新千葉新聞2022年8月7日発行

オスプレイ運用に関し

漁業協同組合部会及び区長部会を開催
木更津駐屯地に関する協議会　防衛省と懸念事項等

オスプレイが配備されている木更津駐屯地に関する協議会（会長・渡辺芳邦木更津市長）では、令和4年第1回漁業協同組合部会及び区長部会（両部会長・石井宏典木更津市企画部長）を5日（金）、木更津借所駅前庁舎6階の中央公民館で開催した。
午後3時30分からの「漁業協同組合部会」、午後5時からの「区長部会」には、陸上自衛隊第1市ヘリコプター団の東木場保貴高級幕僚1等陸佐、裏出貴信第3科長2等陸佐、防衛相北関東防衛局の白川勝也基地対策室室長、竹間翔人基地対策室防衛事務官が来庁。
漁業協同組合部会には、金田漁協から高橋敏夫代表理事組合長、石渡会計主任、新木更津漁協から江野澤均代代表理事組合長、高浦参与が出席。
区長部会には、遠藤鎭宏新宿区長、小原規夫吾妻区長、智の常義中里2丁目区長、新堀浩司江川区長、飯塚清久久津間区長、石井和好久津間住宅区長、新藤才幸畔戸区長などが出席した。
また両部会は、市議や区民・報道関係者など10数名が傍聴した。
同協議会は、陸上自衛隊V-22オスプレイの木更津駐屯地への暫定的な配備について、キアラづ駐屯地の運用に係る木更津市民の懸念事項等を協議するため、木更津駐屯地に関する協議会として、同市及び防衛相が設置したもの。
（令和2年6月15日、木更津市告示192号）
この日の両部会の議題は、事前に両部会委員から提出された「木更津駐屯地に配備されている航空機の運用に関する懸念事項等（質問等）」に対し、「木更津駐屯地の対応方策」が書面報告され、事務局（木更津市企画部企画k）が読み上げた。
（詳細は当紙2面）
続いて質疑応答が行われ、漁業部会からは「懸念事項の事前提出までの期間が短すぎ、組合員全員から意見聴取する時間がなかった」「潮干狩り場がオープンしいぇいる期間はオスプレイは飛ばない約束だったが、飛んでいた」「飛行ルートの再確認はパイロットにより違うのか？」「夜間は何時まで飛ぶのか」など騒音について、改善・軽減を求める意見が多く出された。
なお、両部会の質疑応答の詳細は今月中に木更津市のHPで報告される。

海ほたるに検査場設置

コロナのワクチン　県が18日まで無料で

お盆期間の規制を通した新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、千葉県は、5日（均）から、党港湾海ほたるパーキングエリア（PA）に臨時のウイルス検査場を設置している。
検査は無料で、予約不要。
無症状ならだれでも受けられる。
検査の種類は高原検査で、結果は短時間で判明する。
期間は8月18日（木）までの午前10時～午後5時。

金賞に拓大紅陵と木更津総合

県吹奏楽コンクール

「第64回県吹奏楽コンクール」が5日に、県文化会館で開催され、【高校A部門1組金賞】に、拓大紅陵、木更津総合など8校が入賞した。
同吹奏楽コンクール「中学校部門」（7月Z)には、君津市八重原中と木更津市立木更津第2中が金賞に選ばれている。（既報）

税の無料相談

税理士会木更津支部

千葉県税理士会木更津支部では「税の室生相談」（要予約）を、今月10日（水）と9月14日（水Z)、午前10時～午後3時、木更津商工会館で開催する。
内容は、記帳・決算・税務に関する相談。
申告類の相談は行わない。
対象は、税理士・税理士法人が関与しない一般納税者。
予約は同木更津支部（TEL0438－37－9000）へ。

壮年は木更津絆が優勝

市民野球大会　準優勝は八幡台R

木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の壮年大会決勝およびC級2部夏季大会2～3回戦7試合が7月31日、市営・江川球場で行われ、壮年大会は木更津絆が制した。
結果は次の通り。
【壮年大会】
◎決勝
▽木更津絆6－1八幡台ロイヤルズ
昨年と同じ顔合わせ。
先攻の木更津絆は1回に先制の2点を入れ幸先よくスタート、更に5回に2点、6回に2点をもぎとり、4年連続優勝の貫録を見せつけた。
決勝戦に向けチーム一丸となって連中に取り組んできた八幡台ロイヤルズは、相手投手の巧みな投球に、中心打者の快音が続かず、4階に1点を映え洲にとどまった。
八幡台ロイヤルズのメンバーは40歳代から70歳代で構成され、中心選手は50歳代から70歳代。
試合を見守っていた応援者からは、優勝こそ逃したが、決勝戦まで駒を進め健闘したメンバーに温かい拍手が送られた。
なお、優勝した木更津絆は、来年開催される2023日本スポーツマスターズ兼壮年のブロック大会への出場が決まった。
【C級2部夏季大会】
◎2回戦
▽ツーカーズ（不戦勝）-cataeye
▽食事処おのでら（不戦勝）=guzman
◎3回戦
▽Crackers8-1紫秀（5回コールド）
▽木更津SARU6-5LITTLE　BEARS
▽アバンチュール14-6Kona　Winds（5回コールド）
▽WINS（不戦勝）-全軟会アウトサイダーズ
▽マイペース（不戦勝）-GGフェニックス

4市合計636人が感染

県5日発表コロナ　県内1万人越え

県によると、君津地域で5日（金）、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて636人判明した。
過去最多の7亜g津28日（748人）以降、600人を上回るのは4回目。
今月に入り、1日、3日、5日と隔日で600人を超えている。
また、3件の新規クラスター（感染者集団）が発生し、41人の感染が確認された。
各市の新規感染者数は木更津市が264人、君津市158人、富津市64人、袖ケ浦市150人。
木更津市は今月、連日の100人越で、1日から1日おきに260人を上回っている。
1週間前の7月29日と比較すると、各市、地域総数の全てで増加。
木更津市は121人増（7月29日・143人）、君津市95人増（同63人）、富津市18人増（同46人）、袖ケ浦市59人増（同91人）、地域総数は293人増（同343人）
クラスターは、木更津市内の児童福祉施設で18人、君津市内の高齢者施設で8人、君津市の「ニチイケアセンターひとみ」で15人。
5日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が12855人、君津市6840人、富津市3346人、袖ケ浦市6734人となっている。
千葉県内では同日、15人の死亡と10541人の感染が新たに判明。
感染した10歳未満の男児が基礎疾患の悪化の疑いで亡くなった。
10歳未満の死亡は県内で初めて。
感染者数は3日連続で1万人を超えた。
クラスターは29件発生。

航空機運用の懸念事項等

漁協部会と区長部会　駐屯地の対応方策①

「木更津駐屯地に廃部されている航空機の運用に関する懸念事項等について」
【懸念事項等と対応方策）
（▽は部会委員の懸念事項、▼は木更津駐屯地の対応方策）
▽潮干狩り場が開場している際に上空を飛行していることがあり、騒音で会話ができないなどの影響があったことから、改めて潮干狩り場の会場時は配慮をお願いしたい。（新木更津漁業協同組合）
▼潮干狩り期間中の飛行について、これまでも飛行経路や時間帯等を配慮してきたところですが、引き続き、潮干狩り期間における飛行要領について配慮するよう、飛行部隊に徹底していきます。
▽同様の質問（金田漁業協同組合）
▼オスプレイに限らず、木更津駐屯地所在の飛行部隊については、周辺潮干狩り場の運営状況を周知するとともに、潮干狩り上場区の飛行を避けるなど、可能な限り騒音配慮に務めています。
▽オスプレイが安全な機体かどうか、日々、訓練を実施している部隊からみて、他の航空機等と比較して、オスプレイの安全性について伺いたい。（金田漁業協同組合）
▼オスプレイは、米国政府が安全性・信頼性を確認した上で量産されたものです。
日本政府も、米オスプレイの普天間飛行場への配備に先立ち独自に安全性を確認しています。平成26（2014）年に我が国もオスプレイを導入することを決定しましたが、その検討過程のみならず、導入が決定された後も各種技術情報を収集・分析し、安全な機体であることを確認しています。また米国留学を終了した陸自隊員を中心に、実際の期待を用いて操縦や整備を行っており、オスプレイが信頼できる期待であることを改めて認識しているところです。
（続）