危険個所の安全確保等 他【新千葉新聞】
- 2024/11/6
- ニュース
新千葉新聞2024年11月6日発行
危険個所の安全確保等
木更津市毋と女性教職員の会が点検
子どもの健全な成長へ 市長に要望書渡す
木更津市母と女性教職員の会(会長・鈴木奈緒、以下母女の会)による、「2024年度木更津市へのお願いの会~要望書提出~」が、このほど木更津市役所駅前庁舎八階、市長応接室で開催された。
これは例年図会メンバーが、子どもたちの健全な成長を願い、市内19の中学校区を単位に、通学路などを実際に歩き、道路やその周辺の環境点検を行い、「改善してほしい個所」などをリストアップして市に要望するほか、昨年までの要望個所の改善確認などを行っているもの。
この日市長室を訪問したのは、内藤純子きみつ母女の会副会長、鈴木奈緒木更津母女の会会長、初芝小百合同副会長、軽米奈々きみつ母女の会女性教職員代表、吉村久美子千葉県職員組合きみつ支部木更津市組合長、鳥井智芙木更津母女の会教職員代表。
木更津市からは渡辺芳邦市長、廣部昌弘教育長、石井彰一市民部長、吉田究都市整備部長、小高幸男教育部長などが出席した。
同会では昨年度の要望に対し多くの改善に感謝するとともに、今年度も、▽通学路の安全確保と整備、▽危険個所の安全確保、公園・遊び場の管理・拡充、▽学校図書館の充実などを、保護者2,875人分の署名を添えて、要望書を渡辺市長に手渡した。
渡辺市長や廣部教育長は、今年も暑い市の点検活動への協力に感謝するとともに、「皆さんが実際に現場で確認してくださることは大変ありかたい。子供達の安心・安全のためにこれからも、この要望書を元に各担当部署と連携してしっかり対応していく」などと挨拶した。
今年度の要望の概要は、
①信号機の設置13件、
②路面標示(横断歩道や白線、一時停止など)14件、
③路面標示(白線等の引き直し)20件、
④交通標識や看板の設置9件、
⑤木の伐採・除草3件、
⑥ガードレールの設置4件、
⑦街灯及びトンネル内電灯の設置・点検、
⑧その他、地城安全パトロール等の強化への支援継続など23件。
陸自オスプレイ原因究明
与那国駐屯地 離陸時に地面と接触
防衛省統合幕僚監部は10月27日、沖縄県与那国島の陸上自衛隊与那国駐屯地で同日午前11時40分頃、離陸しようとした陸自蚰送機V‐22オスプレイの左翼の下部が地面と接触し、損傷したと発表した。
自衛隊と米軍による大規模な共同統合演習「キーン・ソード」に参加していた。
陸自は今回の事案を受け、27日付で陸上幕僚監部として、事故調査委員会を立ち上げ、事案の詳細について確認を進めている-と、防術省北関東防衛局から木更津市に情報が寄せられた。
木更津市長は、「防衛省は、今回の事故を受けて、陸自オスプレイによる飛行は、飛行の安全が確認されてから行うとのことです。市では、市民のオスプレイの安全性に対する不安を払しょくするため、今回の事故について、原因究明と再発防止の徹底を図るよう防術省に対し要請を行った。市では引き続き、陸自オスプレイの運用を注視し、市民に不安が生じることがないよう取り組んでいく」とコメントした。
また、中谷元防衛相は29日、「地元の皆さんに不安をりえたことは誠に遺憾」とし、陸自に事故調査委員会を設置して原因を調べていることを明らかにした。
10月30日には防衛省北関東防衛局から次のように木更津市に情報提供があった。
陸目V‐22(17機)は災害派遣等の任務による飛行を除き、飛行の安全が確認されるまで飛行を見合わせることとしている。
一方、事故機を除き飛行見合わせの間も、防錆等を目的とした日常の整備点検のため、地上試運転(プロペラ回転・エンジン調整など)を今後定期的に行うこととしている。
現在、航空自術隊那覇基地に駐機している陸自V‐22(1機)については、地上試運転を30日午後に行う予定であり、また今後も定期的に同様の地上試運転を行う見込み。
なお、ホバリングを含め飛行は計画していない。
10月31日に防衛省北関東防衛局から木更津市に寄せられた情報は次の通り。(木更津市が11月1日に発表)
陸自V‐22の事故については、現在、事故原因を調査中。
これまでのところ、航空機の不具合等を記録する器材に、機体の不具合を示すデータは確認されていない。
今後、フライトデータレコーダ等を解析し、器材上のみならず、人的要因や環境要因等、様々な観点から調査を行い、原因究明を行っていく。
引き続き、事故調査委員会のもとで全容の解明・原因究明を早急に行うとともに、適切に情報提供を行っていく。
陸自オスブレイは、木更津駐屯垉に2020年から暫定配備中。
今年6月までに導人予定の全17機が到着した。
2025年7月までに、健設中の(仮称)佐賀駐屯地に移す方針。
和太鼓と篠笛ライブ
木更津市新御堂寺 鈴木淳一さんなど
響の杜企画(代表・鈴木淳一、木更津市)による、和太鼓と篠笛ライブ「霜月の巻~しもつきのまき~」が、あす7日(木)午後2時から、新御堂寺(木更津市本郷3)で開かれる。
小泉なおみさんの篠笛・能管と、鈴木代表の和太鼓演奏を楽しむ。
全席自由。
料金は前売り3,000円(当日500円増)。
心の会会員は500円引き。
チケット申し込みはQRコードから、問い合わせは同企画へ℡O438-71-3458。
みんなみんな生きている!
動物愛護の講師2人を招き話を聞く
波岡中学校 「命の大切さ」講演会
木更津市立波岡中学校(校長・石井隆久)では、10月31日(木)、全校生徒を対象に『命の大切さ』をテーマとした教育講演会を閧催した。
講師として、千葉県動物愛護推進委員の小野真弓さんと、八幡台・羽鳥野愛犬クラブ副代表の村上洋子さんを招いて、『命の大切さみんなみんな生きている!~私たちのそばにいる小さな命~』を題目とした有意義な内容の講演会となった。
保護犬の現状や地域猫活動などの話を通して、人と動物の共生、そして命の大切さについての話を聞き、生徒たちは「命の大切さ」について。しっかり考えるきっかけとなった。
生徒の感想には、「環境や関わる人を人間は自ら変えることができるが、ぺットたちは変えることができない」、「動物は最後まで責任を持って育て、愛情をあげることが大切だ」、「自分かできることや、保護動物たちの環境がより良くなるための工夫を深く考えることができる時間になった」、「講演を聞いて、多くの命を大切にしていきたいと思った」などが寄せられ、「命」について考える学びの場となった。