鉄と科学の不思議を知る 他【新千葉新聞】
- 2020/12/13
- ニュース
新千葉新聞2020年12月3日発行
鉄と科学の不思議を知る
千葉市の製鉄所と科学館を見学して
木更津市立波岡小学校 5年生が校外学習
木更津市立波岡小学校(校長・増田一秀、児童数213人)では、8日(火)に5年生児童38人が、JFEスチール(株)東日本製鉄所(千葉地区)と千葉市科学館への校外学習を行った。
コロナウイルス県選への危惧から、中止にすることも考えたが、現地でしか学ぶことができないこともあり、児童たちにより充実した学習活動を味わわせたいとの思いから、1クラスとバス2台に分けて車内の密を避けたり、お弁当は一定方向を向いて食べたりするなど、感染症予防対策をとった上で、実施することとなった。
午前はJFEスチール東日本製鉄所の役割や鉄の作り方などの説明を受けた。
次に、鉄を冷やして厚い板にする連続鋳造をする工場の見学をした。
熱せられて真っ赤になった鉄を見た児童たちは「熱い!」「冷やすのにこんなに水を使うんだ!!」などと驚きの声を上げていた。
午後は、千葉市科学館で科学の実験や様々な体験を通して、楽しみながら学ぶことができた。
帰りのバスでは、「製鉄所の弘だが東京ドーム170個分もあるなんてびっくりした」「科学実験が楽しかった」「鉄についていろいろ知ることが出来て良かった」「などと充実した活動を子どもたち同士で話し合った。
この日の活動は後日、同校の新聞にまとめられる予定。
同校では、この5年生の校外学習を最後に全学年の校外学習を無地に終えることができた。
その都度、感染症対策をとりながら、内容や行先を考えてきたが、増田校長は、「子どもたちにとって有意義な学習ができた。保護者や受け入れてくれた各事業所の人々の協力に感謝したい」と振り返った。
長年クラブの発展に寄与
9人と1団体に市長感謝状や表彰状
木更津市SC連合会 シニアクラブ大会
木更津市シニアクラブ連合会(佐藤正義会長、会員25クラブ、664人)の鄭和2年度「第56回木更津市シニアクラブ大会」が10日(木)市民総合福祉会館市民ホールで開かれた。
同大会は、市内のシニアクラブ代表や会員が一堂に集い、情報を共有し、研鑽を深め、シニアクラブの充実発展、福祉の向上などを期すもので、毎年開かれている。
しかし今年は、新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小して開催。
また毎年、会員の生きがいづくりなどを目的に開催されt丹精込めた作品が展示される「第56回シニアクラブ連合会作品展」も中止となった。
当日は単位クラブの会長及び、受賞者等32人が出席した。
式典は、田中札子副市長、滝口君江社会福祉協議会会長の来賓を迎え開会。
国歌斉唱、会員憲章唱和に続いて、砂糖正義会長が挨拶、田中副市長や滝口社会福祉協議会会長の来賓祝辞が続いた。
席上、長年にわたりシニアクラブの発展・充実等に寄与した個人や団体に、市長感謝状(2人と1団)や、シニアクラブ連合会長表彰状(6人)を贈り敬意を表した。
続いて『大会宣言』では、「新型コロナウイルス感染拡大防止の基本原則を守り、生きがいと健康づくりをはかり、地域社会に貢献する諸活動を積極的に展開しよう」などが盛り込まれた大会宣言を確認し合った。
表彰式終了後、ニュースポーツセミナーを開催、体操をしたり、「トリコロキューブ」の遊び方を体験し、久しぶりに会員同士のコミュニケーションを図ることが出来た。
各種表彰者は次の通り。(敬称略)
◎市長感謝状
▽功労者=原田いそ(第7清寿会)、小坂幹雄(真舟朋の会)、鈴木久子(請西第一寿会)、岩根若木会(団体)
◎シニアクラブ連合会会長表彰
▽功労者=渡邉千代子(第7清寿会)、木戸直義(真舟白寿会)、齋藤吉衛(請西第2寿会)、服部量三(岩根若木会)、藤井弘(活寿会)、高橋信行(八幡台友和会)
雑巾を寄贈
明治安田生命木更津
明治安田生命木更津分解(分会長・榛澤明美)では、9日、フィンランソロピー活動の一環として、社会福祉事業のために使ってほしいと、雑巾220枚を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄贈した。
社説
木更津税務懇話会16団体
君津地域4市(木更津・君津・富津・袖ケ浦市)を直轄する木更津税務署には、「木更津政務署懇話会」という組織がある。
同組織は小元経済の発展に深いかかわりを持つ16の税務・経済団体が一体となって、住民への正しい税の理解や普及や啓蒙に取り組んでいる。
同懇話会という組織は他の税務署管内には類を見ないもので、官民が深い信頼関係のもとに、国、県、君津地域4市の未来のために、税の適正・公平な課税・徴収など税務行政の安価綱運営に尽力している。
各団体の取組みでは、
▽木更津税務署との共催による「納税表彰式」(優良納税者、税に関する功労者表彰)
▽「税の標語・作文コンクール」(焼酎っ学生への税に対する関心を高める)
▽「税を考える週間」に因む街頭キャンペーン、花の種配布の実施
▽君津地域4市の学校での「租税教室」開催(君津地区租税教育推進協議会の活動として、未来を担う児童・生徒への税に関する正しい知識と理解を深める)。
木更津で無署懇話会の構成団体(順不同)は、「木更津間税会」「木更津税務署管内納税貯蓄組合連合会」「木更津青色申告会」「公益社団法人木更津法人会」「税理士会木更津支部」「木更津小売酒販組合」「千葉県酒造組合かずさ支部」「千葉県卸酒販組合木更津・館山ブロック」「君津商工会議所」「君津地区商工会連絡協議会」「木更津金融懇談会」「君津水産協会」「一般社団法人千葉県宅地建物取引業協会南総支部」「木更津市農業協同組合」「君津市農業協同組合」。
また、木更津税務署長、木更津県税事務所長、木更津・君津・富津・袖ケ浦の4市長が同懇話会の顧問を務めている。
年明けにすぐに令和2年分の確定申告の受付が開始される。
今年はコロナ禍一色で、全ての事業で苦しい経営課下にある。
国・県・各市でも様々な救済・支援事業が展開されている。
有効活用して乗りこえたい。
木更津駅でピアノ演奏
16日に駅構内 お披露目セレモニー
世界に一つだけのアートピアの「Microcosmos Thank You All」(マイクロコスモスサンキューオール)が、今月16日(水)午後4時30分から、JR木更津駅構内でお披露目される。
このピアノは、木更津市立祇園保育園で40年間にわたり子どもたちと音楽を奏で、子供たちの成長を見守ってきたピアノ。
木更津駅の全面協力により、アーティスト・増田セバスチャン氏の手によって、みんなへの「ありがとう」がこもった世界に一つだけのアートピアノとして駅ピアノに生まれ変わるもの。
当日は、「お披露目セレモニー」として、祇園保育園元園長や卒園生による駅ピアノ披露、増田セバスチャン氏によるコメント、木更津ふるさと応援団のシンガーソングライター・松本佳奈さんの記念演奏が行われる。
終了後、松本佳奈さんと、スペシャルゲストによる演奏会も予定されている。
園芸宅配サービスに改修も
木更津市の(株)石田陶器 『木更津ガーデン便』
創業113年の老舗「(株)石田陶器」(木更津市桜井新町1-2-7)は、「園芸宅配サービス」を11月から開始した。
この取り組みが多くのメディアで紹介され反響を呼んだことから、同点ではお客様の声をいち早く取り上げ、サービス開始からわずか1週間で内容を改善、名称も『木更津ガーデン便』にリニューアルした。
『木更津ガーデン便』では、「園芸宅配サービス」の木更津市内限定、園芸用品を1個から送料無料で自宅まで届けるサービスに、不要になった古い土の回収が追加されている。
「培養土を購入したいが古くなった土はどう処分すればいいのか?」の問い合わせがきっかけとなり、培養土を購入した人対象のサービスとして追加することになった。
『木更津ガーデン便』の配達可能日は午前9時~午後5時、配達商品はプランター、腐葉土、培養土、発酵油かす、置くだけ肥料、他。
問い合わせは「(株)石田陶器」へ(TEL0438-37-3693、午前9時~午後5時)。
同取り組みは木更津市産業創業支援センターらづBizも応援。