新千葉新聞2021年3月18日発行

防疫業務に関する協定

（一社）千葉県ペストコントロール協会と
木更津市が締結　感染症等発生時の消毒等

木更津sと一般社団法人千葉県ペストコントロール協会（会長・矢代秀明、千葉市中央区）はこのほど、「災害及び感染症発生時における防疫業務に関する協定書」を締結した。
大規模な災害及び感染症が発生した場合に、感染症の蔓延（まんえん）を防止し住民生活の安定を図るため、迅速かつ効果的に業務を遂行できるよう、協力体制を構築したもの。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを考慮し、協定締結式は行わず、郵送にて協定を結んだ。
協定の内容は、大規模な災害及び感染症等発生時に、木更津市から防疫業務について要請し、協力を受けるもの。
①病原体と腕汚染されたもの・場所、又は汚染された疑いのある物・場所の消毒作業。
②病原体と腕汚染された、又は汚染された疑いのあるネズミ族・衛生害虫の駆除作業。
③以上のほか、市が必要を認めた作業。
この協定は、災害及び感染症等が発生した場合において「感染症歩予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の規定に基づき、千葉県から消毒業務等を実施するよう市に対して指示があった場合、又は市が、消毒業務等が飛鳥を判断した場合に、市の要請に基づく同協会の享禄に関し、飛鳥な事項を定めたもの。
この協定の期間は、協定締結の日（令和3年2月25日）から、令和4年3月31日までとし、申し出がない限り、1年間更新され、行こう同様とする。
千葉県ペストコントロール協会と防疫業務に関する協定書を締結している県内の自治体数は41団体ある。
千葉県ペストコントロール協会に加盟している企業数は28社。

新入生の安全通学願い

木更津地区安全運転管理者協議会が
木更津市に「連絡帳ケース」を寄贈

木更津地区暗線運転管理者協議会（会員数520）の伊藤由夫会長と菅原右光事務局長は15日午後、木更津市役所朝日庁舎の教育長質を訪問して、令和3年度の小学校信1年生の登下校の交通事故防止を願い、「連絡帳ケース」1200枚の寄贈を行った。
これは学校と家庭を結ぶ連絡帳や、学校から配布される「印刷物等が一緒に入るファスナー付きのケースで、使い勝手の良い実用的なもの。
またそのケースには『道路を渡るときは　ちょっと待って　右・左・右　車が止まったらわたります』という標語が記載されており、日々の生活の中で、子どもたちの交通安全に対する意識の向上を目的にしている。
児童には4月7、8日の入学式で配布される。

木更津市は19日の週に

市等への配分　ワクチン高齢者向け

県は16日、4月に始まる新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種について、市町村への配分を発表した。
今回の配分は22箱。
4月5日の週から千葉市を皮切りに配送され、12日の週に船橋、松戸、柏、市川、市原、佐倉の6市、19日の週に八千代、流山、習志野、我孫子、木更津、鎌ケ谷、成田、浦安、茂原、四街道の10市にそれぞれ配送される。
県担当者は『高齢者人口や感染者数などを踏まえ、市町村の意見を聞いたうえで配分を決定した」と説明。
19日の週までに配送される17市のワクチンは約1万人分となる。
各氏で必要な残りの分と、今回の配分対象にならなかった市町村（君津、富津、袖ケ浦市等）の分は、4月26日の週以降に順次配送される。
全54市町村に各1箱ずつ。
19日の週までに配送される計22箱について、県は感染者数が多い5市には2箱ずつ、その他の12市には1箱ずつ配分。
1箱には195バイアル入り。
1バイアルで5回接種できるため、975回分となる。
県によると、6月中に全国の高齢者に摂取できる量のワクチンが順次出荷される見通し。
また、今回配送される分は、大部分が施設に入所する高齢者の接種に回される見通しだという。

御城印を販売

木更津市観光協会

一般社団法人木更津市観光協会では真里谷城址（まりやつじょうし）・真武根陣屋遺址（まぶねじんやいし）の御城印（ごじょういん）」を、今月末からJR木更津駅西口の観光案内所で販売する。
誰でも購入できる。
御城印はお城の名前とその場所ゆかりのイラストが印刷された、ポストカードサイズの記念証。
販売開始時期は今月27日（土）の予定。
価格は1枚300円（税込）。
問い合わせは木更津市観光案内所TEL0438-22-7711。

「セイタカキジ」飛来

木更津市長須賀　レンコン畑に9羽

春の訪れと共に、k市荒図師長須賀のレンコン田（水田・泥地）に、15日早朝”水辺の貴婦人”と呼ばれる鳥「セイタカキジ」9羽が姿を見せた。
繁殖のために飛んできたもので、日をおく毎にセイタカキジの数が増えて、巣作りを始める。
足が極端に長くピンク色。
このレンコン田には、食べるエサ（彗星の小動物等）が十分にあり、仲間が来るのを待っている。
昨年は、卵が孵化（ふか）する直前に大雨に遭い、巣ごと流れた残念な結果があったため、今年は元気なヒナの姿をみたいもの。

開園20周年

袖・東京ドイツ村

東京ドイツ村（袖ケ浦市永吉419）は、2001年3がg津日のオープンから、開園20周年を迎えた。
20周年記念キャンペーンを実施しているが、その中のひとつに、「東京ドイツ村と私」の思い出を教えてください、と《フォトシェリング》を今年の12月末まで募集している。
思い出をインスタグラムで大募集。
詳しくはドイツ村TEL0438-60-5511へ。

木更津市で4人感染　クラスター発生

県16日発表コロナ　このうち3人は園児

県によると16日、君津地域では木更津市で4人の新型コロナウイルスが判明した。
このうち3人はクラスター（感染者集団）が発生した私立吾妻保育園の園児。
堂ホピ久円の感染者数は、無症状の園児1人（13日陽性確認）が追加され、職員2人、園児7人の計9人となった。
木更津市によると、同保育園では職員及び園児全員のPCR検査は終了しているが、園児の健康観察期間が終了する今月25日（木）まで臨時休園を延長する。
同保育園を管轄する君津保健所では、検査の実施や感染拡大に向けた指導等を行っている。
木更津市は、市職員1人の感染判明を発表した。
感染したのは、朝日庁舎に勤務する30代男性職員（市内在住）。
16日に陽性が確認された。
市職員の感染判明は11人目。
職員の感染判明2日前からの経過は
▽13日（土）出勤なし
▽14日（日）出勤なし
▽15日（月）出勤なし・発熱
▽16日（火）出勤なし・発熱。保健所にてPCR検査の結果、陽性確認。
しによると、職員がマスクを着用し、パーテーションによる飛沫防止対策を講じていたことから、来朝者および他の職員については、濃厚接触者には該当しなかった。
市役所は17日（水）以降も通常通り業務を継続する。
市では引き続き、感染防止に努めるとしている。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代学生男性①不明②13日
▽10歳未満未就学女児①学校等②14日※クラスター関連
▽10歳未満未就学男児（無症状）①学校等②15日※クラスター関連
▽10歳未満未就学女児（無症状）①学校等②15日※クラスター関連
地元4市の16日現在の累積感染者数は、木更津市が422人に増え、袖ケ浦市174人、君津市143人、富津市56人は変わらない。
県内では16日、9人の死亡と、76人の感染が判明した。
県における同日現在の感染者は28111人、死者数は520人となっている。