中小企業感染症対策支援金 他【新千葉新聞】
- 2020/9/29
- ニュース
新千葉新聞2020年9月29日発行
中小企業感染症対策支援金
コロナ対策に申請が必要、ステッカーも
木更津市独自支援策 一律5万円を給付
木更津市では、市内において、接客等で利用客が密集または一定時間滞在する施設などで新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行っている事業者(中小企業者、個人主)を対象に、一律5万円の「木更津市中小企業感染症対策支援金」を給付する(市独自支援策)。
また、対象となった事業者に対して、利用客が安心して施設を利用できるように、「ステッカー」を交付し、掲示してもらう。
ステッカーは赤い字で円の中に「コロナ対策 やっています!」「あなたと大切な人を 守るために。」木更津市-と書かれ、手洗い、ソーシャルディスタンス、マスク着用を呼び掛ける絵も添えられている。
支援金は一事業者1回限りで、ステッカーは市内で営業する施設数に応じて交付する。
同給付金を受けるには申請は必要で、今年11月30日まで(当日消印有効)受け付け、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、原則郵送による申請とする。
申請書は、木更津市公式ホームページからでも入手できるほか、紙媒体では、市役所駅前庁舎・朝日庁舎や各公民館、木更津商工会議所、木更津市富来田商工会で手に入る。
給付対象要件は、
①中小企業基本法第二条第一項に定める中小企業者または個人事業主であること、
②申請日時点において、給付対象業種に属する施設等を営業していること。
対象業種は、小売業、不動産取引業(代理・仲介)、専門・技術サービス業の一部、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業、教育・学習支援業、医療業(療術業)など、(詳細な対象業種については市に問い合わせのこと)
③感染症拡大防止対策チェックリストの対策を実施していること。
市が実施する、「医療機関等支援金」、「児童福祉施設等支援給付金」、「介護サービス事業所支援金」、「障害福祉サービス事業所支援金」、「公共交通新型コロナウイルス感染拡大防止対策助成金」のうち、いずれかの対象となる場合委は、今回の支援金の対象外となる。(この他にも対象外となる場合があるため、市に問い合わせる)
申し込みの際のチェックリストには、
▽社会的距離の確保、
▽従業員及び入場者等の保健衛生対策の徹底、
▽施設等の衛生管理・換気の徹底-などについて必須項目の対策厳守が求められているほか、十分な感覚やマスク着用、手指しょうどくなどを実施している様子が分かる2項目以上の写真を提出する。
問い合わせは木更津市産業振興課、島村・長井さんまで(TEL0438-23-8458、駅前庁舎)。
木総合は4強
秋季県高校野球
「第73回秋季県高校野球大会」(県高野連など主催)第6日は27日、県総合スポーツセンター野球場などで準々決勝4試合が行われ、木更津総合、専大松戸、東京学館、千葉英和が熱戦を制して勝利、準決勝進出を決めた。
木更津総合は八千代松陰に8-1でコールド勝ちし、2年連続の4強進出。
第7日は10月3日(土)、同球場で準決勝の木更津総合-千葉英和、専大松戸-東京学館と、関東大会出場順位決定戦が行われる。
『秋季関東大会」(10月24日開幕、千葉県)には優勝、準優勝、3位の3チームが出場する。
地元行の準々決勝までの結果は次の通り。
【26日】
《袖ケ浦市営球場》
◎3回戦
▽木更津総合6-2拓大紅陵
▽千葉学芸5-2木更津
【27日】
《ゼットエーボールパーク》
◎準々決勝
▽木更津総合8-1八千代松陰(7回コールド)
1位に見渡信夫氏選ぶ
木更津市文化協会 市民短歌大会開催
木更津市文化協会(井野皆山会長)主催、同市文化祭事業「第50回市民短歌大会」が27日(日)、スパークルシティ木更津6階第7会議室、木更津駅前西口)で開かれた。
同大会には、27人が参加、見渡信夫氏と鈴木眞澄氏による助言のもと、7首互選を行った。
高点歌は次の通り。
同点の順位は受付順。
▽1位(19点)=「コロナ禍の収束見えぬこの国の過疎地に牛飼う幸思いをり」見渡信夫(矢那)
▽2位(14点)=「コロナ禍に予定の消えるわが手帳ぽつんと残る『母通院日』」鈴木紫乃(井尻)
▽3位(14点)=「川の土手捨てられ錆びし自転車の荷籠の中に草の花咲く」山岡久子(金田東)
▽4位(13点)=「今は病む夫と旅せし日はるかサハラ砂漠の朝明けの雨」鈴木眞澄(長須賀)
▽5位(12点)=「帰省請ふ子に断り告ぐるなど時にコロナはわれに酷なり」久富とし(東太田)
▽6位(11点)=「わが老いは立ち居に出でん離り住む息子のこの頃やさしくなりぬ」鹿島典子(請西)
▽7位(11点)=「コロナ禍でリストラされし吾は今警備員になり任務に励む」西村佳子(万石)
(敬称略)
長須賀にセイタカシギ
木更津市の田んぼ 仲よくエサついばむ
木更津市の長須賀の田んぼで今月25日、セイタカシギ3羽がエサを食べながらレンコン畑を歩き回っていた。
この鳥も3月に50羽位の群れで飛来、カップルで巣作りし、ひなが成長するまでこの
田んぼに留まる。
9月上旬になると越冬する地へ飛び立っていくが、今年はまだエサを食べている姿が見られた。
写真家の岡本範正氏(木更津市)は、この長須賀の田んぼで鳥を観察し写真に収めている。