地域産業の振興へ連携 他【新千葉新聞】
- 2023/1/7
- ニュース
新千葉新聞2023年1月7日発行
地域産業の振興へ連携
「包括連携協定」を締結、協力体制強化
木更津市が締結式 三井住友海上火災保険(株)と
木更津市は、三井住友海上火災保険(株)と、「包括連携協定」を先月27日に締結した。
市役所駅前庁舎で行われた締結式には、同社から千葉支店の支店長・井上賢一氏、開発チーム部・岩野敏之部長、木更津市社の滝本晋支社長、角岡真道課長等が来庁。
市側は渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、石井宏典企画部長、渡辺則行同部次長等が出席して敬意を表した。
同協定は、木更津市と同社が、「地域産業の振興」「環境・美化」「SDGsの推進」など多岐にわたる分野で連携して、地方創生・地域活性化等を推進するもの。
今後は、この協定に基づき、互いが持つ資源を有効活用し、様々な分野での、協力・連携体制を強化し、市民サービスの向上に寄与する取組を協働で展開していく。
席上、井上支店長は「行政や、代理店との連携を密にしながら、地域住民の皆様のお役に立てることに積極的に取り組んでいく」などと意欲を示し、現在展開中の事業も紹介した。
渡辺市長は、「貴社の経験やノウハウ等の力を借り、木更津市の持続可能なまちづくりの一層の推進に努めて行きたい」などと同協定に感謝し、連携の展開に期待を寄せ、挨拶した。
同社では、この包括協定は、千葉県下では16の自治体と締結しており、木更津市は17番目、君津地域でも木更津市を含み4市が締結している。
同社では同協定に基づき、千葉県の委託事業として『BCP(事業継続計画)策定講座』などを県下10会場で展開しており、今月12日(木)午後1時からは、木更津商工会議所(木更津市潮浜1)で、君津・南房総エリアを対象に開催される。
連携事項は次の通り。
①地域産業の振興=BCP、SDGsやサーバーセキュリティ等各種セミナーの開催(産業振興課)
②環境・美化=盤洲干潟クリーン作戦への参画(環境政策課)
③医療福祉サービス=医療、介護事業者向けBCP対策支援(介護保険課)
④地域の安心・安全=高齢者見守りネットワーク事業への参画(高齢者福祉課)
⑤SDGsの推進=オーガニックなまちづくりの推進に関する協力(オーガニックシティ推進課)
⑥その他両者が協議し、必要と認めること=光住友海上文化財団によるコンサートの実施(文化課)、被災者生活再建支援サポート(危機管理課)
コワーキングスペース
空間を共有し交流しながら仕事や勉強
金田地域交流センター 4日にオープン
木更津市金田地域交流センター(金田東6-11-1)3階に、他の利用者と空間を共有し交流しながら仕事や勉強ができる「コワーキングスペース」が、今月4日にオープンした。
近年、ICTの発展や新型コロナウイルス感染症等の影響から、テレワークやリモートワークなど場所や時間に縛られない新たな働き方を選択する人が増えていることから、市民の交流拠点となる金田地域交流センターに「コワーキングスペース」を整備することで、市民の多様な働き方に対応し、施設の利用促進並びに他業種の人が集う新たなコミュニティを構築しようとするもの。
「コワーキングスペース」には、テーブル席(12席)と、ソファー席(6隻)があり、全席電源完備、wi-fi使用可能、荷物入れロッカー、防犯カメラ設置あり。
利用料金は、1時間当たり50円。
ただし住所・所在地が死骸の場合には1時間当たり70円になる。
利用方法は、
①公共施設予約システムから、又は来館して予約
②施設窓口で利用申し込み書提出・利用料金支払い
③利用日当日、受付後入場(空き状況次第では、当日利用も可能)。
問い合わせは木更津市市民部市民活動支援課、担当の山崎さん、清原さん、TEL0438‐23‐8610、FAX0438‐25‐3566、Eメールはseikatsu@city.kisarazu.lg.jp
10174人
県内のコロナ感染者
県内では5日(木)、新たに10174人が新型コロナウイルスに感染し、13人が死亡したと発表された。
1万人を超えるのは昨年8月6日以来で焼く5か月ぶり。
感染者数は前週の木曜日から2183人増加した。
累計感染者数は131万893人。
新規クラスター(感染者集団)は19件確認された。
爽やかな墨の香りに包まれて
青少年健全育成の一環で3年目行事
木更津市の新宿区「書き初め会」を実施
木更津市新宿区(区長・遠山鎮宏)の、新春行事「第3階回書き初め会」が、5日午後、同区公会堂で行われた。
これは同区の青少年健全育成事業の一環として1昨年初めて実施したが、公表に応えて3回目を行ったもの。
今回も講師は、同区の理事で書家の染谷進さん(元高校教師)夫妻。
当日は小学2年生から後期高齢者まで15人が参加、爽やかな墨の香りが会場を包んだ。
今年もコロナ感染防止策を取りながらの実施だったが、参加者から、「楽しく書けて良かった」「来年もお願いします」などの声が寄せられた。
遠山区長は「皆さんに喜んでもらえてよかった。青少年の健全育成とゐ年代の人との交流の場として、コロナ禍明けにはもっと多くの人に参加していただけるよう願っています」と話し、ボランティア講師に感謝した。