算数の授業や勉強支援 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年7月25日発行

算数の授業や勉強支援

JICA青年海外協力隊でモロツコヘ
木更津市長を訪問 積田さんが派遣報告

JICA(ジャイカ、独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊として、現地教員としてモロッコのララシュ県教育局へ赴任予定の積田昌子さん(43、現在・木吏津市立高柳小在職中、袖ヶ浦市在住)が23日(火)、木更津市役所駅前庁舎に渡辺芳邦市長を表敬訪問し、同派遣を報告した。
赴任期間は2024年8月~2026年8月までの2年間。
日本出発は8月14日の予定。
市役所を訪れたのは、積田さんと、JICAスタッフの奥村真紀子次長と田中哲平職員。
木更津市では渡辺市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、小高幸男教育部長など関係者が出席して歓迎した。
積田さんは、小学生のころからガールスカウトのメンバーとして活動するなかで、ボランティアや国際交流などに関わりたいとの思いが強くあり、社会人(小学校教諭)となってから、海外から転入した日本語を話せない児童を担当したことにより一層その気持ちが強くなり応募した、と参加の動機を話した。
モロッコでは、現地教員とともに、算数授業の実施を通して、児童の理解度向上への支援、教員の指導法への助言や勉強会の実施支援が予定されている。
積田さんは「学ぶ環境が困難であっても、~学びたい、より良く生きたい~と願う子ども達を支援し、異文化で働き協働することにより、自分自身も学びを深めたい」と挨拶。
現在は現地の言葉(フランス語とアラビア語)の習得に努めており、「現地の人たちと会話できるようになりたい」などと話していた。
渡辺市長は、積田さんの高い志に深く敬意を表し、「今回の経験は帰国後、子ども達や木吏津市の学校教育にも大きな力となる。体調管理を大切にしてください」などと期待を込めエールを送った。

チャリティゴルフを開催

木更津市社会福祉協へ 福祉に58万円寄付

木更津市福祉チャリティゴルフ実行委員会(実行委員長・山村憲一)と木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)主催の「第7回木更津市福祉チャリティゴルフ大会」が、今月4日(木)にアクアラインゴルフクラブ(真里谷)で開催され、148人(計39組)が参加して、スティックさばきを競った。
入賞者(モーニングハーフ=前半九ホールの成績で決定)は次の通り。(敬称略)
【OUTコース】
▽優勝=山田博美、
▽凖優勝=岡村佳泰、
▽第三位=肖木義則、
▽ベスグロ=内村敏郎、
▽ドラコン(一般)=三枝竜太、(女性)=青木幸子、(シニア)=青木義則、
▽ニアピン=江澤昌己、
▽最高齢者賞(全体)=内村敏郎
【INコース】
▽優勝=鬼頭薫、
▽凖優勝=矢野龍彦、
▽第三位=鈴木京子、
▽べスグロ=林正巳、
▽ドラコン(一般)=橋口賢二、(女性)=鈴木里依、(シニア)=伊丹展一、
▽ニアピン=矢野龍彦。
協賛の状況は、
▽協賛者=40団体・企業及び7個人、
▽協賛金=412,000円、
▽チャリティ=101,228円、
▽協賛品=86組(ゴルフ用品、招待券、食品、農産物、日用品、飲料ほか)。
木更津市社会福祉協議会への寄付は、58万円になり、山村憲一実行委員長から鈴木清社会福祉協議会副会長へ、今月23日の実行委員会において則呈された。

木更津総合が4強入り

高校野球千葉大会 きょう東京学館と

第106回全国高校野球選手椎千葉大会は23日(火)、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)と県総合SC野球煬(千葉市稲毛区)で準々決勝四試合が行われ、木更津総合が全国高校選抜大会4強で優勝候補の中央学院(Aシード)を破り、3年ぷりの4強人りを決めた。
準々決勝に進出するのは木更津総合、東京学館、市船橋、市原中央。
試合結果は次の通り。
◎準々決勝
▽木更津総合7-0中央学院(8回コールド)
▽東京学館4-1志学館
▽市船橋10-2拓大紅陵(8回コールド)
▽市原中央7-0東京学館船橋(7回コールド)
木更津総合は序盤こそ、投手戦の様相を呈したが、両者無得点で迎えた5回、井上陸選手(3年)の3点木塁打で先制。7、8回にも2点ずつ加点し、一気に相手を突き放した。
拓大紅陵(Cシード)は、ベスト16で昨夏覇者の専大松戸を倒した市船橋の勢いをとめられなかった。
志学館(Bシード)は、昨夏も4強をかけて争い勝利した東京学館に敗れた。
凖決勝2試合は、きょう25日、同スタジアムで行われ、第1試合(午前9時~)で木更津総合が東京学館と、第2試合(午前11時30分~)で市原中央が市船橘と対戦する。
決勝は27日(土)午前10時から同スタジアムで予定されている。

全ゲノムを高精度に解読

DNA研究所等 小さなトマトを研究

公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は19日、筑波大学、大阪公立大学、国際農林水産業研究センターと共同で、小さなトマト「マイクロトム」の全ゲノムを高精度に解読したと発表した。
マイクロトムは、アメリカで観賞用として開発されたトマトで、非常に小さく、種を撒いてから3~4か月で次の世代の種子を取ることができることから、研究用のモデル品種として使われている。
これまでの研究から、マイクロトムには遺伝的に異なるいくつかの系統があることが分かっていたが、世界に広がった経路や、表現型や遺伝子型の違いについての研究報告はなかった。
そこでまず、アメリカ、フランス、ブラジルと日本の3つの研究機関から六系統のマイクロトムを集めて、かずさDNA研究所が維持してきたマイクロトムの全ゲノムを解読するとともに、6系統の遺伝的な違いや、植物体の形や果実の大きさなどの違いを明らかにした。
さらに、筑波大学が維持してきたマイクロトムの全ゲノムを新たに解読した。
特に、このゲノム解析には、最新のDNA分析技術を利用したため、従来の技術では読み取ることが難しかったゲノム領域の塩基配列を、ほぼ完全に読み取ることができた。
今回明らかになった高精度なゲノム情報を利用することで、トマトをはじめとする野菜頸の新たな品種の育成や遺伝学の研究がより速く進むことが期待される。
筑波大学などが閧発し、世界発のゲノム編集食品として販売されている高GABA含有トマト「シシリアンルージュ・ハイギャバ」も、マイクロトムの研究成果から生み出されたトマトである。
研究成果は国際学術雑誌UNA ResearchとPlant Biotechnologyで、それぞれ6月4日(火)と7月19日(金)にオンライン公開された。

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