参院選きょう3日公示 他【新千葉新聞】
- 2025/7/3
- ニュース

新千葉新聞2025年7月3日発行
参院選きょう3日公示

20日(日)に投・開票、17日間の選挙戦
千葉選挙区は3人改選 16人が立候補表明
任期満了に伴う「第27回参議院議員通常選挙」は、きょう3日(木)に公示され、20日(日)に投・開票、17日間の選挙戦に突入する。
千葉県選挙区は定数六に対し、今回の選挙では半数が改選されるため、定数3に対し、16人の立候補が予想されており、過去最多となる模様。
内訳は現職3人、新人13人。
今選挙戦では、昨年末以来のコメ価格をはじめ、諸物価値上がりで県民の日常生活は困窮しており、解消に向けた対策などが大きな争点になる模様。
またこれまでの国政及び地方選挙でも子育て支援に関する問題も各候補者のPRポイントであったが、昨今の子どもたちを取り巻く社会モラルの欠如などが増加傾向にあり、是正や啓蒙などへの取り組み方針も注目される。
立候補予定者は次の通り。
(順不同・敬称略、7月1日現在)
▽石井準一(67)自由民主党、現③、公明党推薦、
▽豊田俊郎(72)自由民主党、現②、公明党推薦、
▽長浜陣行(66)立憲民主党、現③、
▽石塚貞通(58)日本維新の会、新、
▽白石ちよ(49)日本共産党、新、
▽小林さやか(41)国民民主党、新、
▽山本なつみ(36)れいわ新選組、新、
▽中谷めぐ(43)参政党新、
▽大薄裕也(36)無所属、新、
▽小笠原裕(62)諸派、新、
▽小林修平(34)諸派、新、
▽中野智彰(48)諦派、新、
▽江田良将(48)諦派、新、
▽橋本直久(61)諦派、新、
▽玉元弘次(61)諸派、新、
▽大塚京子(68)無所属、新。
ゼロカーボンシティ実現等

持続可能な地域社会の形成へ包括連携
木更津市が締結式 東京ガス(株)と協定
木更津市は7月1日、東京ガス(株)(代表執行役社長・笹山晋一、本社・東京都港区海岸)と、持続可能な地域づくりに向けた「包括連携協定」を締結した。
同社の自治体との包括連携協定は木更津市で10例目。
木更津市役所駅前庁舎8階会議室で行われた締結式には、東京ガス(株)から小西雅子常務執行役員地域共創カンパニー長、清田修千葉支社長、山内義実千葉支社副支社長など8人が出席。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、伊藤昌弘環境部長、品川昭和企画部長など関係者が出席し、多数の来庁に敬心を表した。
渡辺市長と小西執行役員が協定書に署名して締納、記念写真に収まった。
同協定では、再生可能エネルギーやカーボンオフセット都市ガス普及促進、デジタル技術を活用したエネルギーの最適化、防災力の強化、経済循環の促進に向けた地域との共創など、幅広い分野での連携を図る。
今後は本協定に基づき、地域全体で脱炭素化を進め、ゼロカーボンシティの実現と持続可能な地域社会の形成を目指していく。
席上、渡辺市長は「2050年のゼロカーボンを目指し、それぞれの認知を結集し、多角的な視点でモデルとなるような取り組みを創出することで持続可能な地域づくりにつなげたい」などと決意を示し一層の理解と協力を願い、同社の益々の発展を祈念した。
小西執行役員は、「木更津市の目指すゼロカーボン実現のためのパートナーに選ばれたことは大変光栄。市の防災力強化、カーボンニュートラル、地域活性化の力になりたい」などと挨拶した。
同社は、今年9月13日開会の「東京2025世界陸上競技選手権大会」においで、カーボンクレジットを活用したC02排出量削減への取り組みに、協力することが決定している。
連携事項等は次の通り。
①オーガニックなまちづくり及びSDGsの推進に関すること、②地域の脱炭素に関すること、③防災・災害対策に関すること、④学校教育に関すること、⑤地域の経済循環に関すること、⑥その他両者が協議し、必要と認めること、など。
とうもろこしの収穫体験

講師はJBKFARMの地曳友理江さん
かずさアカデミアパーク 親子で学ぶ食育
(株)かずさアカデミアパーク主催、「親子で学ぶ食育(とうもろこし)~かずさアークWorkshop vol・15」が、今月6日(日)午前10時から11時30分まで、かずさアカデミアホール/1階会議室で開かれる。
事前予約制。
木更津・万石地区でサステナブルな農業を営むJBK FARMの地曳友理江さんを講師に迎え、とうもろこしの生育に関する話や、とうもろこしの収穫を休験する。
収穫したとうもろこしは持ち帰ることができる。
参加費は一家族〈4人まで〉3,500円(材料費、講師代、消費税含む)。
特典として、ホテルレストランの20%割引券がプレゼントされる。
予約はオンライン予約。QRコードまたはホール公式サイトから申し込む。
チケット申し込み期限は5日(土)正午。
参加費は予約の際に支払う(事前決済)。
※最少催行人数は3組。定員になり次第募集を締め切る。
状況により内容を変更または中止する場合がある。
問い合わせ先は(株)かずさアカデミアパーク営業部(℡0438-20-5489、平日午前9時~午後5時30分)。
地域の身近な金融機関として

平野文彦理事長が経営状況などを報告
君津信用組合 第63期通常総代会
君津信用組合(理事長・平野文彦、本店・木更津市潮見)の「第63期通常総代会」(総代数220人)が6月27日(金)、本店4階大ホールで開かれた。
今回は、本人出席77人、書面決議書47人、委任状3人、合計127人で開会された。
当日の議決権総代数は必要定足数を満たしているため、全3議案が承認された。
平野理市長は挨拶で「令和6年度は資源価格や物価高騰を受け一時停滞感を強めたものの、賃上げの継続や価格転嫁の進展などにより回復基調を維持した。今後はトランプ政権による強権的政策の影響も受けやすい」と経済状況を報告し、「未だ多くの事業者が厳しい状況にある中、当信組は資金繰り支援はもとより、移住・定住を促進する住宅ローンなど貸出金に注力すると共に、地域で最も身近な金融機関として相互扶助の精神で皆さんに寄り添い、家計や経営のお手伝いに努め、ボランティア活動も大切にしていきたい」と決意を述べた。
また、今年2月に総代の改選が行われ17人の新総代が誕生したことから、議案審議に先立ち、同日出席の新総代全員が紹介された。
続いて、令和6年度総代による紹介連動表彰式が行われ、各部門の優秀賞計4氏が顕彰された。
また、令和6年度表彰店舗・職員の発表があった。
総代会では、監事による監査結果報告、会計監査法人による監査講評、第63期事業報告書、貸借対照表、損益計算書、利用者の声を踏まえて経営改善を行った事項などが報告された。
提案の第64期事業計画並びに予算案など、第1号~第3号議案は全案可決・承認された。
来賓として、全国信用協同組合連合会 木店営業第2部の伊東宏朗部長、吉田孝浩次長、千葉第一監査法人代表社員 公認会計士の高木潤一氏が出席した。
表彰者は次の通り。
(敬称略)
君津信用組合は昭和37年5月設立。
今年5月に創立63周年を迎えた。
今年3月31日現在、出資金9億6,200万円、組合員数29,506人、預金は1,487億1,500万円、貸出金は954億5,400万円.営業地域としては木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、市原市、館山市、南房総市、鋸南町の7市1町に15店舗を構える。
常勤役職員は144人。
スマホ依存やSNSなど

畑沢中学校 情報モラル講習会
木更津市立畑沢中学校(校長・吉岡秀樹、生徒数328人)で6月27日(金)、少年問題アナリストで、木更津市教育委員会スクールソーシャルワーカーでもある上條理恵さんを講師として招き、全校生徒を対象に「情報モラル講習会」が開催された。
同講習会は県教が教育情報モラル教育事業の一環として行われ、スマホ依存やsNsに関するトラブルや危険性をしっかりと理解し、子ども達を被害者にも加害者にもさせないことを目的に行われた。
講習では、小中高での体育教師や千葉県警察少年補導専門員、様々な教育機関での多くの青少年との関わりを持つ上條さんが、実際に起こった事件を事例として紹介しながら話を進め、「たった一度の人生、満足のいく人生を送ってほしい」「誰も人を傷つけてはいけない」「犯罪に関わって後戻りする、そんな無駄な時間を過ごしてはいけない」などのメッセージを送り、生徒は真剣な表情で話に耳を傾けた。
講習後の感想では、「SNSでの悪口やかげ口でも、人の人生が変わってしまうことがあるから、自分からいじめをなくせるように行動したい」「知らない人とSNSで話したことがあるので、それがとても危険なことだったということがわかった」「これだけ事件が起こっているから、他人事で考えてはいけない」という意見が寄せられた。
琴泰広の番付

大相撲名古屋場所
日本相撲協会は6月30日、今月13日に初日の大相撲名古屋場所(IGアリーナ〈愛知国際アリーナ〉)の番付を発表した。
郷土力士の富津市出身、琴泰広(ことたいこう)は、東三段目八枚目から四三段目三十六枚目にさがった。
先場所(夏場所)の成績は3勝4敗の負け越し。
早起き野球結果

▽ダイナミックスターズ6-2GGフェニックス
二酸化炭素の回収貯留

CCS(株)パイプライン建設準備事務所
温室効果ガス削減へ 木更津等で説明会
首都圏CCS株式会社パイプライン建設準備事務所は、「二酸化炭素の分離回収貯留事業(CCS事業)計画に関する説明会」を、今月6日(日)に木更津市民会館、24日(木)に金田地域交流センター(きさてらす)で開催する。
同社では、地球温暖化の原因となっている温室効果ガスを削減するため、二酸化炭素を回収/貯留する事業を検討している。
この事業は、工場などから排出された二酸化炭素を回収しパイプラインを通じて適切な貯留地点まで運び、地下深くに安全に封じ込める技術(CCS技術)を活用するもので、CCS事業という。
現在、千葉県内でこの事業化に向けた検討作業(首都圏CCS事業)を実施しているが、この一環として、二酸化炭素を送るためのパイプライン建設に向けた調査・設計作業を行っている。
説明会は、パイプライン調査ルート沿線の地域住民に、計画の内容やCCS技術の概要、今後のスケジュール等を説明し、質問・意見を聞くために開くもの。
事前申込不要、受付時回内に来場をと。
多くの参加を歓迎している。
詳細は次の通り。
《日時》
◎7月6日(日)午後2時30分~(受付2時~)、木更津市民会館/中ホール
◎7月24日(木)午後7時~(受付6時30分~)、金田地域交流センター(きさてらす)多目的ホール
《説明内容》
◎CCS事業の概要
▽二酸化炭素(CO2)を分離回収し、地下深くに貯留するCCS技術の概要について
◎首都圏CCS事業の概要
▽日本製鉄(株)東日本製鉄所君津地区及び京葉臨海工業地帯の複数産業を排出源とするC02を回収し、パイプラインで送り、千葉県外房津の海域に貯留する計画について
◎パイプラインの設置計画
▽CO2を安全かつ効率的に送るためのパイプライン設置計画(ルートや工法等)について
◎地域への影響と対策
▽事業が地域に与える影響と、それに対する対策について
◎質疑応答
▽参加者からの質問に答える
《問い合わせ先》
◎首都圏CCS(株)パイプライン建設準備事務所総務グループ(千葉市中央区問屋町1-25 千葉ポートサイドタワー18階、℡043-302-2310、FAX043-302-2313)
メールアドレス metroccs.pl.adm@m.lnpex.co.jp