配備期間の順守を確認 他【新千葉新聞】
- 2022/2/1
- ニュース
新千葉新聞2022年2月1日発行
配備期間の順守を確認
木更津駐屯地ではオスプレイに搭乗
渡辺市長らが要請 岸防衛相あ木更津へ
1月29日(土)岸信夫防衛大臣が、垂直離着陸輸送機オスプレイが暫定配備されている木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地を訪問し、本格運用に向けた進捗状況などを視察した。
駐屯地を訪れた岸防衛大臣は、「慰霊碑献花」「状況報告」や「施設等巡視」などを行ったあと、オスプレイ「V-22」に東京市東京湾上空などを約15分間飛行した後隊員への訓示、記者会見などを行った。
同日午後2時過ぎ防衛大臣一行は木更津市役所を表敬訪問し、渡辺芳邦市長、重城正義市議会議長、田中幸子副市長、草刈慎祐副議長などが対応した。
オスプレイが暫定配備されて以後、防衛大臣が木更津市を訪れるのは初。
冒頭、岸防衛大臣から陸上自衛隊オスプレイの暫定配備および、日米オスプレイの定期機体整備等への協力に関して御礼の言葉があり、午前中のV-22への搭乗で、「改めて安定したフライトを実感した。今後も引き続き、陸自オスプレイの安全性を確実なものとするため、部隊・隊員の練度工場図る教育訓練を着実に進めていく」などと挨拶した。
続いて陸自オスプレイの本来の配備先である佐賀空港配備に向けた進捗状況についての説明では、「暫定配備5年以内を目標とすることに向け、佐賀空港にできるだけ早期に配備できるよう、最大限の努力を行う」などと発言した。
渡辺市長・重城議長は、「市民の中にはオスプレイの安全性に対し不安を抱いている人も少なくない」として、安全性に関し、今後も一層の情報公開を求め、佐賀空港などの状況とは関係なく、木更津市民の安心・安全保持のため、当初の予定通り5年以内の暫定配備期間順守を強く要請した。
岸防衛大臣と木更津市との面談は冒頭を除き非公開で行われ、新型コロナウイルス感染防止なども考慮して、約15分間で終了した。
DENZAI、木更津駐屯地には1昨年7月から「5年以内を目標」に陸自オスプレイ7機が暫定配備されており、今年2月の第2週・6日以降に2機(8、9機目)が配備される見込みで、最終的には合計17機になる予定。
甲子園での活躍を誓う
選手ら八剱八幡神社で必勝を祈願
木更津総合高校硬式野球部 墓前に出場報告
兵庫県の甲子園球場で3月18日から13日にわたり開催される「第94回選抜高校野球大会」に、木更津総合高等学校硬式野球部が1月28日に選出された。
翌日の29日に選抜大会出場決定を受け、同高校野球選手は、市内富士見の八剱八幡神社(宮司・八剱隆)で飛翔を祈願した。
参拝を終えてその足で、同校創設者・真板益夫前君津学園理事長の墓前に向かい、出場決定の報告と、甲子園で全力を尽くすことを誓った。
真板竜太郎校長は、選手たちに向かい、「選抜大会は、必ずしも戦績だけで選ばれるわけではない。これまでの実績や日ごろの野球に取り組む姿勢も考慮されての選考である。選ばれたことに自信とプライドをもって大会にいどんでほしい。一人ひとりが成長を遂げ、大会ではその努力wの成果を示してくれることを期待している。画工としても可能な限り応援体制を整え、勝利に向けてバックアップをしていく」と激励の言葉を述べた。
また木更津市役所駅前庁舎8階窓口のほかに、JR木更津駅西口(建物)には「祝甲子園出場 木更津総合高校!」の横断幕も掲げられた。
地元平均倍率1.05倍
死亡者数も前年より39人増加
君津地方中学3年生 公立7校高校志願状況
県内の公立小中が高教諭でつくる「県教育研究会進路指導研究部会」(会長・今井清仁)は28日、今春に県内公立高校入学を目指す公立中学3年生の進路志望状況調査(6日時点)の結果を発表した。
全日制は、125校計31320人の募集定員(前年比400人増)に対し、死亡者は35363人(同1263人増)で、平均志願倍率は1.13倍と、前年度の1.10倍を0.03ポイント増加し、新型コロナウイルスの影響で減っていた学校説明会への参加機会も増えたことなどが挙げられる。
昨年度から始まった選抜の前・後期一本化への認識も進み、対策がとれるようになった影響もあるとみられる。
君津地域では、悪年度4月から君津高校と上総高校が統合し、新・君津高校(普通科と園芸科)としてスタートした。
そのため全日制公立高校は7校となり、募集定員は前年同の1480人。
定員に対し、志願者は1556人(前年度比39人増)で、平均倍率は1.05倍と、前年度の1.02倍を0・03ポイント増加した。
倍率が一番高かったのは、木更津校普通科1.57倍、次いで袖ケ浦高普通科の1.24倍、木更津東高校家政科1.12倍、君津高普通科1.12倍、君津高園芸科1.10倍。
2017年度から木更津高校に「理数科」が設置され、定員40人のところ、志願者は28人で0.70倍。
天羽高普通科と君津商業高商業・情報処理科、木更津東普通科、君津青葉高総合科、袖ケ浦高コミュニケーション科で、募集人員に達しなかった。
今回も天羽高校は地域連携アクティブスクール、君津商業高校の商業化と情報処理科は、一括募集となる。
公立高のセンバツの検査(試験)は2月24日(木)、同25日(金)に行われ、合格発表は3月7日(月)。
レゴロボットを動かす
マインドストームを使ったプログラミング講座
木更津高専 公開講座に小中学生
木更津工業専門学校で先頃、公開講座「マインドストームを使ったプログラミング講座」が開催された。
木更津志穂亜k県内在住の小中学生6人が参加し、子ども達に人気のレゴでつくられたロボットをプログラミングで動かす体験をした。
プログラミングには少々苦労した様子ではあったが、補助していた木高専の学生が丁寧にフォローした。
参加した小中学生からは、楽しかった、またやりたい、といった声が多く聞かれ、非常に高い満足度が得られた様子だった。
29日地元166人感染過去最多
県内30日4258人
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて29日(土)に166人、30日(日)に106人確認された。
各市の内訳は、29日が木更津市65人、袖ケ浦市42人、君津市41人、富津市18人。
30日は木更津市44人、君津市26人、袖ケ浦市22人、富津市14人。
地域総数は29日が166人、30日は106人。
このうち29日の袖ケ浦市と君津市は、過去最多の全日28日(袖59人、君50人)に次ぐ2番目の多さ。
29日には地域総数でも28日に並ぶ過去最多となった。
袖ケ浦市の障碍者施設「袖ケ浦のびろ学園」ではクラスター(感染者集団)が発生。
職員7人と入所者35人野計42人が感染。
30日現在の4市の累計感染者数は、木更津市が2541人、君津市1341人、富津市は592人、袖ケ浦市が1109人となっている。
千葉県内では29日、1人が死亡、3365人が感染した。
クラスターは4件判明。
翌30日には4258人野感染と1人の死亡が判明。
1日の感染者数としては過去最多。
人的要因エラー対策
ポリテク君津 セミナーの受講者募集
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター『ポリテクセンター君津』=君津市坂田428=では、在職者を対象に、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、3月7日(月)、8日(火)に開講するセミナー「ヒューマンファクターから考える安全へのアプローチ」~航空機整備の現場にて用いられてきたヒューマンファクターの考え方をもとにしたヒューマンエラー対策の考え方~の受講者を募集している。
同セミナーでは、人・組織・機械・設備を含めた生産システムの安全性向上をめざして、千三システムにおける人的要因(ヒューマンファクター)が安全性に与える影響を理解し、ヒューマンエラーが事故に直結しないシステムを構築sるための手法を習得する。
事業者、安全衛生スタッフ、安全性制担当者、ヒューマンエラー分析・防止方法に興味がある人におすすめ!
同セミナーは他のポリテクセンターでも開講されており、受講した人からは「いろいろな解析方法による要員解析と原因把握を学ぶことが出来た」「人はミスをするもの、それをどう防ぎ、改善するかについて学ぶことが出来た」「安全に対する知識・意識を高めることが出来た」などの声が寄せられているという。
詳細は次の通り。
▽講習内容
①コース概要及び留意事項
②ヒューマンファクター概論
③事故事例と事故事例の検証
④ヒューマンエラー防止対策の検討
⑤ヒューマンエラー防止のための情報分析手法
⑥安全な企業体制の構築
⑦まとめ
▽講師=久保田徹(Japaエアロインスペクション)
▽日程=3月7日(月)、8日(火)の2日間。
▽時間=午前9時30分~午後4時30分(昼休み正午~1時)
▽受講料=11,500円(税込)
▽会場=同ポリテクセンター103教室
▽持参品=筆記用具
申込締め切りは2月21日(月)。
申込方法は必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同ポリテクセンターのホームページからダウンロードできる。
申込などは同ポリテクセンター訓練課(TEL0438-57-6313、FAX同57-6386)。