行動制限を行わない考え 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年7月16日発行

行動制限を行わない考え

熊谷知事会見 コロナの感染拡大で

新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、14日に千葉県庁で開いた定例記者会見で、熊谷俊人知事は、現代段階では県民や事業者への行動制限を行わない考えを明らかにした。
受け入れ病床に余裕があることなどを理由に挙げ、「社会経済活動と感染防止の両立を図る」などと述べた。
県内では、6月中旬以降、感染者が急増し直近1週間平均の新規感染者(13日現在)は2522人と、前週と比べ2倍以上となっている。
県は12日時点でおよそ3割がオミクロン株の新系統「BA・5」に置き換わっているとみている。
熊谷知事は「感染状況は予断を許さない。前回(第6波)を超える感染者が出ることも想定している」と述べた。
確保病床の使用率は13日時点で26.5%で、重傷者用の病床には空きがある。
14日、県内では、新たに4097人の新型コロナウイルス感染と患者3人の死亡が確認された。
1日あたりの新規感染者人数が4000人を超えるのは3月3日以来。
高齢者や基礎疾患を持つ人に注意を呼び掛けるとともに、若者を中心にワクチン接種を呼びかけている。

AEDを活用した授業

なれない人体模型に胸骨圧迫をする
木更津第二中学校 心肺蘇生法を学ぶ

木更津市木更津第二中学校では、このほど、中学3年生を対象に、AEDを用いた心肺蘇生法を、保健体育科の授業で行った。
同校では毎年、職員研修の一環で、心肺蘇生の研修を行っており、危機意識の高さを維持している。
今年度は、職員研修の取り組みを、生徒の学びにも広げて実践した。
授業では、倒れている人の発見から、胸骨圧迫、AEDの使い方まで、一連の流れを学習した。
なれない人体模型に、恐る恐る胸骨圧迫をする仲間に、「もう少し右」「もっと体重をかけて」など、自然とアドバイスする姿が見られた。
練習に慣れてきたころ、「小さい子供の場合はどうするのか」「妊婦の場合はどうしたらいいのか」「胸骨圧迫で骨が折れてもいいのか」「一人の場合は、どう対応したらいいのか」など、生徒から素朴な疑問が教師に寄せられた。
授業後、生徒からは「実際に使ってみて、いつも学校で目にするAEDがどのようなものか、知ることができた」「授業を通して、自分も人の命を救える安心感を味わうことができた」などの感想が聞かれた。
同校の森田妙子養護教諭は「救急救命について、関心を高めてもらうとともに、生徒自らも救命救急に携わる準備ができればいいと思い、保健体育科と企画した。『防災教育』や『いのちの教育』とあわせて、本校の大切な教育活動の一つになる手ごたえを感じた」と語っていた。

4市で合計226人が感染

県14日発表コロナ 県内4097人

県によると、君津地域4市で14日(木)、新型コロナウイルスの新規感染者が計226人確認された。
200人を上回るのは2日連続。
各市の感染者数内訳は、木更津市が81人、君津市60人、富津市32人、袖ケ浦市53人。
木更津市は4月14日(104人)以降、最多。
君津市の60人台は2月10日(78人)以来で約5か月ぶり。
富津市と袖ケ浦市は過去最多だった前日から僅かに減った。
1週間前の木曜日・7日と比較し、各市、知己総数のいずれも激増。
増加人数は木更津市が55人(約3倍)、君津市44人(約3.8倍)、富津市22人(約3倍)、袖ケ浦市26人(約2倍)、地域総数174人(約2.9倍)。
同日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が9300人、君津市4743人、富津市2239人、袖ケ浦市4648人となっている。
千葉県内では同日、3人の死亡と4097人の感染が新たに判明。
新規感染者が4000人台となるのは3月3日(4004人)以来で約4か月半ぶり。
1週間前の水曜日(2081人)から約2倍に増えた。
前週の同じ曜日を上回るのは27日連続。
小学校や障害者施設などで新たなクラスターが確認された。

翔凜が勝つ

3校は雨天で中止

「全国高校野球選手権千葉大会」第6日は14日、県総合スポーツセンターや袖ケ浦市営球場などで2~3回戦が行われた。
同日は雨天の影響で9試合が試合途中でのノーゲームや順延となった。
今大会は翌日以降に中断時点から試合の続きを行う「継続試合」は導入していない。
第7日は15日、2~3回戦23試合を行う。
君津地域関係では、同日3回戦が予定されていた木更津総合、拓大紅陵、暁星国際、翔凜のうち、翔凜‐横芝敬愛(袖ケ浦市営球場)の1試合のみ実施され、翔凜が5-1で快勝、4回戦進出を決めた。
3校は15日の予定だったが雨天のため中止となった。(木更津総合のみノーゲーム)

鎮魂込めて冥福祈る

当紙掲載の先人達 今年も新本が来る①

今年も盆の季節を迎えた。
先人達への鎮魂を込めて謹んでご冥福をお祈りいたします。
昨年7月から今年6月まで当紙に掲載された訃報記事よりの抜粋等は次の通り。(敬称略)

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