経済回復、前進の年に 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年1月14日発行

経済回復、前進の年に

優良会員企業の5社を池田会頭が表彰
木更津商工会議所主催 新年賀詞交歓会

木更津商工会議所(会頭・池田庸)主催、木更津市・木更津市商店会連合会・木更津金融懇談会後援の「令和6年新年賀詞交歓会」「令和5年度優良会員企業表彰式」が9日(火)東京ベイプラザホテルで盛大に開催された。
コロナ禍以来4年ぶりに様々な規制なしで行われた同会には、浜田靖一衆議院議員(代理・小脊昂穩書)高橘浩・森岳両県議、鶴岡大治市議会議長、榊原義久市原商工会議所会頭、榎本光男君津商工会議所会頭、高松利明日本製鉄(株)東日本製鉄所君津地区副所長、陸・海・空自衛隊関係者、市内外の経済界を支える幅広い関係者370人が一堂に集い、木更津市及び地域経済の一層の発展を期した。
冒頭、今年元日に発生した石川県能登半島地震での犠牲者に黙祷を捧げ冥福を祈り、被災者に見舞いの思いと、一日も早い復興を祈念した。
式典に先駆け「令和5年度優良会員企業表彰式」が行われ、「経営革新」「地域貢献」「環境改善」等に取り組み、業頡良好な5社を顕彰し、表彰状と記念の盾を贈呈した。
式典では、池田庸会頭、内田愼一郎・加藤智生・近藤直弘副会頭、佐伯浩一専務理事など執行部役員が壇上に勢揃い、代表して池田会頭が年頭挨拶を行った。
会頭は国内外の厳しい社会情勢の変化に触れながらも、~国内では今年七月から商工会議所の創設者「渋沢栄一翁」が新一万円札の顔として登場する。これにあやかり本年を《経済の回復、前進し続ける年》にしたい~などと呼びかけ、~個が輝き、地域が輝く木更津の実現に向けて全力で取り組む~と決意を述べ、多くの出席に感謝した。
表彰の優良会員企業五社は次の通り。
【経営革新・地域貢献】
◎(株)ごはんクリエイト(飲食業・コンサルティンク業、木更津市大和)=農林漁業のフードロス問題の解消や、地域食材の活用による賑わいの創出など、持続可能な食の循環プロジェクトを実践。
【経営革新】
◎(株)パプリカ会社です(宿泊業・飲食業、木更津市金田東)=~自由と笑顔を楽しむ~日本にいながら海外旅行体験ができるオーベルジュ(郷土料理を提供するレストラン付きホテル)。
◎合同会社房総山業(鳥獣捕獲業、木更津市矢那)=房総産ジピエを活用した新分野への進出!犬をターゲットとしたプレミアムペットフード事業の展開。
【環境改善・地域貢献】
◎ゼップエンターテイメント(株)(水稲事業・飲食業、テレビ番組制作業他、木更津市矢那)=有機米を木更津市内の学校給食に提供、無農薬米の栽培を続け、SDGs推進モデルに取り組む。「食と農業を豊かに」多角的な循環型事業の展開。
【環境改善】
◎日本リユースシステム(株)(リユースーリサイクル品の輸出と国内販売他、木更津市潮浜)=各家庭の衣類が開発途上国の子どもの命を救う。自立支援型お片付け商品古着&ワクチン。「リユースX開発途上国支援×障がい者の就労」が企業理念。

大学共通テスト始まる

2日間にわたり 清和大学でも実施

大学入試センター試験の後継テストで、4回目となる2024年「大学入学共通テスト」が、13日(土)と14日(日)の2日問の日程で、全国668会場で一斉に始まった。
大学入試センターによると今回、志願者数は、前年より20,667人少ない、491,914人。
前身の大学入試センター試験時代を含めると32年ぶりに50万人の大台を割り込んだ。
共通テストは国公立大の一次試験に当たるほか、利用するのは多くの私立の大学や短期大学で、参加大学は前年度より六校減って864大学になる。
千葉県内では初日、好天でスタート、千葉大学など24会場で行われ、前年度より1,349人少ない22,795人が志願した。
うち県内の高校出身(卒業予定含む)の志願者は22,228人で、前年度よりも1310人少ない。
受験科目は来年度より変更になるため、現在の6教科・30科目は今年で最後になる。
コロナが5類に緩和されたことに伴い、試験中のマスク着用は義務ではなくなり、個人の判断に委ねられる。
試験会場の一つが、県南の清和大学(法学部・木更津市)。
主に君津と安房地域を中心とした志願者(受入数)470人のうち、午前9時30分からの「地理歴史」「公民」の2科目選択者と、午前10時40分からの1科目選択者では、2科目選択の294人が各一時間の試験に臨んだ。
午後から国語(1時~2時20分までの1時間20分)、外国語(3時10分~4時30分、同)の試験が行われ、最後に例年通り、IC(集秘回路)プレーヤーを使い英語の聞き取りを行う「リスニング」(5時10分~6時10分までの1時間)が実施された。
また、きょう14日(日)も理科と数学の試験がある。
科目は理科(「物理」「化学」「生物」「地学」)、数学は「数学I」、「数学Ⅱ」、「簿記・会計」「情報関係基礎」。
新型コロナの感染等で欠席した追試験は1月27日、28日に全国3か所で実施。

アクアマリンが優勝 高学年の部

第2回新春!房総子どもかるた大会
イオンモール木更津 低学年はスイカゲームV

イオンモール木更津(藤田有作ゼネラルマネージャー、以下GM、木更津市築地)主催。
『第2回新春!房総子どもかるた大会inイオンモール木更津』が、6日(土)午前10時から、イオンモール木更津1階サウスアトリウム等で開催され、君津地域4市などから、5歳児~小学6年生まで43組・108人が参加して盛大に開催された。
君津地域4市(木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市)子ども会育成連絡協議会共催、千葉県子ども会育成連合会、君津地域四市教育委員会、木更津市社会福祉協議会後援。
「月夜には たぬきうかれる 証誠寺」や「牛たちも ぼくらの仲間 マザー牧場」、「わき出るよ 掘り抜き井戸の 上総掘り」などを読んだ房総かるたを使い、コロナ禍前まで各市で行われていた「かるた大会」を、イオンモール木更津が統合閧催して今年で2回目。
昨年の倍以上の参加者の受付風景を見守っていた藤田GMは、「地域一番のファミリーモールをめざす当店にとって新春行事の一つとして〈日本文化・地域文化の保存・継承〉のためにも、このかるた大会を今後も継統していきたい。子どもさんたちの元気な声は、幸せを迎んでくれます」などと、多くの来場を歓迎し、激励した。
同会場では房総こどもかるた大会、1階特設会場では「ご当地かるたの体験」「かるたのしおり作り」「かるたづくりワークショップ」も行われ、好評を博した。
「房総かるた大会」の結果は次の通り。
【低学年の部】
▽優勝=スイカゲーム(袖ケ浦市)、
▽準優勝=くまたん(袖ヶ浦市)、
▽3位=X(木更津市)、ブースカ(君津市)
【高学年の部】
▽優勝=アクアマリン(木更津市)、
▽準優勝=はじめひめ(君津市)、
▽3位=スプラ同好会(木更津市)、こはもも(木更津市)

県全日制倍率4.11倍

私立高校前期 地元5校の志願状況

県は12日、今春(2024年度)の私立高校前期選抜試験の志願状況(11日正午現在の速報値)を発表した。
全日制では、53校の募集人員12,470人(前年度比46人城)に対し、51,285人(同123人減)が志願。
倍率は4.11倍で前年度と同じとなった。
このうち志願者が確定した30校では6,984人の募集に対し30,283人が志願、倍率は4.34倍だった。
志願倍率が高いのは昭和学院秀英(15.34倍)、渋谷教育学園幕張(13.42倍)、専修大松戸(11.85倍)の順で、いずれも普通科。
前期選抜試験は、今月17日(水)から順次実施。
15校で後期選抜試験を予定。
君津地域全5校(拓大紅陵、暁星国際、志学館、翔凛、木更津総合=全て男女共学)の志願状況は次の通り。
このうち翔凛、木更津総合は、願書受け付け締め切りが志願状況の取りまとめを行った11日以降であることから、志願者数は確定していない(※箇所)。
①学科 ②募集人員 ③志願者数 ④倍率 ⑤試験日 ⑥合格発表日
【拓大紅陵】
①普通 ②360人 ③967人 ④2.69倍 ⑤1月17・18・19日 ⑥1月25日
【暁星国際】
①普通 ②30人 ③55人 ④1.83倍 ⑤1月17日 ⑥1月20日
【志学館】
①普通 ②180人 ③1300人 ④7.22倍 ⑤1月19・20・21日 ⑥1月25日
【翔凛】
①国際 ②160人 ③※296人 ④1.85倍 ⑤1月17・18日、2月三日 ⑥1月22日、2月5日
【木更津総合】
①普通 ②640人 ③※2,229人 ④3.48倍 ⑤1月17・18日、2月2日 ⑥1月22日、2月6日

活動35周年記念公演

アカデミアホール 和太鼓鈴木淳一氏

和太鼓鈴木淳一 活動35周年記念公演「空描く絵にひとつ~秋山真之伝~」が今月28日(旧)午後三時(2時30分開場)から、かずさアカデミアホールメインホールで開かれる。
君津地域4市後援、(株)T&Mプランテーション制作。
企画・制作は饗の杜企画(ひびきのもり、代表・鈴木淳一、木更津市羽鳥野)。
鈴木氏による新たな新作舞台、全曲書下ろしの世界初演。
活動35年を迎え、応援していただいている皆様へ感謝を込めてお送りする特別公演。
出演は、
▽太鼓=鈴木淳一、西片翠敬、西森千春、塚本隼也、西田洸
▽篠笛=小泉なおみ、武田朋子
▽語り・芝居=野平駿、見寺剛、中村彰伸、長内和幸、山下雄資、小川駿、溝口直基、阿部俊二。(敬称略)
全席指定。前売り4,000円、当日500円増。
(鈴木淳一ファンクラブ「心の会」会員は500円引き)
チケット申し込み・問い合わせは響の杜企画へ電話かメールで(℡0438-71-3458、℡090-5491-6704〈担当・鈴木氏〉)。
メールアドレス info@hibikinomori.sub.jp

きょう木更津消防出初式

消防本部と消防団、市 袖ケ浦市でも実施

新春恒例の木更津市消防団(団長・細野暢)と木更津市消防本部(消防長・石井和成)、木更津市による令和6年「消防出初式」が、きょう14日(日)午前10時から旧市役所敷地内で行われる。
また、袖ケ浦市消防本部による「令和6年消防出初式」もきょう14日(日)午前10時から昭和小学校体育館とグラウンドで実施される。
雨天時は式典のみ。

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