災害時の妊産婦等支援 他【新千葉新聞】
- 2024/3/28
- ニュース
新千葉新聞2024年3月28日発行
災害時の妊産婦等支援
応急救護活動及び支援等に関する協定
木更津市が締結 県助産師会と協定
木更津市は25日、一般社団法人千葉県助産師会と「災害時の妊産婦等への応急救護活動及び支援等に関する協定」を締結した。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた締結式には、県助産師会から武田智子会長、佐藤美保子副会長、塩見良子災害対策委員長、市原・君津・安房地区の根岸雄子部会長と吉原幸子会員が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、重城貴浩総務部長、曽田智生総務部次長、古賀佳代子健康推進課長など関係者が出席した。
これは、災害発生時などにおける妊産婦、新生児、乳幼児などへの応急救護活動及び支援等を円滑に行うために、県助産師会などから助産師の派遣、および支援活動に必要な資機材等の支援協力をいただく内容を取り決めた協定。
同会と県内自治体との協定は木更津市が13番目。
武田会長は、「災害時には、妊産婦や新生児・乳幼児などは特に配慮が必要となることから、専門職の視点で出来る限りの支援をしていきたい。協力を惜しまない」などの挨拶があり、渡辺市長も「災害時には男性が中心となる活動が多いことから皆さんの力添えは大変有り難く、心強い」などと深く感謝した。
県助産師会(県全体会員380人)は、県下9地区に分かれて活動しており、このうち市原・君津・安房地区のか委員は29人。
先の房総半島台風では鋸南町で妊産婦などの支援活動を行ったという。
魚類の性転換現象の進化
房総の地域文化講座 講師は須之部友基氏
房総の地城文化を学ぶ会(会長・篠田芳人、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第121回房総の地城文化講座」が、4月21日(日)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で聞かれる。
テーマは『魚類の性転換現象はどのように進化したのか?』~行動観察の成果から~。
講師は須之部友基氏(国立大学法人東京水産大学元教授)。
魚類研究の権威者が、館山湾の魚類を長く調査対象としてきた成果を話す。
魚社会のさまざまな興味深いエピソード、さらに専門分野である魚の性転換!について、その原囚や実態をわかりやすく解説する。
会員でなくても受講できる。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には駐車場がないが、近くの成就寺境内の市借用無料駐車場が利用できる(周辺に有料駐車場あり)。
またマスク着ようなど、コロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏人(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
三木清夢選手が初優勝
柔道の全国高校選手権 無差別級で木総合1年
柔道の企国高校選手権第1日は19日、東京・日本武道館で男女各5階級が行われ、男子無差別級で三木清夢選手(木更津総合高1年)が初優勝を飾った。
男子無差別級では、三木選手が全5試合を1本勝ち。
身長183センチ、体重130キロの体を生かして圧力をかけ、積極的に技を放った。
この階級で兄の三木望夢選手(福岡・大牟田)に続く制覇でもあり、弟の三木清夢選手は、「前に出て、自分のやるべき柔道が出来た」と会心の笑みを浮かべていたという。
翌21日の団体戦でも、頑張りたいと意気込んでいた。
16年間の寄稿に感謝状
まなび支援センターHPに200号記念
木更津市教委 西村堯氏と市原浩氏
木更津市教育委員会(教育長・廣部昌弘)は26日、木更津市の元教育長・西村堯氏(87、にしむらたかし、木更津市高柳在住)と、元校長・市原浩氏に対し感謝状を贈呈した。
贈呈式には、廣部教育長、秋元淳教育部長、上田真里教育部参事、難波秀和木更津市まなび支援センター所長などが出席した。
これは、西村氏が平成19年7月の《「退化」の進化学~ヒトにのこる進化の足跡~》から16年の長きにわたり、木更津市のまなび支援センターのホトムページ上に、『今月の一冊』と題して、毎月1冊、教職員向けに本の紹介を行ってきたもので、今年2月でちょうど200号(冊)になり、それを機に寄稿を終了するということを受け、木教委では「200号記念」と「感謝の意」を込め、感謝状を贈呈したもの。
また市原氏(当日欠席)は、第1号から西村氏の原稿を清書し、毎月、学び支援センターに送付するなど、パイプ役として「今月の1冊」を支えてきた。
「今月の1冊」は教職員のみならず、一般の人々にも根強いファンが多い。
西村氏は、最低でも月3冊以上の本を読み、この中から面白かった1冊をとりあげ、1200~1,600字にまとめて掲載してきた。
「なるべく教育の専門書は避け、人として視野を広げてもらえるように幅広く様々な書籍を紹介してきた」などと振り返っていた。
廣部教育長は、「市民の説書意欲の高揚や市教職員の資質向上などに多大に貢献してくれました。今後も益々ご壮健で、ご指導を宜しくお願いします」などと感謝した。
16年間に紹介された200冊のタイトル、若者、出版社などは木更津市まなび支援センターホームページの「今月の1冊」で見ることができる。
役員と子どもら防災教育
木更津市子ども会育成運協 新インリーダー研修会
木更津市子ども会育成連絡協議会(会長・鈴木清)では24日(日)、「新役員・新インリーダー研修会」を木更津市民総合福祉会館で閧催した。
この研修会は、子ども会活動が地域で活発になるよう、また、子ども会活動が安全に行えるよう、次年度にリーダーとして活躍する高学年の子どもの代表と子ども会育成会役員を対象に毎年開催している。
最初に、子どもたちは、KYT(危険予知トレーニング)を受講した。
具体的な絵(資料)を見て、みんなで話し合いながらゲーム感覚で危険を発見し、その対策を考えた。
子どもたちからは、「危険なところを全部見つけることができなかった」や、「みんなで確認できた」などの感想が聞けた。
役員は、子どもたちが主体になり分担しながら活動を進める子ども会の題営と、側面からサポートする育成会の役割についての講義を受け、その後、意見交換が行われた。
また、子ども会活動を安心して行うための安全共済会についての説明を受けた。
第二部では、日本赤十字社千葉県支部指導員と木更津市赤十字奉仕団に協力してもらい、参加者全員で「防災教育」を受講した。
特に、新聞紙でスリッパ、ゴミ袋でポンチョ、風呂敷リュックなど身近なものでできる防災グッズ作りは、簡単に作ることができ、楽しみながら学べ、防災意識を高めることができた。
同子ども会育成連協では、来年度の加入子ども会を募集している。
ホームページで体験活動の様子などを紹介しているので見てほしいとしている。
問い合わせは市生涯学習課℡O438-23-5278。
木一小教頭に石渡克哉氏
南房総教育事務所 小中高等教頭の異動
南房総教育事務所管内における君津地域四市の小・中・高校、特別支援学校等教職員の異動続きは次の通り。
(敬称陷)
【副校長】
《小学校》
◎新任
▽真舟(習志野市教委)佐藤昌宏
【教頭】
《小学校》
◎転任
▽木一(木二)石渡克峨
▽木二(中郷)石渡渡哲朗
▽周西(清和)酒向薫子
▽周南(上総)山名真貴
▽北子安(外箕輪)小川吉胤
▽外箕輪(周南)宮崎寿和
▽清和(北子安)江里口真紀
▽上総(周西)齊藤朋意
▽環(富津中)永峯省二
▽天羽(大佐和中)小堀由紀
◎新任
▽中郷(富来田)朝倉充輝
▽畑沢(県教委)篠原明
▽佐貫(富津市教委)田口淳和
▽平岡(袖ヶ浦市教委)櫻井伸行
▽蔵波(袖ヶ浦市教委)川中秀明
◎退職
▽須藤宏之(畑沢)=習志野市教委へ
▽榎木武人(木一)=木更津市教委へ
▽川励壱朗(環)=富津市教委へ
▽大久保治彦(蔵波)=袖ケ浦市教委へ
《中学校》
◎転任
▽木一(木二)池田秀一
▽木三(清川)高橋健悟
▽金田(富来田)高島康浩
▽岩根西(波岡)大野晢
▽波岡(金田)織本健作
▽清川(木一)徳重貴浩
▽周西(八重原)松木祐滋
▽周西南(館山総総合高)野口航
▽八重原(周西南)石井聡
▽富津津(天羽)平野睦利
▽大佐和(槇の実支援)関口洋平
▽天羽(天羽小)三平正沢
◎新任
▽木二(木更津市教委)釼持清人
▽富来田(木三)嶌田陽一
▽太田(姉崎高)吉野典利
▽平川(県教委)久島典了
◎退職
▽飯島盛曜(周西)=君津市教委へ
《高校》
◎転任
▽大原(君津)庄司雅和
▽安房(太田中)森田雅則
▽木更津(千葉北)菴木浩幸
▽君津青葉(市原)吉田暁
▽袖ケ浦(木更津東)渡邉秀樹
◎新任
▽木更津(市原支援)永井良美
▽袖ケ浦(県教委)小山雄一郎
《特別支援学校》
◎転任
▽安房(君津)垣屋和利
▽君津(夷隅)坂川裕一
◎新任
▽槇の実(高柳小)二宮正文