校舎はレンタルオフィス 他【新千葉新聞】
- 2021/1/31
- ニュース
新千葉新聞2021年1月31日発行
校舎はレンタルオフィス
木更津市は(株)コスモスイニシアと契約
富岡小跡地活用 学校キャンプ等も
木更津市は、平成31年(2019年)3月末をもって統合により閉校した木更津市立富岡小学校の後利活用に関する敬意役を今年1月28日、(株)コスモスイニシア(高智亮太朗代表取締役社長、東京都港区)と締結した。
市では、同校跡地を活用して、地域活性化事業を行うため、公募型プロポーザル方式(目的企画を提案してもらう)で実施した。
令和元年(2019年)8月9日、(株)コスモスイニシアを優先交渉権者に選定し、同年11月16日には富来田地区住民説明会(住民31人、コスモスイニシア4人)を実施した。
その後、基本協定締結や市議会の承認「減額貸付議案可決(土地・減額貸付、建物・無償貸し付け)」を経て、今年1月に不動産貸し付け契約の締結に至ったもの。
同社は1969年設立、不動産販売・賃貸・流通事業などを手掛ける企業。
富岡小跡地利用については、「パワーチャージリゾート」というコンセプトのもと、東京から1時間で来られる立地と里山の広がる自然環境を生かして、アウトドアリゾート交流施設として、地域の活性化につながる施設を整備・活用していく方針。
▽工程は「新しいグランピング体験ができる宿泊施設」、
▽後者は「新しい働き方に応えるレンタルオフィス」(仮称・ETOWA KISARAZU)として活用するなど、グランピングとコワーキングオフィスを併設したアウトドアリゾート型交流施設を整備・運営する。
今後の予定として、今年12月から来年2月の間に工事着工、同年春にプレオープン、同年秋ごろにグランドオープンを目指すとしている。
ちなみに、グランピングとは、施設運営側がキャンプに必要なこと(テント設営や料理など)をすべて行い、利用者は手ぶらで出かけてキャンプを楽しめること。
木更津市では、中郷中跡地利用(房総ローバーズ木更津FCが活用のサッカー場)に次いで、市内2例目となる学校跡地活用事業として、地域活性化につながる施設の整備・活用に期待を込めている。
往復利用確約タクシー
小湊鉄道G6社 木更津市等で新サービス
小湊鉄道グループタクシー6社は、あす2月1日(月)から、自宅と目的地のお薄く利用を確約する新サービスを七原氏や木更津市などで始める。
同サービスを導入するのは小湊鉄道タクシー、木更津タクシー、牛久タクシー、小湊タクシー、大多喜タクシー。
グループタクシー6社の統括本部によると、病院や買い物、塾通い、習い事などの利用を想定し、「往復確約タクシー」を運行するもの。
1階の電話予約で往復利用でき、支払いも帰宅の際まとめて1回で済む。
過疎化が進む地域での送迎、新型コロナウイルス感染防止、移動中の人との接触を減らすなど、様々なニーズに対応する。
新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要の回復も狙う。
往復30分乗車の料金は3,330絵㎜(小湊てう堂タクシーは3,340円)、迎車料金を含む。
30分未満も同運賃。
移行10分毎に1,110円加算。
目的地で車両は待機せず、利用者が指定した時間に迎えに来る。
電話での予約制で、完全日時指定。
予約の際、月日・曜日の指定、(往路)自宅出発時間と(復路)降車した指定の場所からの出発時間を伝える。
決済方法は厳禁・クレジットカード・QRコード・ICカード(予定)。
各社ともタクシー車内で消毒を実施し、従業員のまあ救着用、検温など感染防止対策を徹底するほか、除菌効果による空気感染対策として、シートに光触媒コーティングを塗布する(コーティングと太陽光等の化学反応により除菌と抗菌効果が得られる)。
予約は利用に関する詳しい問い合わせは各社へ。
木更津タクシーはTEL0438-223-4500。
地元平均倍率1.02倍
君津高と上総校が統合、君津高校に
君津地方7高校 公立高校志願状況
県内の公立小中学校教諭でつくる「県教育研究会進路指導研究部会」(部会長・中條専一成田市立西中学校長)は29日、今春に県内公立高校入学を目指す公立中学3年生の進路希望志願調査(7日現在)の結果を発表した。
10回続いた前期・後期選抜を1本化して初の試験(受験回数は1回に限定)。
新型コロナによる休校拡大で出題範囲も縮小される。
全日制は、126校計30920人の募集定員(前年比1480人減)に対し、志願者は34100人(同3204人減)で、平均死亡倍率は1.10倍と、前年比0.05ポイント減少した。
生徒数減少に加え、私立志望者が増え、さかのぼれる2002年以降で、最低を更新した。
君津地域では、今年度4月から君津高校と上総高校が統合し、新・君津高校(普通科と園芸科)としてスタートする。
そのため全日制公立高校はこれまでの8校から7校となり、募集定員は前年80人減の1480人。
定員に対し、志願者数は1517人で、平均倍率は1.02倍だった。
倍率が一番高かったのは、袖ケ浦高普通科の1.33倍、次いで木更津高普通科の1.19倍、木更津東高普通科が1.02倍、君津高普通科1.00倍。
2017年度から木更津高校に「理数科」が設置され、定員40人のところ、志望者は33人で0.83倍。
天羽高校普通科と君津商業高商業・情報処理科、君津青葉高総合学科、君津高園芸科、袖ケ浦高情報コミュニケーション科で、募集人員に達しなかった。
今回も天羽高校は地域連携アクティブスクール、君津商業高校の商業化と情報処理科は、一括募集となる。
試験は2月24日(水)、同25日(木)に行われ、合格発表は3月5日(金)。
地元4市で計7人感染
29日県発表コロナ 木更津で老女死亡
県によると29日、君津地域で新たに新型コロナウイルスに感染した1人ンお死亡と、7人の感染が確認された。
死亡したのは木更津市の90歳代以上女性で、「特別養護老人ホーム波岡の家」(じゅさらづし)の入所者。
28日に死亡した。
「特養波岡の家」では、新たに木更津市の男女2人の感染が判明。
いずれも入所者。
同施設における感染者は入所者50人、職員17人の計67人となった。
同市悦を管轄している君津保健所では、施設の協力を得て検査の実施及び感染拡大防止に向けた指導等を行っている。
当地域における、29日の新規感染者の居住地別内訳は、木更津市が4人、君津市、富津市、袖ケ浦市が各1人の計7人。
同日現在の累計感染者数は木更津市が363人、袖ケ浦市が153人、君津市115人、富津市33人に増えた。
4市の感染者概要は次の通り。
①推定感染経路②発症日(無症状は検体採取日)③検査確定日④発症2日前からの行動歴。
【木更津市)
▽70歳代会社員男性
①患者接触
②23日
③28日
④自宅、職場、医療機関
▽50歳代アルバイト女性(無症状)
①患者接触
②28日
③28日
④自宅、職場、医療機関
▽90歳代以上男性
①特養老波岡の家の入所者
▽80歳以上女性
①特養老波岡の家の入所者。
【君津市】
▽60歳代会社員男性
①不明
②25日
③27日
④自宅、職場、医療機関
【富津市】
▽50歳代無職女性(無症状)
①調査中
②28日
③28日
④自宅、医療機関
【袖ケ浦市】
▽70歳代無職男性
①不明
②12月28日
③27日
④自宅、医療機関
感染者については、県が濃厚接触者の把握を含めた行動歴の調査等を行っている。
県内では29日、新たに感染者10人の死亡と、339人の感染が判明した。
1日の死亡数としては過去最多で、このうち1人は20歳代男性(市川市)。
同日現在の県内の感染者は21787人、死亡は238人。
節分会を実施
髙倉観音と神野寺
木更津市矢那1245、坂東30番髙倉観音(平野山高蔵寺)では、2月2日(水)午後6時から、絶分会(豆まき)を実施する。
問い合わせは同寺TEL0438-52-2675へ。
また、君津市鹿野山324-1、神野寺では、2月2日(火)午後1時からと、午後6時から、節分会(豆まき)を実施する。
問い合わせは、同寺(TEL0439-37-2251)へ。