木更津港の先覚者慰霊 他【新千葉新聞】
- 2021/8/17
- ニュース
新千葉新聞2021年8月17日発行
木更津港の先覚者慰霊
鳥居崎公園の頒徳碑前で関係者祈念
コロナの収束も願い「修祓式」を挙行
今夏14、15日に開かれる予定だった「第74回木更津港まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、やっさいもさい踊り大会及び花火大会が中止となったが、港まつりの目的のひとつである木更津港開発に力を尽くされた先覚者の霊を慰め、併せてしン型コロナウイルス感染症の早期収束を祈念する「修祓式(しゅばつしき)」が14日、木更津港脇で挙行さえれた。
当日は日本付近で停滞する前線の影響で小雨と風の吹くなか、テントを設置。
鳥居崎公園の頒徳碑(しょうとくひ)前(富士見3-7)にマスク姿の関係者が出席して、午前10時から「修祓式」が行われ、八剱八幡神社の八剱隆宮司が神事を執り行った。
宮司は祝詞奏上(のりとそうじょう)で、木更津が港のまちとして栄えてきた経緯や、港まつりを称えるとともに、「今年は昨年に続く流行病(はやりやまい)コロナがひろがっている中、高松実行委員長を始め人々が御前に集い、修祓の神業を使い、世の中が平穏で、安らかになってほしいと願う。今も行く先も守りたまえ、賑わいのあるまち、うるわしき木更津を」などと祈念した。
続いて、高松利明港まつり実行委員会実行委員長(一般社団法人木更津港湾愛護協会会長・日本製鉄(株)君津製鉄所副所長)が祭文(さいもん)奏上。
重要港湾として大きく発展する基盤を築き、航行の安全を祈願すると共に、経済の発展や市民生活の工場に尽力していた先覚者に感謝の誠を捧げ、御霊(みたま)の安らかなることを祈った。
また世の中を乱しているコロナの終焉を祈り、市民が穏やかな日々を取り戻されるよう祈願した。
神官による四方払いの儀の後、高松実行委員長や渡辺芳邦港まつり名誉会長(市長)、重城正義市議会議長(実行委員顧問)、実行委員主催団体代表の野口義信観光協会会長、づく委員長代表の鈴木克己商工会議所会頭、港湾関係者団体代表の立田紀道木更津港運協会会長、実行委参与代表の北口充木更津港長・海上保安署長が、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、木更津港の開発に尽力した先覚者に異例の祈りを捧げた。
このほか、北村和則実行委副委員長、永福昭商工会議所専務理事、市観光振興課なども出席した。
選手団が木更津入り
東京パラ五輪 ナイジェリア47人予定
東京2020パラリンピック競技大会開催(24日開会式)に伴う、ナイジェリア連保共和国選手団の事前キャンプ地になている木更津市は、12日、選手団の受入れ日程等を発表した。
(合計47人予定)。
▽15日=役員・関係者8人、パワーリフティング15人、卓球9人、ボート1人、陸上競技8人、合計41人、成田空港着。
PCR検査を実施。市長出迎え。
▽16日=ボート2人、羽田空港着。
▽19日=役員・関係者4人(詳細確認中)。
宿泊施設は木更津ワシントンホテル(木更津市大和)。
木更津市は東京2020オリンピック競技大会(7月23日~8月8日)でも、同国のホストタウンとして協力した。
時間短縮し利用再開等
新型コロナ感染症緊急事態宣言に伴い
木更津市の雌雄施設 16日以降の対応
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言に伴い、木更津市は13日、7月31日付で発表した今月15日(日)までの雌雄施設利用について同氏の対応に続き、今月16日(月)以降の対応を決定し、次の通り発表した。
(千葉県への新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は8月2日~同31日まで発令)
《16日以降の雌市有施設利用について》
【今月15日まで利用停止している施設】
◎16日以降、「新型コロナウイルス感染拡大防止のための施設利用ガイドライン」を見直し、同ガイドラインの順守を徹底した上で、利用を再開する予定。
▽健康増進センター「いきいき館」=17日から開館時間を短縮(20時まで)して利用再開(月曜日休館のため)
▽市民体育館=24日から開館時間を短縮(20時まで)して利用再開予定。
▽清見台コミュニティセンター付属体育館=24日から開館時間を短縮(20時まで)して「利用再開予定。
▽老人福祉センター=引き続き利用停止。
【今月15日まで開館時間を短縮している施設】
▽引き続き、時間短縮を継続。
◇午後5時までの利用・次の施設の自習・ワークスペース=スパー来るシティ木更津6階、金田地域交流センター「きさてらす」、市民活動支援センター
きさらづみらいラボ」。
◇午後8時に閉館する施設=市民会館、市民総合福祉会館(夜間枠の新型コロナワクチン集団接種は実施)、市内各公民館、金田地域交流センター「きさてらす」、市民活動支援センター「きさらづみらいラボ」、市営貝渕庭球場、市営弓道場。
《市内公立保育園および公立小中学校》
▽市内公立保育園=感染対策を徹底した上で通常通り運営する。
▽市内公立小中学校=夏季休業中。
小中学校体育館使用(学校開放事業)は、9月1日(水)から再開する。
※その他、状況に応じて、全と内容を変更することがある。
地区から全県予選方式に
秋季県高校野球 きょう開幕、組み合わせ
第74回秋季県高校野球大会(県高野連など主催、毎日新聞社など後援)の予選が、きょう17日(火)に始まる。
これまで8地区に分かれてきた地区予選をやめ、今年から全県で争われる。
167校、145チームが出場し、9月18日(土)に開幕する県大会出場を目指す。
地区予選の廃止について県高野連は「学校の統廃合が進み、地区ごとに学校数の差が出たため」としている。
試合は無観客で行われ、保護者や学校関係者も入場できない。
県大会には、予選で勝ち上がった36チームと、9月3日から始まる敗者復活戦で勝ち残った27チーム、夏の甲子園に出場し、予選を免除される専大松戸の計64チームが出場する。
連合チームは、生浜・天羽・京葉など32校、10チーム。
地元関係(12校・一部連合)の予選組み合わせ・日程等は次の通り。
【17日】
▽木更津総合ー柏(午後1時40分~、第1カッター球場)
▽木更津高専‐白井(午後1時40分~、青葉の森球場)
▽君津商‐我孫子二階堂(午後1時40分~、船橋市民球場)
▽生浜・天羽・京葉‐市原中央(午後1時40分~、袖ケ浦市営球場)
【18日】
▽拓大紅陵‐市船橋(午前9時~、袖ケ浦市営球場)
▽木更津‐東海大浦安(午前11時20分~、第1カッター球場)
▽翔凜‐茂原・茂原樟陽(省吾~、長生の森公園野球場)
【19日】
▽君津‐東総工(正午~、袖ケ浦市営球場)
【20日】
▽暁星国際‐行徳(午前9時~、船橋市民球場)
▽志学館‐船橋古和釜(午前9時~、第1カッター球場)
▽君津青葉‐多古(正午~、長生の森公園野球場)
▽袖ケ浦‐市川南(正午~、船橋市民球場)
木更津マジックが優勝
少年軟式野球ブロック 県、関東大会は中止に
『第51回関東少年(中学)軟式野球第4ブロック大会』が、このほど袖ケ浦市今井野球場で行われ、木更津市代表「木更津マジック」が化粧絵市原市代表「八幡中学校」を8-1の大差で降し、優勝を決めた。
第4ブロック(木更津市、君津市、富津市、袖は浦氏、市原市)の各市代表5チームが出場。
「木更津マジック」は初戦の準々決勝で、1回戦を勝ち上がった君津市代表「君津おーるすt-図」に6点差、化粧でも「八幡中学校」に7点の大差をつけて圧勝。
県大会での活躍が期待されたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令により、県大会及び、今月1、2日に予定されていた関東大会は残念ながら中止となった。
ブロック隊kじゃいの結果は次の通り。
()は代表チーム。
◎1回戦
▽君津市(君津オールスターズ)3-1袖ケ浦市(袖ケ浦ファイブスターズ)
◎準決勝
▽木更津市(木更津マジック)7-1君津市(君津オールスターズ)
▽市原市(八幡中学校)4-0富津市(富津選抜)
◎決勝
▽木更津市(木更津マジック)8-1市原市(八幡中学校)
地元4市感染者も多い
県発表コロナ 県過去最多1374人
県によると、君津地域4市では12日から15日にかけて、計137人の新型コロナウイルス感染が確認された。
12日は48人、13日67人、14日20人、15日2人。
このうち13日の67人は、8月に入り9日の79人(過去最多)、2日の69人に次ぐ過去3番目の多さ。
県のはぴょうを受け各市から報告のあった感染者概要は次の通り。
※なお、保健所のひっ迫した業務を解消するため、13日以降の県の発表項目から「職業」「推定感染経路」「クラスター関連」が削除された。
これらを踏まえ、当紙では、12日以降の発表分ついては年代別のみにまとめて掲載していく。
【12日】
▽木更津市・18人=10歳未満1人、10代4人、20代5人、30代3人、40代1人、50代3人、90代以上1人(無症状)
▽君津市・14人=10歳未満1人、10代5人、20代1人、30代3人(うち1人無症状)、40代3人、60代1人(無症状)
▽富津市・5人=10代1人、20代1人、30代1人、40代1人、50代1人
▽袖ケ浦市・11人=10代7人(うち1人無症状)、40代4人
【木更津市・27人=10歳未満1人、10代3人(うち1人無症状)、20代8人、30代2人、40代7人(うち1人無症状)、50代4人、60代1人(無症状)、70代1人
▽君津市・19人=10代2人、20代6人、30代1人、40代6人、50代1人、60代1人、80代2人
▽富津市・8人=10代2人、20代3人、40代3人
▽袖ケ浦市・13人=10代3人(うち1人無症状)、20代5人、30代2人、40代3人(うち1人無症状)
【14日】
▽木更津・9人=10代2人、20代2人、30代3人、60代2人(うち1人むしょうじょう)
▽君津市・3人=10代1人、20代1人、40代1人
▽富津市・3人=20代2人、40代1人
▽袖ケ浦市・5人=10歳未満1人、20代2人、40代2人
【15日】
▽袖ケ浦市・2人=20代2人(うち1人は千葉市保健所確認)
14日現在における地元4市のp感染者累計は、木更津市が1103人、君津市478人、袖ケ浦市413人、富津市202人。
千葉県内では12日に4人死亡・1038人感染、13日が6人死亡・1089人感染、14日5人死亡・1272人感染、15日には2にんがしぼう・過去最多となる1374人の感染が判明。
13、14、15日と3日連続で最多を更新した。