収穫の喜び農協まつり 他【新千葉新聞】
- 2024/11/19
- ニュース
新千葉新聞2024年11月19日発行
収穫の喜び農協まつり
模擬店や演芸等に大勢の市民が来場
JA木更津市 農畜産物収穫祭賑わう
生産者と消費者が共に収穫の喜びを分かち合う令和6年度「JA木更津市晨畜産物収穫祭」が17日(日)、午前9時からJA木更津市本店で開かれ、晨業はじめ、林業、畜産、水産業など多様な地域溲業活動を一堂に紹介する秋恒例の晨協まつりに、大勢の市民や家族連れなどが訪れ、賑わった。
豊かな土壌と、勤勉な生産者等により育まれた地域の実りが満載で、生産者同士、また生産者と消費者の交流の輪が広がり、地場産品の展示即売やJA職員による各種模擬店、多彩な演芸が華を添えた。
また「第46回農産物共進会」では、生産者が丹精した224点が出来栄えを競い、県知事賞に半沢友洋さん(羽鳥野)のレタスなど10点の特別賞と、奨励賞1点、入賞10点を決定、表彰が行われた。
市を代表する米部門をはじめ農産物は、夏の厳しい暑さが長く続き、降雨が少なかったことなどで苦労が多かったが、共進会では、会員の生産技術の高さと努力で、例年通りの良質の農産物や林産物等が並んだ。
来賓多数が出席した開会式では、石渡棗代表理事組合長(写真上挨拶)、浜田靖一衆議院議員、石井準一参議院議員(代理・山田光男秘書)、渡辺芳邦市長、高橋浩県議、石井徳亮市議会副議長(鶴岡大治議長代理)が、安全・安心な地場産物の消費を呼びかけ、同収穫祭を通して、明日の農業と食糧について考える良い機会にしてほしいと挨拶、杉山孝市農業委員会長、浦杉敬助関東農政局千葉県拠点地方参事官、吉村直美君津農業事務所長、ほか10人が紹介された。
このあと地区別運営委員長の鈴木義信氏、女性部長の鹿嶋恵子さん、青壮年部長の山田和也氏による「クス玉割り」で実りの秋を寿いだ。今回は初めて午前と午後の2回、「紅白もち」の無料配布があり、多くの希望者が長い列を作った。
また来場者は、新鮮な野菜や果物、農産物共進会の品物等を購入したり、米の消費拡大運動(地元産米販売、お米のすくい取り)に参加するなど、多くの模擬店も出て、会場は終日賑わった。
また2階では女性部展も開かれ、手作り手芸品や生け花・文芸作品の展示のほか、手作り味噌では、組合長賞に小倉和美さん(下郡支部)、女性部長賞に前田幸代さん(富来田支部)、金賞に谷澤那美江さん(下郡支部)、手作り加工品では、組合長賞に神谷みつ子さん(キャラメルケーキ、中央支部)、女性部長賞に笹川由紀子さん(あんずジャム、富来田支部)、金賞に山口三枝さん(金柑甘露煮、中央支部)、銀賞に豊田靖子さん(梅干し、下郡支部)、ブルーベリージャムの部では組合長賞に飯塚文子さん(岩根支部)、女性部長賞にすみれ班(中央支部)等が選ばれた。
また祭り寿司なども販売され人気だった。
舞台では、根本喜一朗氏の司会で、木更津総合高校吹奏楽部の演奏で幕を開け、可愛い幼稚園児によるおゆうぎ会、木更津聖嘉館道場生による空手演武、岩佐美咲歌謡ショー(2回)、小学生によるジャズダンス、きものショー、飛び入りカラオケ等が行われ、楽しい一日となった。
共進会コーナーに陳列された矢那園芸研究会の「野菜宝船」は、社会福祉法人邦進会の特養老「かもめの森」(伊豆島)と、社会福祉法人「かずさ萬燈会」(井尻)に贈られた。
共進会の入賞者は2面に掲載。
須藤華さん 志学館高等部 スピーチの部で1位
英語研究発表会県大会 地元関係の入賞者
千葉県高等学校生徒英語研究発表会・県大会が10月28日(月)、県総合教育センターで開催された。
当地区代表として、木更津高、志学館高等部、翔凛高、君津青葉高、君津高、袖ケ浦高の生徒が各部門に出場した。
1年暗唱の部で、地曳翔さん(君津高)が2位入賞、スピーチの部で須藤華さん(志学館高等部)が1位、広田咲希さん(翔凛高)が4位に入賞した。
須藤さんは、千葉県代表として、12月に群馬県で行われる関東甲信越大会に出場予定。
たくましい成長を願い
駅みなと口、ゆりかもめ寺叮分館周辺
笑顔あふれる第21回 木更津こどもまつり
人と笑顔があふれる「第21回木更津こどもまつり」が16日(土)、木更津駅みなと口、ゆりかもめ寺町分館周辺20会場で開催され、行商・回遊・イベントなど157企画で、こどもたちの明るい声が街かどにひびきわたった。
当日はナチュラルバルや木更津駅まつりも同時開催され、終日多くの人出で賑わった。
午前10時から選擇寺(せんちゃくじ)本堂前での開会式では、荒馬座の和太鼓演奏・ぶちあわせ太鼓、木一小合唱部が『翼をください』他を合唱、さらに合唱部とともに、学童保育所「木一小学区れんこんクラブ(130人)」、「木二小ポプラクラブ(100人)」・「南清小サンシャインクラブ(50人)」児童が手話付きで、同まつりの愛唱歌『花は咲く』を大合唱した。
来賓の渡辺芳邦市長は、同まつりの開会を祝し、富士見通りで今、アーケード撤去工事が進められていることに触れながら、「今後、きさらづの海のすぱらしさ、駅西口の魅力を再認識してもらえる街になります。今日は一日、西口地区を賑やかにしてください」などと挨拶、21回の歴史に思いを込め、祝辞を述べた。
宮崎榮樹実行委員長(愛染院住職、写買上右)も同まつりの由来などに触れながら、「こどもたちは失敗を恐れず、逞しく成長してほしい」などの願いを込めて閧催していると挨拶、多くの参加に感謝した。
お母さん音楽隊のファンファーレで開幕、ポプラ一輪車隊(11人)の妙技が披露され、チンドン屋一行が賑やかな演奏で盛り上げた。
木一小グラウンドのミニSL、ジャンボバルーン他、八剱八幡神社のふれあい移動動物園、大道芸ポイントでは子どもたちの歓声がわき上がっていた。
署長賞に3人
高校生の税の作文
「税を考える週間」にちなみ、募集された木更津税務署管内の高校生による税の作文の入賞者は次の通り。
◎木更津税務署長賞
▽「税のイメージ」道祖土滉樹(木更津総合高校2年)
▽「未来を紡ぐ命と税金」佐久間麗那(翔凛高校1年)
▽「税の使い道と支え」中尾苺香(翔凛高校1年)
(敬称略)
葉ボタンを植え華やかに
木更津法人会と君津高校 君津市民文化ホール
きみぷんの駐車場前が青々とした葉ボタンで埋め尽くされた。
去る9日(土)、君津市民文化ホールで公益社団法人木更津法人会と君津高校園芸科1年生による植栽活勁があり、1,000株ほどの葉ボタンが植え付けられ、駐車場の周りが一気に華やかになった。
例年この時期に行われる木更津法人会の花植えの行事で、今年6月にもマリーゴールドなど花の植え付けをおこなったが、それに続き今年度2回目の実施である。
今回も君津高校園芸科1年生のうち22人の生徒が植栽に参加した。
4月に入学してから半年以上経て、園芸の専門科目や農場実習で学んだ知識・技能を思い返しながら、手際よく作業を行っていた。
法人会のメンバーやその家族とも多世代問で交流をもちながら、和気あいあいとした雰囲気の中で、次々と花洌が美しい葉ボタンで一杯になっていった。
園芸科1年・武田妃桜里(ひおり)さんは、「小さなお子さんと一緒に遊んだり、法人会の方とお話したりしながら作業できて、とても楽しい時間でした」と話していた。
最後に木更津法人会担当者より「こんなに早く作業が終わるとは思っていなかった、君高生の協力に感謝したい」と、また君津市民文化ホールの奥倉館長からも「これから盛りだくさんのイベントが控えており、駐車場が華やかになって多くのお客様をお迎えするにあたり、とても助かりました」と感謝の言葉を述べていた。
県知事賞にレタス 半沢友洋さん
農産物共進会 特別賞等の入賞者
第46回農産物共進会の入賞者は次の通り。(敬称略)
◎特別賁(10点)
▽千葉県知事賞=「レタス」半沢友洋(羽島野)
▽千葉県議会議員賞=「きゅうり」吉田美智子(下内橋)
▽千葉県議会議員賞=「ブロッコリー」地曳公伯(万石)
▽君津農業事務所長賞=「キャベツ」平野和江(大寺)
▽木更津市長賞=「梨(新高)」長谷川博(矢那)
▽木更津市農業委員会会長賞=「米(にこまる)」安藤生男(高柳)
▽大一木更津青果株式会社代表取締役社長賞=「大根」千脇浩司(矢那)
▽千葉県農業協同組合中央会代表理事会長賞=「椎茸」横田孝夫(犬成)
▽木更津市農業協同組合代表理事組合長賞=「ターサイ」竹内和義(矢那)
▽木更津市園芸振興協議会会長賞=「キウイフルーツ」秋川弘(真里谷)
◎奨励賞(1点)=「レタス」榎本加代子(下郡)
◎入賞=中山秀子(ミニトマト・矢那)、吉田敏雄(いんげん・下望陀)、渡辺重樹(白菜・矢那)、鈴木裕治(レンコン・長須賀)、岡本雪子(ぷどう〈シャインマスカット〉・矢那)、石渡千鶴(ゆず・曽根)、地曳周嶺(マリーゴールド・万石)、安田一男(米〈ふさおとめ〉・下郡)、今城康夫(フィロデンドロン・真舟)、鈴木正幸(銀杏・真里谷)