展示品が951点に大幅増加 他【新千葉新聞】
- 2021/7/22
- ニュース
新千葉新聞2021年7月22日発行
展示品が951点に大幅増加
空調設備の改修や常設展示の再調査
郷土博物館金のすず リニューアルオープン
木更津市郷土博物館金のすず(館長・岩埜伸二)賀「26日、リニューアルオープンし、記念式典が開催された。
式典には渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長他教育部関係者、重城正義市議会議長や市議多数、同館で活動する「金のすず協議会」「金のすず友の会」「きさらづ文化財ガイドボランティアの会」等が出席してリニューアルを祝った。
木更津市郷土博物館金のすずは、平成20年4月1日に千葉県から木更津市に移管され、同年10月1日に、グランドオープン、今年で12年目を迎えている。
現在、保管庫として使用している旧金鈴塚遺物保存館は昭和31年(1956)に開館した県内古墳最古級の展示施設だったが、郷土博物館金のすず会館に伴い、同保存館は閉館した。
開館以来10年以上経過した金のすずは、ハード面では、文化財適正管理のため、令和元年度から2年かけて空調設備の改修工事を実施した。
同館ではこの工事休館機関を活用して、次の10年に向けて常設展示のリニューアル準備を進めてきた。
ソフト面では、平成23年から国立歴史民俗博物館と共同研究事業を立ち上げ、全国の研究者と協力し、令和2年3月に『金鈴塚古墳再整理報告書』を研究成果として刊行した。
この報告書は「研究者は必ず見なければならに基本文献になり得る」との評価が既に寄せられている。
今回のリニューアルは、開館当初に設定した「書画の魅力」「金鈴塚の輝き」「木更津市の歴史」「くらしの技術」の4分野から構成されており、開館以来の調査聖火等が組み入れられ、展示品はリニューアル前の500点から、950点と大幅に増加した。
また今後は、固定化されない常設展示を目指し、次年度以降は常設展示の入れ替えや企画展示にも積極的に取り組む方針。
式典に続き、渡辺市長、廣部教育長、重城議長、石井徳亮市議会教育民生常任委員長がテープカットを行い、同館が市民などに有効活用され、ふるさとン文化の継承と発展に寄与することを祈念した。
同館ではこれまでの来館者は年間平均、9000~10000人だったが、今後は更なる来館者の増加が期待される。
今年8月末までの小中学校など夏休み期間中はリニューアルオープンを記念して入館料は無料。
開館時間は午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)、休館日は月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日及び年末年始など。
問い合わせは金のすず、TEL0438-23-0011。
渋沢栄一が教える絵本33冊贈呈
木更津商工会議所青年部 市に絵本33冊贈呈
次代の地域経済を担う若手経営者・後継者などで構成され、相互の研鑽の場として活動を展開している、木更津商工会議所青年部の、石井渓会長、森田泰文・山口晃平づく会長の4人と事務局は、16日、木更津市役所朝日庁舎に廣部昌弘教育長を訪問して、日本商工会議所青年部製作~渋沢栄一が教えるお金の話の絵本『おかねってなあに?』33冊~の贈呈を行った。
木更津市では廣部教育長、秋元淳教育部長、平野義視教育部次長、今井克彦参事、森田益央木更津市立図書館館長、水越学中央公民館館長などが出席して感謝した。
同絵本は、木更津商工会議所青年部が所属している上部団体である日本商工会議所青年部が、2024年度に刷新される1万円札の肖像となる渋沢栄一は、商工会議所生みの親で、初代東京商工会議所会頭であることから、渋沢爺の周知と、お金の大切さや使い方を子どもたちにも学んでもらいたいと制作したもの。
絵本の対象年齢は小学生低学年までで、優しく分かりやすい内容になっている。
木教委では、市内18小学校と、市立図書館、公民館図書館15か所に配置して有効活用する。
木更津総合は準優勝に
高校野球千葉大会 専修大松戸が優勝
「第10回全国高校野球選手権千葉大会」は21日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で決勝が行われ、木更津総合は選手大松戸に10-6(延長13回)で敗れ、3年ぶり8度目の夏の甲子園出場はならなかった。
昨夏の県独自大会決勝と同じ顔合わせ。
破壊力のある打線で準決勝までの4戦をコールド勝ちし、Cシードから這い上がってきた木更津総合だったが、最後の決勝で13回に万塁打を浴び涙をのんだ。
【準決勝】
▽木更津総合12-3中央学院(7回コールド)
【決勝】
▽専大松戸10-6木更津総合(延長13回、タイブレーク)
地元力士勝ち越し
相撲・千代嵐と雅
大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)は18日が千秋楽。
優勝は横綱・白鵬。
今日露力士の木更津出身者、幕下・千代嵐(九重部屋)は4勝3敗で勝ち越し。
3点杯からの4連勝。
君津市出身の序二段・雅(二子山部屋)も4勝3敗で勝ち越した。
秋場所は東京・
両国国技館で9月12日に初日を迎える。
木8、君4、袖2の計14人
20日県発表コロナ 県内は新規199人
県によると、君津地域では20日、計14人の新型コロナウイルス感染が確認された。
市別では木更津市が8人、君津市4人、袖ケ浦市2人。
富津市は出ていない。
1日当たりの木更津市及び地域全体の感染者数としては、先月23日(木更津市11日、地域全体18人)以降で最多。
年代別では10代②人、』20代が最多で7人、30代1人、40代1人、
50代3人。
感染経路で一番多いのは不明の10人。
新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路
【木更津市】
▽10代女性①公務員②不明
▽20代男性①会社員②その他
▽50代男性①会社員②不明
▽20代女性①会社員②不明
▽20代男性①会社員②不明
▽50代男性①会社員②不明
▽20代男性①会社員②不明
▽10代男性①会社員②4不明
【君津市】
▽20代男性①会社員②4不明
▽30代男性①会社員②不明
▽40代男性①会社員②同居家族
▽50代女性(無症状)①公務員②同居家族
【袖ケ浦市】
▽20代女性①アルバイト②同居家族
▽20代男性①会社員②不明
地元4市の同日現在の累計感染者は、木更津市が730人、君津市298人、袖ケ浦市293人、に増えた。
富津市145人は変わらない。
県内では3人の死亡と199人の感染が判明。
1日の感染者が200人を下回ったのは13日(180人)以来1週間ぶり。
同日現在の千葉県の累計感染者は44007人、死亡者は728人となった。