創立55周年を祝う 他【新千葉新聞】
- 2023/5/17
- ニュース
新千葉新聞2023年5月17日発行
創立55周年を祝う
坂出東RCとの姉妹クラブ締結35周年
多くの来賓迎えて 木更津東RC記念式典
木更津東ロータリークラブ(会長・大里光夫、以下RC)の創立55周年式典と、香川県の坂出東RC(会長・鎌倉克英)姉妹クラブ締結35周年記念式典が、13日(土)かずさアカデミアホール201会議室で開催された。
同記念事業実行委員会(委員長・鈴木克己)主催。
午後3時の点鐘、物故会員へ黙祷を捧げたあと、国歌斉唱・ロータリーソング斉唱、宮寺順子社会奉仕委員長の開式の言葉で開会。
式典には、浜田靖一防衛大臣、渡辺芳邦木更津市長、森岳・高橋地区ガバナーエレクト、鎌倉坂出東RC会長、君津地域4市の姉妹クラブなど来賓多数が出席して祝意を表した。
木更津東RCは、昭和43年6月26日、木更津RCをスポンサークラブとして、チャーターメンバー33人で創立され、今年55周年。
また昭和63年4月13日、香川県坂出市の坂出東RCと、~「瀬戸大橘(同年4月10日開通)」&「東京湾アクアライン(同年建設工事開始)」~、地域の発展に多大に貢献する「大きな橋」を縁に「姉妹クラブ」を締結、今年35周年を迎えた。
主催者、鈴木実行委長や大里会長は挨拶で、多くの同志に支えられて活発な奉仕活動が継続できたことに感謝し、「この節目を新たな第一歩として、今後も会員一同地域の発展に尽くしていく」などと決意を諳った。
来賓を代表しては鵜沢ガバナーエレクト、浜田防衛大臣、渡辺市長、鎌倉会長などはそれぞれに、危機感を強める世界情勢、多発する国内外の自然災害など様々な社会変化に対応して、世界平和、地域社会の発展、青少年の健全育成など多角的な角度から、長年にわたる奉仕活動を実践する木更津東RCに敬意を表し、益々の発展を期待して祝辞を述べた。
続いて、スポンサークラブの木更津RC(会長・大村富良)へ大里会長から感謝状が贈呈され、姉妹クラブの坂出東RCと記念品の交換なども行われた。
続く記念講演では、渡辺市長が木更津市の魅力などを説明しながらも、今後予測される人口減少を見据えて、人口構造の変化などを映像で示しながら話をした後、『木更津市の未来』をテーマに、木更津総合高校インターアクトクラブ(部長・富永遥人、部員15人)代表とパネルディスカツションを行った。
真板竜太郎同校長もこの様子を見守った。
この後、会場をオークラアカデミアパークホテルに移し、記念祝賀会を行い友好を深めた。
人形たちにありがとう
南房総初夏の風物詩、約3,500体
木更津ひな会 高蔵寺で人形感謝祭
南房総初夏の風物詩「第37回人形感謝祭」が、13日(土)午前11時から、木更津市矢那の坂東第三十番霊場平野山高蔵寺(高倉観音、住職・宮寺光明)で厳かに執り行われた。
木更津ひな会(代表・勝忠男)主催、一般社団法人日本人形協会、高蔵寺、福寿寺、木更津市観光協会など後援。
長い歴史を有する感謝祭は、子どもたちの健やかな成長を見守り、厄払いなどの役目を終え、押し入れ等で眠っている人形たちを敬い、供養する法要。
例年全国のトップを切って開催されており、地元君津地域をはじめ県内外から、思い出多い雛人形や武者人形、鎧・兜、ぬいぐるみなど、当日持参や宅配便で届いたものも含め約3,500体が供養された。
法要には地元選出の森岳県議、高蔵寺の長谷川茂筆頭檀家総代、檀家役員や、市内外からの参拝者などおよそ50人が参列した。
法要に先駆け、勝代表は人形感謝祭を始めた経緯等に触れながら、「人形は人の化身。心あり命あり魂がある。時には身を投じて子どもたちの命を守り、厄を祓い、成長を見守ってくれている。たくさんの思い出に感謝しながら心を込めて供養したい」などと多くの参加に感謝した。
宮寺住職は「人形の優しさによって育まれた子どもたちの健やかな成長と、参拝者の幾久しい多幸を願い、歴史と伝統あるこの感謝祭を受け継ぎ、今後も心を込めて供養させていただく」などと挨拶。
来賓の森県議は江戸時代から行われているという、人形感謝祭の起源などを紹介しながら、地元で受け継がれていることに敬意を表し、「これからも地元として大切に守っていきたい」などと祝辞を述べた。
続いて地元出身、和太鼓奏者・鈴木淳一氏による、般若心経を謳い込んだ「供養感謝太鼓」が力強く打ち鳴らされ、読経が流れる中、参拝者は順次、焼香を行い、感謝と労いの思いを捧げた。
富津市から訪れた森田裕子さんは、「昨年母を見送り、母が買ってくれた雛人形のお陰で娘も無事成長したことに感謝して納めさせていただきました」と話していた。
なお、納めた人形等の焚き上げは環境保全等の観点から行われていない。
同感謝祭は来年も五月中旬に、高蔵寺(℡0438-52-2675)で実施される予定。
風を感じながらフラを堪能
マハロきさらづフラフエスティバル
木更津駅西口 タヒチアン等五団体
~夏の気配が漂う風を感じながらフラを堪能!~
「2023 マハ口きさらづフラフェスティバル」が今月21日(日)、木更津駅西口・きぬ太像前で開催される。
雨天、荒天中止。
企画及びプロデュースーマハ口きさらづ、主催・エンゼルアーティスト実行委員会、後援、(一社)まちづくり木更津、木更津商工会議所、協力、パークス駅西口店、デイリーヤマザキ木更津駅前店。
昨年夏に初閧催し好評を博した同フェス。
今年の内容はフラ(ハワイアンダンス)だけでなくタヒチアンダンスのダンサーも参加するほか、ウクレレの生演奏あり歌ありと更に充実している。
出演は、あーねらフラスタジオ、ケアリイラニーフラスタジオ、リコアロ(スタジオ、ヘイティアレタヒチアンダンス、iKO iKOウクレレ同好会。
「マハ口きさらづ」は昨年、千葉県内で活動する複数のフラスタジオを中心に設立されたフラ振興団体。マハ口とは「感謝、ありかとう」を意味する。
同フェスの詳細情報は上のQRコードから。
問い合わせ先・は、あーねらフラスタジオ・梶千恵子さん(℡090-3092-8441、木更津市)。
1部優勝はさざなみA
木更津市公民館等対抗 卓球大会・団体戦
木更津市卓球連盟(会長・萩原秀彦)主催、「第18回木更津市公民館等対抗卓球大会・団体戦(男女混合)」が13日、木更津市民体育館で行われた。
公民館等で練習を秘む団体(男女70人)が参加。
1部と2部に分かれて日頃の練習成果を競った。
結果は次の通り。
【1部】
▽優勝=さざなみA(鴇田桂子、黒澤裕美、岩野洋子、中村富子、小林哲也、福原靖)
▽準優勝=フレンドリー
▽3位=横田卓球、クリーン君津②
【2部】
▽優勝=ウイングB(三宮実、阿部哨美、酒井直子、高橋寿枝、鎗田初男)
▽準優勝=Lenjoyl
▽3位=クリーン君津①、あすなろB
水道管破裂1件など
第3報を発表 木更津市の地震被害
今月11日(木)午前4時16分頃の千葉県南部を震源とし、震度5強を観測した木更津市では、15日、地震に伴う市内の被害状況第三報を発表した。
(一部既報合む、15日午後4時現在)
▽住居被害=8件(屋根瓦の被害6件、外壁の亀裂1件、ベランダの損傷1件)
▽非住宅被害=17件(市役所朝日庁舎の内壁の一部損傷1件、窓ガラス損傷3件、塀の損傷1件、外壁損傷7件、内壁損傷3件、水道管破裂1件、共有部のヒビ‐1件
◎り災証明書の受付件数=19件(凖半壊に至らない・一部損壊18件、商品破損1件)
◎り災届出証明書=0件
備品等の被害は含まず。
創立70周年記念号
西上総文化会 会報第83号を発行
『西上総文化会報第83号(創立70周年記念号)』がこのほど発行された。
西上総文化会(会長・八田英之、会員約70人)は昭和27年に設立され、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の郷土史愛好家を中心に構成されている。
今回発行の第83号は創立70周年記念号となり、木更津市の廣部昌弘教育長より祝辞が寄せられている。
70周年記念としては、八田会長が「西上総文化会のあゆみ」を振り返り、栗原克榮氏が「木更津市制施行80年-その背景・経緯と課題-」で木更津市の戦中・戦後を俯瞰、鬼形むつ子氏は「郷土愛」で会を通じての郷土への愛着を綴っている。
会員の寄稿による研究論文・随筆は、河野良恒氏「江戸末期、房総の漢詩世界 道化のような吟遊詩人たちの肖像」、八田英之氏「飯野藩領近江伊香郷・丹波天田郡紀行」、諏訪貞夫氏「斎藤昌麿の遺歌集『昌麿家集』についてその1」、上総行氏「請西藩の時事でたどる藩財政抄録」、今葷倍みのり氏「選擇寺境内散策と『こうもり安』の墓 芝居『与話情浮名横櫛』考」、麦野ゆたか氏「袖ケ浦市長浦、海辺のクルマエビ獲り 主に1966年までのこと」、加瀬隆氏「『きさらづ未来会議』について想うこと」、上杉章子氏「無住寺の鎌足桜」、八田英之氏「書評 藤平俊雄著『西上総の石碑を廻る 君津・富津市編』」と多彩な内容となっている。
そのほか、鬼形むつ子、浜名儀一の両氏が俳句を寄せ、やながわ短歌会が作品を、佐伯文紀子氏が会の移動研修を報告する。
会報に関する問い合わせは、事務局の川俣公男氏(℡0438-37-1877)まで。
なお、同会は現在、会員を募集している。