地道な社会貢献に光 他【新千葉新聞】
- 2024/11/3
- ニュース
新千葉新聞2024年11月3日発行
地道な社会貢献に光
地方自治、産業振興、教育など各功労者
令和6年秋の叙勲 地元から9氏受章
内閣府賞勲局は11月3日付で、「令和6年秋の叙勲」の受章者を発表した。
全国における受章者は、外国人17人を含み3,987人でうち女性は439人。
千葉県関係の受章者は知事推薦の60人を含み195人、うち女性は17人。
桐花大綬章・旭日章34人、瑞宝章161人。
最高齢者は95歳男性。
君津地域4市では、9人(うち知事推薦4人)の功績が認められ栄に浴する。
伝達式は、千葉県知亊が推薦した叙勲受章者のうち、総務省関係叙勲者、厚生労働省関係叙勲者は11月7日(木)午後2時から、県庁本庁舎五階大会議室で執り行われ、その他の受章者は関係省庁等から伝達される。
君津地域4市の受章者は次の通り。
◎旭日双光章
《産業振興功労》
▽嶋野貞雄(72、現千葉県電気工事工業組合理事長、木更津市上烏田)
◎瑞宝中綬章
《教育研究功労》
▽佐藤志美雄(81、山形大学名誉教授、袖ケ浦市蔵波)
◎瑞宝小綬章
《消防功労》
▽和田雅巳(70、元千葉市消防司監、木更津市井尻)
◎瑞宝双光章
《地方自治功労》
▽印東亮(77、元千葉県県土整備部理事、富津市佐貫)
《教育功労》
▽川上清(72、元公立小学校長、君津市大山野)
▽菅野清次(72、元公立中学校長、君津市北子安)
《地方自治功労》
▽服部善郎(75、元木更津市副市長、木更津市清見台)昭和46年12月、木更津市職員として奉職以来、36年4か月の間、豊富な行政経験と卓抜なる識見をもって地方自治発展に貢献、政策調蜷監など要職を歴任。
その後平成20年4月、副市長に就任、2期8年間在職、この間市政の発展、広域行政、地方分権の推進などに尽力した。木更津市鎌足桜保存会の会長も8年間、担った。
◎瑞宝単光章
《郵政業務功労》
▽市原利一(82、元総務事務官、木更津市桜町)
《統計調査功労》
▽藤尾保(74、元各種統計調査員、木更津市井尻)
(敬称略)
税の正しい理解を図る
11日から「税を考える週間」スタート
木更津税務署等 14日は納税表彰式
11月11日~17日は国税庁主催の令和6年度「税を考える週間」。
今年の「税を考える週間」では、『これからの社会に向かって』をテーマとして、国民に日常生活と税の関わりを理解してもらうことにより、納税意識の向上を図ることとしている。
木更津税務署(署長・鶴岡一雄)では毎年同週間に因み、税務懇話会などの各種団体が管内で様々な広報活動を実施して、税についての関心や正しい理解などの啓蒙を行っている。
今年は木更津法人会によるかずさアカデミアホールでの「斎藤佑樹 講演会」(10月20日に実施済み、当紙既報)や、木更津市のオーガニックシティーフェスティバル(11月3日)での「街頭キャンペーン」を皮切りに、各種事業を実施している。
街頭キャンペーンでは「税の標語」最優秀作品を袋に印刷した花や野菜の種を配布する。
主なものは次の通り。
行事内容、( )は主催団体・会場。
▽11月3日(日、祝)午前10時~午後3時=「街頭キャンペーン」(税務懇話会、木更津市の潮浜公園、オーガニックシティーフェスティバル、荒天中止)
▽11月9日(土)午前10時15分~正午=「街頭キャンペーン」(同、マザー牧場)
▽11月12日(火)午前10時~午後4時=「税の無料相談」(千葉県税理士会木更津支部、イオンタウン木更津朝日1階イ。・スコート北側エスカレーター横)
▽11月14日(木)午後3時から=「納税表彰式」(税務署・税務懇話会共催、東京ベイプラザホテル)、「中学生の『税についての作文』表彰式」(納税貯蓄組合連合会、同ホテル)、「『税の標語』表彰式」(間税会、同ホテル)
▽11月15日(金)午後3時30分~午後4時30分=「街頭キャンペーン」(税務懇話会、ジョイフル本田君津店、イオン長浦店)
▽11月16日(土)=「やさしい税金クイズ大会」(法人会・青年部会、イオンモール木更津)
▽11月中旬~下旬=「中学生の税についての作文、小中学生の税の標語、高校生の税に関する作文の作品展示」=(納税貯蓄組合連合会・間税会・税務署共催。
木更津市役所朝日庁舎、君津・富津・袖ケ浦各市役所)
▽11月26日(火)=税務署長講演会(税彰会・優申会、東京ベイプラザホテル)
環境にやさしい米を使用
鎌足小学校で市長ら学校給食の試食会
木更津市が提供 きさらづ学校給食米
木更津市では、令和元年度から、化学農薬・化学肥料を一切使用しないで栽培する~環境にやさしい米~「きさらづ学校給食米®を市内の公立小中学校(全30校)に提供している。
これは、同取り組みを実施することで、SDGsへの貢献や、地産地消や食育の推進、児童生徒が農業への関心を深めることを目的に継統されており、今年で6年目。
今年度は前年より5人多い、市内21人の生産者の協力を得て栽培を行い、白米で約80トンの給食米の提供が実現した。
栽培面積は前年より約7ヘクタール広い、約33ヘクタールにもなっていることから、今年は11月1日から令和7年5月ごろまでの96日間の予定で、週4回の「ごはん食の日」に提供することが可能になっている。
今月5日(火)には鎌足小学校で、学校給食の試食会が行われる。
当日は、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長はじめ、同事業の取り組みに賛同して昨年に引き続き多額の寄付を贈っているポルシェジャパン(株)(木更津市伊豆島)のフィリップーフォンーヴィッツェンドルフ代表取締役社長も招待して行われる。
道路の清掃ボランティア
一般社団法人千葉県建設業協会君津支部
木更津市と袖ケ浦市内 マラソンコース沿道
一般社団法人千葉県建設業協会君津支部(支部長・石村達雄)による社会貢献活動「道路の清掃ボランティア活動」(アクアラインマラソンコース沿道)が10月31日午後、木更津・袖ケ浦市内で実施された。
同支部では、例年地域の環境美化の一環としてこの活動を行っており、今年六月には海水浴場オープンに先立ち、富津市の下洲海岸で行われた。
今年度第2弾の活動は、間近に迫った《ちぱアクアラインマラソン2024》のコースとなる道路の清掃を行い、安全・安心な環境整備を目的に、木更津市と袖ケ浦市内のコース沿道、約18キロで行った。
この日の活動には、県建設業協会君津支部、君津土木事務所、木更津港湾事務所、木更津区画整理事務所、木更津市、袖ヶ浦市、木更津市建設業協同組合、袖ヶ浦市建設センター事業協同組合、袖ヶ浦造園組合、袖ヶ浦市管工事業協同組合、袖ヶ浦市建設センター事業協同組合、袖ヶ浦電業会などの代表約190人が参加した。
旧木更津市役所西側駐車場での開会式で石村支部長や、君津土木事務所・上野兼道所長、渡辺芳邦木更津市長、粕谷智浩袖ケ浦市長はそれぞれに、~マラソン当日は、ランナー1万7,000人や、応援者、大会業務従事者、ボランティアなど総勢20万人ほどの来場が予測されている~などに触れながら、「木更津市や袖ケ浦市を訪れる皆さんが気持ちよく過ごしてもらえるように、歓迎の意を込め、おもてなしの心で作業をしてもらいたい。交通量の多い地域であることから事故防止等に配慮ながら安全第一で!」などと協力を願い、多くの参加に感謝した。
参加者は班編成で約1時間、コース沿道周辺のゴミの回収を行った。
生徒の台湾研修へ補助金
木更津東ロータリーC 木更津総合インターアクト
木更津東ロータリークラブの近藤直弘会長は10月30日、木更津総合高校を訪れ、同校のインターアクト部へ台湾研修参加のための補助金を贈呈した。
この台湾研修に参加するのは、同校の大橋ひよりさんと森悠人さんで、台湾の高等学校の生徒との交流と異文化体験を行う。
インターアクト部は、12歳~18歳の若きりーダーの活力を引き出し、国際感覚を育て、責任感ある世界市民を育てることを目的としている。
今月30日に延期
「いっせんぼく」行事
木更津市は二日に予定していた湧水地「いっせんぼく」(富来田地区)の市民ワークショップを雨のため、今月30日午前8時30分からに延期すると発表した。
問い合わせは市財産活用課℡0438-23-8162へ。
地区文化祭
八幡台公民館など
木更津市の第41回上烏田・八幡台・羽鳥野地区文化祭(実行委員長・青木明)が3日(日、祝)、4日(月、振休)午前9時から八幡台公民館(館長・藤崎仁)等で開かれる。
作品の展示や芸能発表、模擬店、物品販売、体験イベント等実施。
3日は桜井公民館でも地区文化祭開催。
木高サステナブルプロジエクト
イオンモール木更津
木更津高校による「木高KISARAZUサステナプルプロジェクト」が、「木更津オーガニックシティフェスティバル2024」の一環として、きょう3日(日、祝)、午前10時30分~午後4時まで、イオンモール木更津サウスアトリウムで開催される。
内容は普通科1年生によるテーマ発表とジャグリンク部の演技発表。