【R7/3/31まで】東京湾アクアライン上り線(木更津→川崎方面)におけるETC時間帯別料金を令和6年度も社会実験を継続
- 2024/4/10
- 生活サービス
東京湾アクアラインでは、土日・祝日の特定の時間帯に交通が集中することによって激しい混雑が発生していることから、交通需要の偏在等による混雑の緩和を図るため、土日・祝日のアクアライン上り線(木更津→川崎方面)において、特定の時間帯の割引料金を変動させるETC時間帯別料金の社会実験を実施しています。
社会実験により混雑の緩和等に一定の効果が認められるとの分析結果と、現行の社会実験の継続に向けて調整を行う旨の方針が示されたことを踏まえ、令和6年度末まで社会実験を継続することとなりました。
ETC時間帯別料金社会実験の概要
対象区間
東京湾アクアライン 上り線(木更津→川崎方面) 木更津金田IC→浮島IC
対象期間
令和7年3月31日(月曜日)までの土日・祝日
(1月2日、1月3日、振替休日を含む)
対象車両
ETC車(全車種)
平日(上り線・下り線) 0時から24時
軽自動車等 640円
普通車 800円
中型車 960円
大型車 1,320円
特大車 2,200円
社会実験の効果
- 混雑時間帯の交通量が減少し、前後の時間帯に分散
混雑している時間帯(13時から20時)の交通量が減少し、前後の時間帯に分散している。 - 渋滞による時間のロスが減少
アクアラインの交通量は、社会実験前と比べ増加しているにも関わらず、渋滞による損失時間が土曜日 約31%、日曜日 約21%減少している。 - 事故が減少し、安全性が向上
急減速(急ブレーキ)の発生頻度が30%減少し、事故件数が42%減少している。 - 高速路線バスの定時性が向上
アクアラインを通行する高速路線バスの休日の遅延時間が最大で23分改善し、バスの定時性が向上している。 - 観光客の滞在時間が増加
千葉県を訪れたアクアライン利用者の一日当たりの平均県内滞在時間が実験前と比較して20%増加している。 - 観光施設の声
「17時以降の利用者が増えた」や「営業時間の延長の可能性」といった観光客の県内滞在時間の増加を期待する声も聞かれている。