさと・木更津」)
【君津市】
▽50代男性①会社員②同居家族③1日
【袖ケ浦市】
▽30代男性①保育関係者②不明③1日
地元4市の3日現在の累計感染者数は、木更津市が699人、君津市が269人、袖ケ浦市は275人に増えた。
富津市132人は変わらない。
同日、千葉県内では2人が死亡、157人が感染しや。
同日現在の県内累計感染者数は、40748人、死亡者は710人となっている。