交通安全教育DVD制作 他【新千葉新聞】
- 2020/12/12
- ニュース
新千葉新聞2020年12月12日発行
交通安全教育DVD制作
県警察広報大使の『鳳神ヤツルギ』と
木更津警察 保育園などに寄贈
木更津警察署は10日、「子どもたちの悲惨な交通事故を防ぎたい」と木更津市のご当地ヒーローで、千葉県警察広報大使の『鳳神ヤツルギ』とタイアップして独自に製作した『交通安全教育DVD』を、社会福祉法人恵福祉会(片倉憲太郎理事長)ふくた保育園(北篠容子園長、園児数118人、木更津市下郡)に寄贈した。
冬の交通安全運動初日に同園で行われた贈呈式には、年長組の園児28人と、子どもたちを守る正義のヒーロー鳳神ヤツルギと悪役のケンダマーボウガン、阿部義美木更津署長、DVD制作に協力した木更津地区安全運転管理者協議会、木更津交通安全協議会、木更津地区ダンプカー協会などの代表も出席。
鳳神ヤツルギから園児代表にDVDが手渡された。
席上、阿部署長が「このDVDを見て、鳳神ヤツルギとのお約束を守って、交通事故に遭わないように元気で大きくなってください」などと有効活用を願い挨拶した。
贈呈式に続き早速、DVDの視聴が行われた。
このDVDは、~「道路を歩く時の3つのお約束」として、
①道路の右側の隅を歩く。
②道路を渡るとき「ちょっと泊って、右・左・右」で、車が来ないことを確認してから渡る。
③信号が青の時だけ渡る~などと、用事から小学校庭学年児童を対象にした楽しく、分かりやすい内容で編集されている。
木更津署では今後、管内の保育園・幼稚園などに贈り、交通ルールの順守と正しい交通マナー実践の習慣づけなど、交通事故防止に活用してもらう方針。
北篠園長は、「園内で年間数回実施している交通安全教室でDVDを活用し、園児が交通事故に遭わないよう指導していきたい」と深く感謝した。
恋人の聖地/中の島大橋
木更津市内港公園 きょう「冬花火」
恋人の聖地/中の島大橋(木更津市内港公園)で、木更津恋物語「冬花火」が、きょう12日(土)午後6時から打ち上げられる。
恋人の聖地として選定され、多くのカップルが訪れる「中の島大橋」。
そんなカップルのために、「冬花火」をプレゼント。
澄み切った冬の夜空を彩る花火をバックに、2人の記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか!と、来場を歓迎している。
最後の花火は2月13日(土)のスペシャルで、バレンタインイベントを応援している。
入学への心構えを養う
生徒会から学校行事や部活動の説明
富来田中学校 6年生1日体験入学
木更津市立富来田中学校(校長・出口雅志、生徒数101人)では、7日、小中一貫校「富来田学園」として活動している富来田小学校の6年生27人を招き「1日体験入学」を行った。
緊張の面持ちでいつもと違う中学校の正門をくぐった6年生は、中学校の生徒会役員に案内されて教室へ。
1、2時間目は中学校の教員や生徒会役員から中学校のルールや1日の生活、学校行事や部活動について説明を受けた。
その後の授業体験では保健体育で、昨年度まで一緒に過ごしていた中学1年生と共に長距離走で息を切らし、英語では目的地までの道順を説明することに挑戦した。
参観していた小学校の教員からは「中学生と一緒に長距離走に取り組み、必死に走る先輩の姿を見ることで『さすが中学生』という意識をもってくれたのではないかと思う」「英語の内容はかなり難しいものだったが、児童は一生懸命で感動しました。自分自身の授業を見直すきっかけにもなりました」等の声が聞かれた。
食器や食缶をもって階段を登るという、初めての経験をしてからの給食を終えた後、1日のまとめの授業を6年生の学級担任が行った。
児童からは「中学校のことがいろいろとわかって良かった」「先輩たちがやさしく教えてくれて不安がなくなった」「この後行われる部活動体験も楽しみ」等の感想が聞かれた。
出口校長は「コロナ禍で小中一貫の取組みも様々な制約を受けたが、中一ギャップの解消に最も効果的と思われる体験入学を実施できたことは良かった。6年生が中学生と共に活動したことで、言葉だけでは伝わらない雰囲気が伝わり、残された小学生活の充実を入学への心構えづくりにつながると思う」と語った。
同校では今後6年生がグループに分かれて全ての部活動を体験する「部活動体験day」も企画している。
仲間と共に思い出づくり
鴨川シーワールド班別活動で校外学習
富来田小学校・6年生 修学旅行中止で
木更津市立富来田小学校(校長・相場明彦 児童数・173人)では、4日に6年生児童(27人)が今年コロナ禍の影響で延期されていた校外学習を行った。
同校では最後となる6番目の校外学習。
6年生は本来であると例年10月頃、箱根方面に1拍2日で修学旅行に出かける予定だったが、コロナ禍により修学旅行が中止となり、日帰りでの鴨川シーワールドで1日班別行動を行うことになった。
朝8時20分に学校を出発、9時30分頃から鴨川シーワールドで班ごとに分かれて、1日活動を行った。
同校では、今年1年生もシーワールドで校外学習を行っているが、それとはまた違った目的での活動となった。
生活班で1日享禄しながら活動することや事前に海の生態について調べ、実際に生き物に触れレポートにまとめるなど自主的に活動する場面が多い。
また、残念ながら修学旅行は中止となってしまったが、6年間共に過ごしてきた仲間と共にたくさんの思い出を作ることができた校外学習となった。
児童の感想にも「仲間と協力して動くことができた」「6年生として小学校最後の思い出を作ることができた。楽しかった!」等がみられ、午後5時、バスは学校に到着し、児童らは満足そうに降りてきた。
木更津で1人富津で3人
10日のコロナ感染 県過去最多151人
県の発表によると10日、新たに木更津市で1人、富津市で3人の新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市は2日連続、富津市は10月21日以来。
木更津市の感染者は20歳代の女子学生で無症状。
既に感染が判明している同市の50歳代会社員男性(11日付既報)の濃厚接触者。
9日検体採取、同日検査確定(陽性判明)。
検体採取2日前からの行動歴は自宅、学校、職場、医療機関。
富津市の感染者は会社員女性1人、アルバイト女性1人、男子学生1人で何れも20歳代。
女性2人はお互いの濃厚接触者。
男子学生は感染経路不明。会社員女性ヒア5日発症、8日検査確定、発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
アルバイト女性は6日発症、8日検査確定、発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関、
男子学生は8日発症、9日検査確定。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
県では感染者について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学検査を行っている。
10日、県内では151人の感染が新たに判明した。
1日の感染者数としては過去最多。
船橋市の市立船橋高校でクラスター(感染者集団)が発生し、生徒ら76人(教諭6人、バスケットぼ^る部の生徒ら40人)が感染、珍事休校している。
この日、東京都でも過去最多となる602人の感染が新たに確認された。
県における10日現在の感染者は7842人(死亡95人)。
君津地域4市の感染者は、木更津市が1人増え83人、富津市が3人増え8人になった。
君津市35人、袖ケ浦市31人は変わらない。