海のゴミで宝物作ろう 他【新千葉新聞】
- 2022/6/9
- ニュース
新千葉新聞2022年6月9日発行
海のゴミで宝物作ろう
木更津みなとぐちアートプロジェクト
出前ワークショップ 真舟小でプラ板工作
木更津市の市制施行80周年記念協賛事業《木更津みなとぐちアートプロジェクト2022》実行委員会(会長・廣部昌弘教育長)主催、第1回「出前ワークショップ」が7日、市立真舟小学校(校長・北岡由佳、児童数998人)で開催された。
これは、木更津駅周辺の中心市街地の「みなと口(西口)」で、みなとまち木更津のもつ歴史や文化、地域資源に触れ、そこから「木更津らしさ」をイメージした作品を、現代アート作家(アーティスト)と、市民とともに制作し(ワークショップ)、その作品を一堂に展示・公開する取り組み。
総合ディレクターは風戸重利氏(スリーシーファミリア(株)代表取締役)。
真舟小学校では、2年生5クラス(児童154人)が参加、木更津市立畑沢小学校・中学校卒業の美術家・矢成光生氏(53)を講師に迎え、~海のゴミで宝物を作ろう!~をテーマに開催された。
動機悪は、芸術、教育、文化を通して自然破壊や海岸汚染と向き合い、マイクロプラスチックやゴミなどの環境問題について、その現実と向き合い、意識を高めて、SDGs14番目の取組である「海の豊かさを守ろう」と、不要になったペットボトル容器を活用してストラップなどのアクセサリーとして生まれ変わらせるもの。
作業はペットボトルを短冊状に切り、プラスチック板をつくり、そこの油性マジックで色付けや模様を施し、熱で温め、筒状にしてテグスを通しストラップを作るもの。
同活動には同学年保護者など19人のボランティアスタッフが協力した。
児童達の生き生きとした活動に、風戸ディレクターは「完成の高い児童たちにとってプロのアーティストとのコラボ経験は、これからの成長に大きな力となると思う。きっとクリエイティブな能力を育むきっかけとなる」などと期待を込め見守っていた。
ワークショップは同校を皮切りに11月まで行われ、今後も市内の小中学校及び中央公民館にアーティストが出向き、児童・生徒・市民などとともに「考える・つくる・見せる」ことを学びながら、自らの思いを託し、作品を作り上げる。
ワークショップで制作した作品及び講師アーティストの作品展示は今年11月18日~12月4日まで。
スパークルシティ木更津、木更津駅、寺院、各店舗など約20か所を予定。
髙木選手の活躍ねぎらう
出付サッカー代表 渡辺木更津市長を訪問
今年5月に、ブラジルのカシアス・スルで開催された『第24回夏季で不倫ピック競技大会』に出付サッカー(聴覚障害者サッカー)の日本代表として出場し、3試合で5ゴールを決めるなど大活躍した髙木桜花選手(拓殖大学紅陵高校1年)が、6日、木更津市役所駅前庁舎に渡辺芳邦市長を訪問して、同大会の報告を行った。
報告会には、髙木選手と拓大紅陵高校女子サッカー部顧問の坂本美空教諭が来庁。
木更津市からは渡辺市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、鶴岡賢一健m校こども部長など関係者が出席して歓迎した。
席上、髙木選手は、「初の海外遠征・国際試合・大会初出場・15歳最年少など初めて尽くしの大会だったが、3試合にフル出場し、ハットトリックを含み通算5ゴールを決めたが、チームとしては4位でメダルに届かなかったことが悔しかった。この経験を次のワールドカップにつなげたい。これからも日本代表となれるよう頑張ります」などと報告した。
渡辺市長は「髙木選手の大活躍は市としても誇らしい。市民を代表してお疲れ様!といいたい。これからも期待しています」などとねぎらいの言葉と共に更なる活躍を期待した。
髙木選手は、出付サッカー日本代表として、今大会最年少(15歳)で出場した。
同で不倫ピック競技大会には日本、ケニア、ブラジル、アメリカ、ポーランドの5か国が参加。
大会は5月1日~15日までの予定だったが、大会期間中に全体の選手団149人中23人に、新型コロナウイルス陽性者が出たことから、日本代表チームは5月11日以降の全競技への出場辞退を決断し、3位決定戦への出場は辞退、全体4位で試合を終えた。
日本チームの対戦結果は次の通り。
▽日本12-0ケニア(髙木選手4ゴール)
▽ポーランド5-2日本(髙木選手1ゴール)
▽アメリカ1‐0日本
れきおんミニコンサート
木更津市立図書館
木更津市立図書館では、国立国会図書館配信のデジタル音源(歴史的音源)を使ったミニコンサート「れきおんミニコンサート」を、定期的に開催している。
第18回目の今回は、「春はあけぼの、夏は夜」と題した「れきおんミニコンサート」を今月26日(日)午後2時から3時まで同館2階大会議室で開催する。
「歴史的音源」ないに収録の音源から『茶摘み』『夏は来ぬ』『東京音頭』など、夏の曲の紹介を予定している。
定員は30人(事前申込制、コロナ対策で定員内の利用とするため)。
参加希望者は、電話(TEL0438-22-3190)、または図書館窓口で(定員満了まで受け付け)。
興味のある人は参加を歓迎している。
きちんと育ってねと定植
中郷小学校6年生 トウモロコシの苗
木更津市の中郷地区まちづくり協議会はこのほど、木更津市立中郷小学校(校長・長島則彦)の6年生の児童らと、トウモロコシ「味来(みらい)」の定植を行った。
これは、5月11日に、同校の児童らが校庭で種まきを行い、生育した苗を、神谷農園の神谷正美さん及びJA木更津市営農推進課職員の指導のもと、同農園で定植を実施した。
当日はあいにくの天気だったが、児童らは泥まみれになりながらも、一生懸命にトウモロコシに苗を植えていた。
農園以外に、学校でもトウモロコシを育てるため、定植作業が終了してからも、児童らは害虫や鳥獣対策の質問をし、神谷さんらの話に熱心に耳を傾けていた。
収穫は7月下旬の予定。
4市合計32人感染
県7日発表コロナ感染 県内は409人
県によると、君津地域で7日(火)、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で15人、富津市7人、君津市と袖ケ浦市で各5人、4市合わせて32人確認された。
1週間前の火曜日・5月31日(木・31人、君・10人、富・5人、袖・16人、地域総数・62人)と比較すると、富津市のみ増加。
増減人数は木更津市が16人減、君津市5人減、富津市2人増、袖ケ浦市11人減、地域総数30人減。
7日の地元各市の累積感染者数は、木更津市が8554人、君津市4354人、富津市2021人、袖ケ浦市4245人に増えた。
県内では同日、409人の感染が新たに判明。
前週の火曜日から約150人減少。
15日連続で前週の同じ曜日を下回った。
コロナ影響下での地方創生
木更津市議会6月定例会 一般質問の要旨④
木更津市議会定例会は、あす10日(金)まで一般質問(個人質問)が行われている。
最終日の質問概要は次の通り。
【10日】
◎石川冨美子議員
▽新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた地方創生
①新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における地域経済活性化への昨年度までの事業実績、地域経済にどれくらいの効果があったのか)
②第3期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定(策定における基本的な考え方、第3期基本計画との整合性、人口減少・少子化対策)
③企業誘致等(テレワーク推進等に向けた環境整備、移住・定住のさらなる促進)
最終本会議は22日。
ウクライナ人道危機救援金
日赤木更津市支部
木更津市では日本赤十字社が実施している『ウクライナ人道緊急支援金』へ、個人や団体・町内会等から多くの協力があり、5月末合計、103299円の寄付があった。
寄付金を預かっている日赤木更津市支部では、全額、日本赤十字社千葉県支部へ送金する。
寄付者は次の通り。
(氏名公表希望者のみ)
▽坂口惇氏・1万円
▽木更津市文化協会芸能発表会・15480円
▽二中地区シニアクラブグラウンドゴルフ・1万円
▽貝渕健寿会グラウンドゴルフ・15000円
▽港南台1丁目町内会・1万円
ウクライナ共演募金箱の設置場所は
さんかく木更津市役所朝日庁舎・福祉部社会福祉課窓口
▽市役所駅前庁舎・企画部企画課窓口
▽市内各公民館
▽金田地域交流センター
▽市民活動支援センター
雑誌と図書のリサイクルフェア
木更津市立図書館 全8回無料で配布
木更津市立図書館で令和4年度「雑誌と図書のリサイクルフェア」が、今月11日(土)からスタートする。
保存期限が過ぎた等の理由で除籍した雑誌や図書を無料で譲るもので、7月30日(土)まで、全8回実施する。
配布対象は木更津市内に在住、在勤、在学する人。
予約不要、直接会場へ。
配布するのは、雑誌が令和2年に発行されたもの(永年保存雑誌以外)、図書は小説や子供向けの読み物、絵本など。
今年はジャンル別に配布日を分ける。
配布日は6月が11日、18日、25日。
7月は2日、9日、16日、23日、30日(全土曜日)。
残った場合は翌金曜日の午後3時まで配布する。
各日1人図書5冊、雑誌5冊迄。
場所は2階ロビー、午前9時開場。
当日先着順の配布で、なくなり次第終了。
袋は各自で用意。
雑誌の配布予定日は次の通り。
▽6月11日=航空情報、サライ、時刻表、世界の艦船、鉄道ジャーナル、日本カメラ、ふっしんぐ、カフェ、ブルータス、ポパイ、モーターマガジン
▽6月18日=栄養と料理、オレンジページ、CREA(クレア)、日経ウーマン、nonno(ノンノ)、ハッピーノート、美的、Pre-mo(プレモ)、Baby-mo(ベビモ)、MORE(モア)、LEE(リー)
▽6月25日=AERA(アエラ)、科学、週刊朝日、週刊新潮、週刊文春、旅の手帖、ニューズウィーク、ニュートン、発明、BE-PAL(ビーパル)、山と渓谷
▽7月2日=きょうの健康、群像、健康365、小説新潮、小説すばる、新潮、青春と読書、ダヴィンチ、波、本の窓、歴史人
▽7月9日=ゴルフトゥデイ、サッカーダイジェスト、趣味の園芸、趣味の園芸やさいの時間、すてきにハンドメイド、テニスマガジン、ナンバー、武道、ベースボールマガジン、やさい畑、ランナーズ
▽7月16日=エコノミスト、家庭画報、クロワッサン、DIME(ダイム)、日経マネー、日経PC21、婦人公論、婦人之友、プレジデント、ミセス、ゆうゆう、リベラルタイム
▽7月23日=音楽の友、キネマ旬報、きょうの料理、月間碁ワールド、将棋世界、総務省、ダンチュウ、ファイナンス、本郷、ムンディ、UP(ユニバーサルプレス)
▽7月30日=ALPS(アルプス)、ijuinfo(イジュウインフォ)、エッセ、エネルギーレビュー、月刊福祉、正論、世界、住まいの設計、天然生活、のんびる、文藝春秋、フローリスト、MAMOR(マモル)、モダンリビング
同図書館(TEL0438-22-3190)。