我が国の安全保障問題等 他【新千葉新聞】
- 2023/6/27
- ニュース
新千葉新聞2023年6月27日発行
我が国の安全保障問題等
特別会員の陸・海・空自衛隊代表も
3年ぶり開催 木更津円木会の交流会
木更津円木会(えんぽくかい、会長・松本信夫)の「令和5年度交流会(総会合)」が22日(木)午後6時から、「舵輸」(木更津市富士見)で3年ぶりに開催された。
円木会は、日本を取り巻く国際情勢の変化に伴い、我が国の安全保障問題について国民一人ひとりが真剣に考え、議論する場が地域社会の中に必要であると設立された。
木更津円木会は、平成3年(1991年)8月に、原恭(代表)、北見潔(元木更津市長)、松本良治、在原洋、白石綱吉、鳥海良晧、鈴木義久の各氏を設立発起人として発足。
東京、長野、岐阜、沖縄に次いで全国で5番目だった。
木更津地区は、陸・海・空、3自衛隊が存在する全国でも数少ない地区であり、今後ますます地元自衛隊との交流を深めつつ、お互いの意見を交換し合うことが必要であるとして、地元財界人並びに木更津自衛隊代表者を中心として会目を構成し、会員相互の親睦と見識、能力の向上を目的としている。
今年度の交流会には、会員のほか、特別会員の陸・海・空自衛隊正副代表六人、来賓の高橋恭市富津市長等、他オブザーバーなど約60人が出席。
松本会長挨拶、特別会員紹介後、議事では「事業計画承認の件」が承認された。
アトラクションでは、陸上自衛隊第一ヘリコプター団長兼木更津駐屯地司令の廣瀬敏彦氏(陸将補)、海上自衛隊航空補給処処長の三宅隆夫氏(一等海佐)、航空自衛隊第四補給処木更津支処長兼木更津分屯基地司令の高橋康仁氏(一等空佐)が挨拶し、交流会に入った。
木更は円木会の改正後の役員等は次の通り。
▽会長=松本信夫((株)キミツ鐡構建設)
▽副会長=内田恨一郎(税理士法人かずさ合同事務所)、宮崎洋史((株)宮崎酒造店)、白石直樹((有)かずさ和牛工房)、鈴木崇久((株)たからや)
▽幹事=木内商茂(協友建機(株))、池田恒((株)冨田屋商店)、榎太大悟((有)ダリア商事)、浜田智一(ハマダ不動産開発(株))、伊藤友彦((株)ともちか)
▽事務局=(株)ともちか(木更津市潮見、℡O438―40―5796)
(敬称略)
最優秀賞に「四房が原」
木更津市PTA運協総会表彰式 会長を再任
木更津市内の各単位PTAの発展を推進し、児童・生徒の健全な育成を図ることを目的として活動している木更津市PTA連絡協議会(会長・濱嵜光徳畑沢中PTA)の「令和5年度定期総会並びに表彰式」がこのほど、東京ベイプラザホテルで開催された。
席上、令和4年度第37回広報紙コンクール入賞校が表彰され、最優秀賞には、木更津第二小PTA広報紙の『四房が原』が選ばれたほか、優秀賞3、優良賞4、特別賞2校が入賞した。
また、令和4年度PTA活動功労賞(個人・団体)の感謝状が贈られた。
議事では、令和4年度事業報告、同会計決算報告が承認され、令和5年度の役員の選出、令和5年度活動方針並びに事業計画、同予算案が可決・承認された。
令和5年度の役員は次の通り。
(敬称略)
子どもの学習支援教室
木更津市社会福祉協議会主催 4公民館で開催
木更津市社会福祉協議会では、「子どものための学習支援教室」を開催している。
この教室は木更津市内の公民館で行われており、~勉強のやり方がわからない!自分ひとりでは宿題がすすまない!学校以外のまなぶ場、居場所が欲しい!~、こんな悩みを抱えている原則中学生(小学生も可)を対象に、大学生や地域のボランティアの協力を得て、一緒に勉強したり、ゲーム、レクリエーションなどをして楽しく過ごす子どもの居場所。
開催場所・時間等は次の通り。
▽西清川公民館=火曜日(午後5時30分~7時30分)、
▽岩根公民館=水曜日(同)、岩根地区は不定期で新御堂寺開催日もある。土回日(月1回、午前10時~正午)、
▽中央公民館=木曜日(午後5時30分~7時30分)、
▽富来田公民館(同)。
参加費無料、持ち物は宿題・問題集など自分が勉強したいものと、勉強に必要なもの、筆記用具・飲み物など。
見学・体験も出来る。
なお終了時間が遅いため、保護者等の迎えを願っている。
問い合わせ・申し込みは、木更津市社会福祉協議会地域福祉第一係、学習支援担当℡0438-25-2089。
眞栄田郷敦さんゲスト
30日にNHK フアミリーヒストリー
千葉県立木更津高校時代に体操部で活躍し、その後、銀幕のスターとなった千葉真一さんを父に持ち、現在、NHK総合テレビ(全国放送)の大河ドラマ「どうする家康」で武田勝頼役を演ずる人気俳優の眞栄田郷敦(まえだごーどん)さん(23)が、今月30日(金)夜10時から同局で放送の人気番組『ファミリーヒストリー』にゲストとして登場する。
『ファミリーヒストリー』は各界の第一線で活躍する著名人に焦点を当て、「家族史」に迫る番組。
徹底した取材によって、本人も知らなかったルーツや家族の歴史を明らかにしていく。
祖父母、そして父や母が生きた歳月・・・知られざる家族の歴史を紐解くことでアイデンティティや家族の絆を描く。
放映時間45分。
郷敦さんは平成12年1月9日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカで、父・真一さん(本名・前田禎穂)と母・本田珠美さんの次男として生まれた。
兄は、ハリウッド俳優の新田真剣佑さん。
番組では、アメリカ生まれの郷敦さんのルーツを、かずさの地で探す。
真一さんの父、前田七之助さんが、海軍航空隊のテストパイロットで活躍したという資料が、陸上自衛隊木更津駐屯地航空資料館で発見される。
さて、郷敦さんの祖父への思いは、また、かずさの地は、彼にとってどんな存在だろうか。
祖父・前田七之助さんのプロフィールは次の通り。
※軍友(千葉県)より。
明治30四年9月12日生「住所」君津市八幡15「電話」君津(2)2456番上海事変従軍記章 海軍上等飛行兵曹
七之助氏は当地の前田猪吉氏を尊父にその四男として生まれ、郷校を卒業後の大正8年、志願兵で横須賀海兵団に入団。
初年兵教育を受け、同10年、海軍砲術学校に入校し、普通科に6ヵ月学んだ。
のち、戦艦「山城」に乗艦。
次いで気球の試験に合格し、飛行船隊に配踟され、所沢で軍務に服し、関東大震災後、土浦の霞ヶ涌航空隊に転じ、同12年12月、操縦練習生となった。
学業を修了後も教官侯補生となり、次いで横須賀海軍航空隊に編成され、航空母艦において訓練。
昭和2年、航空母艦「赤城」に転属され、同5年、除隊となった。
その後、昭和7年、大演習に応召され、2ヵ月軍隊に籍を置いた氏は、翌8年10月、木更津航空隊に軍属で召され、博多の九州飛行機に精勤。
同18年10月には千葉県の日立航空機に転職。
引き続き飛行機関係の業務に精励中。
同20年8月の終戦を迎え、飛行時間16,000時間に及んだ。
氏は海軍を除隊時は上等航空兵曹であり、上海事変従軍記章、航空優等記章を受け、戦後は農業に従事する傍ら君津中央公民館貞本文館長、農業機械技術指導士等を務め、県老人大学総合福祉科で研修を受けている。
[家庭]夫人春子さん、長男禎穂氏(※千葉真一氏)、次男満穂氏、長女昌子さん、次女庸子さん、三女翠さん。