市内照明灯一斉LED化 他【新千葉新聞】
- 2021/10/8
- ニュース
新千葉新聞2021年10月8日発行
市内照明灯一斉LED化
温室効果ガスの削減や使用電気量の削減
木更津市1500灯 地球温暖化対策推進
地球温暖化対策推進が叫ばれて久しいが、木更津市はこのほど、市内の道路照明灯、公園灯、防犯灯の約1500灯を一斉にLED化した。
「第1回木更津市の脱炭素社会構築に向けた推進事業に関する民間提案制度」により、同士に新たな財政負担を発生させずに、市内から排出ガスの削減を図ることを目的に、民間企業のノウハウや資金、技術力を滑油する提案を広く募集。
6団体から8事業の提案があり、選定審査会により審査を行った結果、3事業が選定された。
その中から、大和リース(株)千葉支店が採用となり、賃貸借契約書を結んだ。
事業期間は令和3年9月から10年間(灯具交換作業は今年8月までに完了)。
内容は「市内照明灯一斉LED化事業」。
市内の道路照明灯、公園灯、防犯灯の一部を一斉にLED灯具に交換し、使用電力量の削減により、事業費をねん出し、市に新たなざいせいふたんなく、温室効果ガスの削減を図るもの。
事業の特徴としては、
▽LED照明により、高効率、長寿命化を図る
▽施工、じぞっ管理は市内の電気工事会社と協力して実施する
▽コールセンター(TEL0120-230-380)を設置し、照明の不具合を24時間連絡受付‐があげられている。
市環境管理課によると、今回、市内の道路照明灯1226個、講演灯281個、防犯灯44個について、従来の水銀灯や蛍光灯から一斉にLED灯具に交換する工事が8月末に完了した。
使用電気料金は、令和元年度(2019年)の年2900万8046円から、69.76%減の877万2496円になり、2023万5550円の削減になる見込み。
二酸化炭素排出量も令和元年度(2019年)の年689トンから、70.83%減の201トンになり、488トン削減になると見込まれている。
道路環境整備に貢献
県と県道路協会 東氏に知事感謝状
千葉県と千葉県道路協会では、道路愛護思想の普及並びに道路の維持管理等に関し、顕著な功績のあった団体または個人を、道路功労者として表彰している。
また併せて、国土交通大臣表彰及び日本道路協会長による道路功労者表彰の伝達を行ている。
今年度は、千葉県知事感謝状として2団体1個人、千葉県道路協会長賞として2団体、国土交通大臣表彰として1団体、日本道路協会長賞として3団体1個人が表彰された。
君津地域4市管轄の君津土木事務所関係では、東正一氏(木更津市)が千葉県知事感謝状を受賞した。
東氏は、国道410号線においての路線脇のり面の草刈りを行い、また、花壇の設置に尽力している。
これらの活動は道路愛護の模範となるものであり、道路環境整備に対する貢献は多大であると、労がねぎらわれた。
鎌足桜の写真と詩歌の魅力
木更津市鎌足桜保存会 カレンダーを頒布
木更津市鎌足桜保存会(会長・田中幸子副市長)では、令和4年(2022年)版『鎌足桜カレンダー』の頒布を、今月5日(か)から「開始した。
この彼んだーは、木更津市指定文化財である鎌足桜をテーマにした、「写真と短歌・俳句コンテスト」の入賞作品の中から題材が選ばれている。
大きさは菊版(見開き45.4センチ×30センチ)、中折中綴りタイプ、両面カラー印刷。
頒布金額は1部500円。
希望者は鎌足公民館へ直接、電話・FAX・メール等で申し込む。
アドレスは
info@kamatarizakura.org
代金については、カレンダー受領時に渡す。
同公民館では苦あコインによる支払いが可能。
カレンダーの頒布汁液は、鎌足桜の広報及び保護育成などに役立てられている。
まお、鎌足桜保存会ホームページ
http://www.kamatarisakura.org
市民野球熱戦
木更津市野球連盟
キアラ図師野球連盟主催『市民野球大会』の「C級1部秋季大会」の準々決勝と「C級2部夏季大会」1~2回戦の計10試合が3日、市営・江川両球場で行われた。
結果は次の通り。
【C級1部秋季大会】
◎準々決勝
▽KFD3-2Knife edge
▽TOBIX5-2山王ROKIES
▽アールシードッグ4-1わんちゃんズ
▽BOSS3-1Wild Cats
【C級2部夏季大会】
◎1回戦
▽MBC22-1木更津Mets(3回コールド)
▽デンジャーズ7-3LITTLE BEARS
▽Crackers4-2WINS
▽New Days14-0WAOHS(3回コールド)
◎2回戦
▽清見台Family4-0食事処おのでら
▽DENZAI(不戦勝)‐ゴルティーズ
貴重な歴史や伝説守る
「椎名勘解由家種」の墓石跡を記す
鎌足ふるさとかるた会 3人が立て看板設置
木更津市立鎌足公民館を拠点に活動する、郷土史研究サークル「鎌足ふるさとかるた会」の茂田愛子さん、田丸恵さん、小林弘子あんは、このほど、鎌足地区の史跡の一つである、弓の名人『椎名勘解由家種(しんなかげゆつねたね)の墓石跡』を記す立て看板を木更津市矢那の栖安寺(せいあんじ・高野公義住職)近くの現地に建てた(3人の自主建立)
同墓石跡は、~矢那地区の亀甲山(かめのこうやま)には天文1オ年(1541)里見安房守の家臣・斎藤豊前(さいとうぶぜん)の築城した大坪城があった。
その家臣たちの弓の点醜状として三方に土塁をめぐらし、流れ矢を防ぐ「垜(あずち)=弓場で的をかかげるために、土又は細かい川砂などで土手のように固めた盛土」とその下には東西60メートル・南北54メートル、広さ約900坪の「矢場(やば)」があり、その遺構を示すもの~。
そこには新菜勘解由家種の墓石跡を示す『五輪塔(高さ65センチ・幅95センチ)』が建立されており、約400年前(今年で406年)からの時の流れを静かに見守っていた。
しかし、10年ほどまでに椎名家が墓所を同地域の共同墓地・文殊堂(もんじゅどう)に移した際、五輪塔も共同墓地に移された。
これを知った茂田さんたち3人は「このままでは貴重な歴史や伝説が風化し、忘れられてしまう」との危機感から、矢場や垜、弓の名手・椎名勘解由家種の墓石の五輪塔などを後世に語り継ぎたいと墓石跡を示す看板設置を行ったもので、椎名家にも五輪塔を基の場所に戻してもらえるかなどを働きかけているという。
同かるた会は、昭和63年4月に公民館事業で地域の歴史を学ぶサークルとして菱田忠義氏を講師にスタート。
その学びの集大成として『鎌足ふるさとかるた』を作成した。
その後、かるたに収録した史跡などの詳細をまとめた解説書『鎌足ふるさとかるたものがたり』を刊行。
現在もかるた会や、木更津市指定文化財である鎌足桜の開花に合わせ、「鎌足ふるさとたずね歩き」の解を開催し、地域の史跡を溶解する活動などを計測している。
同かるた会への問い合わせは、市得た愛子さんTEL0438-52-2373、田丸恵さんTEL0438-52-2950、小林弘子さんTEL04398-52-3104。
女子駅伝は波岡中優勝
木袖支部中学駅伝ロードレース 準優勝は昭和中
千葉県小中学校体育連盟木更津・袖ケ浦支部(支部長・林健司昭和中校長)の「令和3年度中学校支部駅伝・ロードレース大会」が、6日(水)、富津公園内の周回コースで、新型コロナウイルス感染防止対策などをとりながら実施された。
駅伝の部には男子は13校、女子は12校が参加。
ロードレースは男女それぞれ共通1組で行われた。
結果は次の通り。
木更津市で2人の感染
6日県発表コロナ 県内は52人と減少
県によると、6日、君津地域4市では木更津市のみで新型コロナウイルス感染が確認された。
キアラ図師の新規感染者は2人。
1人は10歳未満の女児、もう1人は20代の男性。
いずれも4日に検査が確定した。
富津市は先月21日から15日連続、袖ケ浦市は2日から4日連続、君津市は4日から3日連続で出ていない。
当地域で1日の感染者総数が10人を下回るのは先月16日から18日連続となる。
※いずれも4市発表のない日曜日は除く。
同日現在の感染者累計は、木更津市が1695人に増え、君津市772人、富津市382人、袖ケ浦市632人はかわらない。
千葉県内では1人が死亡、52人が感染。
1日の感染者が100人を下回るのは10日連続となる。
同日現在の県内の感染者累計は99892人、死亡者は1004人。