火災想定した防災訓練 他【新千葉新聞】
- 2023/9/5
- ニュース
新千葉新聞2023年9月5日発行
火災想定した防災訓練
鎌足中学校 生徒や教職員も真剣に
木更津市立鎌足中学校(校長・佐々木伸司)では、8月31日(木)に火災を想定した「防災訓練」を実施した。
どのような状況下にあっても、災害に適切な対応ができる力を養うことを目的に、避難訓練に加え、消火器の使用方法についての学習や、はしご車の搭乗体験を行った。
また、教職員が有事の際に、組織で迅速に対応ができるよう、初期消火訓練や消防署への通報訓練を合わせて実施した。
同訓練には、木更津市消防署清川分署員3人が立ち会い、「生徒たちが真剣に避難行動をすることが出来ていた」と講評があった。
同中学校では、1学期に地震を想定した避難訓練を実施しており、3学期は不審者対応を想定した訓練を実施する予定という。
高点句1位は川合憲子さん
木更津市文化協会 市民俳句大会結果
木更津市文化協会(会長・鹿島典子)主催、令和五年度木更津市文化祭事業、「第47回市民俳句大会」が3日(日)午後1時から、木更津市立中央公民館(木更津駅西口前、スパークルシティ6階・第7会議室)で開かれた。
23人が参加。
出席者による互選(一般選)で5句、特別選者の鈴木秀朗さん・貝原靖湖さん・川合憲子さんが10句、主催者・文化協会の鹿島会長が10句を選出した。
同点の場合は特別選者優先の上、受付順とした。
選句の結果、高点句一位には川合憲子さん(太田)の句が選ばれた。
高点句(代表句)は次の通り。
▽1位(12点)=「新涼やさらりとほどく束ね髪」川合憲子(太田)
▽2位(11点)=「じりじりと真昼風なき終戦日」鈴木秀朗(貝渕)
▽3位(11点)=「郷里や一望波うつ蕎麦の花」瀬川泰行(八幡台)
▽4位(11点)=「力まずに生きるつもりや秋桜」鶴岡久美子(朝日)
▽5位(9点)=「桃の実の匂ふこの日の仏間かな」宇根幸子(市原)※木更津教室
▽6位(9点)=「べからずの呪縛とかれて草の絮」須田眞里子(太田)
▽7位(8点)=「駅を出て実朝の海秋落暉」中村瞳(清見台)
▽8位(7点)=「別れ来てバスの窓より遠花火」舟田英子(清川)
▽9位(6点)=「鵙の贄昼餉の時はとうに過ぎ」加藤法子(日の出)
▽10位(6点)=「平和呆けの小さき島国穴まどひ」小原幸子(太田)
(敬称略)
県大会へ地元から5校
秋季県高校野球大会 48チーム出揃う
「秋季県高校野球大会予選」の敗者復活戦は2日に2回戦の残り、3日に代表決定戦が県総合スポーツセンター野球塲などで行われ、県大会に進む48チームが出揃った。
地元からは木更津総合、拓大紅陵、志学館、翔凜、暁星国際の5校。
県大会は今月16日(土)に開幕。
既に予選を勝ち進み出場を決めている28チームと夏の甲子園出場で予選免除の専大松戸、敗者復活戦を勝ち上がった19チームで行われ、優勝・準優勝チームが関東大会(10月21日開幕、栃木県)に出場する。
関東大会の成続は来春のセンバツ出場校を決める重要な参考資料になる。
地元校の結果続きは次の通り。
【2日】
◎2回戦
▽暁星国際11-1国府台(6回コールド)
▽銚子商15-0泉・天羽・市原緑・君津青葉連合(5回コールド)
【3日】
◎代表決定戦
▽暁星国際9-8日大習志野
▽安房2-1袖ヶ浦
中村正三郎氏
(なかむらしょうざぷろう、元衆議院議員、元法務大臣)1日死去した。
89歳。
旧三芳村(現南房総市)出身。
衆院旧千葉3区や小選挙区の千葉12区などから選出され、連続9期務めた。
環境庁長官や自民党県連会長などを歴任した。
葬儀・告別式は未定。
中村氏は会社員や衆院議員を8期務めた父庸一郎氏の秘書を経て1979年の衆院選に旧千葉3区から立候補し初当選。
1991年、宮沢内閣の環境庁長官として初入閣した。
1998年7月に法相就任。
2005年8月に政界を引退した。
2019年には館山市の名誉市民に選ばれた。
袖ケ浦市のサーキット場のオーナーでもある。