農業生産基盤の強化等 他【新千葉新聞】
- 2021/10/19
- ニュース
新千葉新聞2021年10月19日発行
農業生産基盤の強化等
令和4年度木更津市農業施策の7項目
JA木更津市 市長等に要望書提出
木更津市農業協同組合(代表知事組合長・山口嘉男)の役員など6人が18日(月)午前20時、木更津市役所駅前庁舎を訪れて、渡辺芳邦市長と重城正義市議会議長に対し『令和4年度木更津市農業施策に関する要望書』を提出した。
市役所を訪れたのは山口組合長、石渡肇・善場稔両常務理事、山口守弘経済・総務委員長、今城康夫共済・信用委員長、斉藤高根共済・信用副委員長などの役員やJA木更津市職員など。
木更津市からは渡辺市長、重城議長、草刈慎祐副議長、佐伯浩一経済部長他関係職員が出席した。
同要望書は、次年度の予算平易性や施策ン度が審議・検討されていくこれからの時期に合わせ、木更津市の主要産業である農業への特段の支援を願い例年提出されている。
冒頭、山口組合長は、一昨年のコロナ化で飲食店業界の時短営業や自粛等で米の消費減少や、過去に例を見ない最低レベルの今年産米価格、鳥獣被害の拡大、度重なる風雨被害からの復旧が進んでいないことなどを示し、要望は昨年度より3項目少ない重要度の強い7項目に絞り、具体的な速やかな実現に向けて理解を願った。
質疑応答では、各項目について市の担当と詳細について意見交換を重ね、共通誓いを図った。
同要望書を受け渡辺市長や重城議長は、「農業は木更津市の最重要産業であることは十分理解している。要望書の内容をよく読ませていただき十分検討していきたい」などと挨拶、日ごろの産業振興等への協力に感謝した。
要望書の内容は次の通り(全件継続)。
①農業産業基盤の強化=現在進められている「『武田川下流地区(戸国・瑞穂)の基盤整備事業』に伴う補助金支給額の拡大措置について、現状は国50%・県30%、市10%だが市の補助率を15%に要望。
②食品安全・環境保全・労働安全対策=県の推進事業である国際水準GAP認証j\新規取得に対する補助金は初年度のみであることから、既存認証者の更新時に市独自の補助措置の要望。
③次世代産地整備支援事業に対する助成措置=県単補助事業の「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業の対象とならない省力機械の更新購入・園芸設備の改修(ビニールや多目的防災網の張替)等への市単独の助成措置の要望。
④環境保全対策=農業用廃プラスチックリサイクルの適正処理を図るための処理対策推進事業にかかる助成措置として、氏の負担割合の拡大要望。
⑤米の需給調整対策=コロナ禍に伴う米価の大きな下落のため、飼料用米の生産を推進しているが、需要に見合った生産調整の実現と、コメ生産者の食安定のため県の支援策(飼料用米等拡大支援事業)と合わせ市独自の上乗せ加算措置の要望。
⑥有害鳥獣被害対策=年々拡大しいぇいる有害鳥獣被害に対し、狩猟免許取得促進事業の一環として、免許新規取得・更新費用の助成及び、市保有の貸し出し用捕獲檻の増数などの要望。
⑦食育推進活動=学校給食への木更津産の米・野菜・果物・畜産物等の活用で食育の推進及び、安心・安全な木更津市産品の木産木消PRなど。
JALふるさと応援隊
国際会議観光都市に指定の木更津市等4市
木更津市のポルシェECで 客室乗務員が講演
公益社団法人ちば国際コンベンションビューロは、賛助会員企業等のMICE関係者を対象に、国際会議観光都市に指定されている4市(木更津市、千葉市、成田市、浦安市)で、日本航空株式会社(以下JAL)のJALふるさと応援隊による「客室乗務員のサービスについての講演」を開催する。
(※MICE(マイス)=多くの集客交流が見込まれるビジネスイベント等の総称のこと)
講演では、JALふるさと応援隊(千葉県担当)として招き、相手の心をつかむ接客マナーの基本など、長年の国際線運行経験で培ったホスピタリティを学び、今後のMICE誘致・支援のさらなる促進を図る。
(※JALでは多様kする地域ニーズへの対応と、地域社会や地域経済の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により「JALふるさと応援隊」を任命し、現在、全国47都道府県ごとに約20人、総勢1000名の客室乗務員が活動している)
木更津市では、今月21日(木)午後2時から4時まで、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京2nd Floor meeting room(伊豆島字中ノ台1148-1)で開かれる。
対象は地方自治体、観光協会、賛助会員企業等のMICE関係者(約60人)。
木更津市が後援する。
講座では、MICE誘致・支援の促進を視野にレ、JALの接客マナー、客室乗務員の業務、JALの地域家政科の取り組みなどを、最近のコロナ対策や外国人対応にまつわるエピソードを交えて話す。
主な内容は、
▽JALふるさと応援隊による国際便常務経験で培った体験や心に残るエピソードなど
▽コロナ対応の現状について、客室乗務員の役割
▽第一印象の向上、相手に届く話し方等のJAL接客マナー
▽主な研修プログラム、ふるさと応援隊による活動紹介など。
講演会後に、ポルシェ・絵来るペリエんすセンター東京の視察実施が予定されている。
訪れる人をきれいな街で
ビオラの植栽、駅前花壇の耕起作業も
木更津市法人会中央支部 富士見通り花植え
公益社団法人木更津小甚回の木更津中央支部(支部長・平野卓義)では、公益事業の一環である継続事業の「富士見通り・マリンロードの花植え」作業と「キアラづ駅西口前ロータリー花壇の耕起作業」を16日(土)午前9時~同10時30分まで、約25人が参加して実施した。
木更津駅西口スパークルシティ木更津横の富士見通り側付近に集合してスタートした同作業には、富士見通り商店会やマリンロード振興組合の協力のほか、千葉信用金庫中央支店の職員も出て植栽した。
木更津中央支部の会員等は、富士見通り・駅から得る紫音交差点前までのマリンロードのフラワーポットに600ポットのビオラ(パンジーの仲間)を植栽し、駅西口のメイン道路を花苗で飾った。
植栽されたビオラは来年4月ごろまで、紫・黄・オレンジ・赤・白色など、色とりどりに咲き誇り、市民や観光客などを楽しませてくれるなど、観光客を迎える木更津駅西口前の美しい環境が整った。
また同支部では今回登板として、駅目ロータリー花壇の事前耕起作業を行った。
古い花を片付け、序奏と土の掘り起こし作業に生を出した。
この花壇は、「かずさふるさと塾」から引き継いだ同法人会が管理を行っているもので、数年前の駅前整備事業で花壇に散水管が埋め込まれたことから、水やりなども容易になっている。
木更津法人会木更津地区(奈良本浩規地区長)では、今月23日(土)午前に会員が参加して、このロータリー花壇に花を植える予定という。
来訪者に収穫体験を 枝豆やさつま芋
「田園の風」主催 うまくたの里に隣接
「田園の風:(会長・鈴木健司、会員・4人)主催、『枝豆・さつま芋収穫体験』が、今月23日(土)、道の駅「うまくたの里」(木更津市下郡1369-1)の第2駐車場に隣接した、プチ農業体験型の農園「田園の風 グリーンファーム」で実施される。
同体験型農園は、「田園の風」が道の駅「うまく他の里」来訪者に対して大地の恵みと収穫の喜びを味わってもらおうと、隣接する未利用農地を活用して開設したもので、気軽に収穫できるのア魅力。
同会によると、多くの道の駅は、休憩・買い物・食事などンお利用が主であるのに対し、同体験型農園は、道の秋来訪者に新たなニーズを提供しようとするものであり、道の駅「うまく他の里」の魅力アップと地域の魅力は真の一助につながればとの思いで開設したという。(この事業は、木更津市協働のまちづくり活動支援事業の支援を受けて実施された)
当日は、枝豆とさつま芋の収穫体験を行い、来訪者が立ち寄り気分・手ぶらで収穫体験ができるよう、同会のメンバーがサポートする。
目玉は今が旬の枝豆。
一度食べたら止まらない、ただ茶豆風味の「白富来」。
そして秋の味の代表格、さつま芋。
品種はホクホク感のある紅あずま。
同じほ場で旬の野菜2種類が同時に収穫できる。
また、ほ場の周辺では、春先に播種した色とりどりのコスモスが見ごろを迎えている。
田園からの「澄み切った秋風と目の前に広がる田園ビューは、訪れる人に秋気分を満喫してもらえるものと同会では期待している。
時間は午前10時から午後3時まで。
雨天の場合は翌24日(日)に順延。
料金は枝豆が1株100円、さつま芋は2キロ300円。
ハサミ、シャベル(移植小手)、手袋(軍手)、持ち帰り用のビニール袋は主催者で用意する。
君津4市で2日間ゼロ
16日と17日コロナ 県内も9人と17人
県によると、16日(土)と17日(日)君津地域4市で新型コロナウイルスの感染者は確認されなかった。
17日時点で、君津市は4日から12日連続、袖ケ浦市は8日から8日連続、木更津市は9日から7日連続、富津市は16日から2日連続で出ていない。
地域全体でも15日から2日連続でゼロとなる。
米集計は4市発表のない日曜日を除く。
17日現在の各氏の感染者累計は、14日から変わらず、木更津市が1697人、君津市772人、富津市383人、袖ケ浦市634人。
千葉県内では16日、1人が死亡、9人が感染。
1日の感染者数が1桁となるのは昨年7月6日以来、約1年3か月ぶり。
翌17日には17人が感染。
1日の感染者数が20人を下回るのは4日連続。
死亡者はいなかった。
県内における17日現在の感染者累計は、100186人、死亡者は1016人となっている。