生徒達で考える新制服  他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年10月29日発行

生徒達で考える新制服

全校集会(制服プレゼンテーション)
畑沢中学校 来年度から新しく

木更津市立畑沢中学校(校長・上田真里、生徒数325人)体育館で25日、「令和4年度全校集会(制服プレゼンテーション)」が開催された。
同校では、昭和55年開港以来親しまれてきた制服を見直し、令和5年度から制服を新しくしようという取り組みが生徒代表などによる「制服検討委員会(委員長・執柄裕人)」で行われており、同集会で新しい制服のデザインを紹介するプレゼンテーションを行った。
制服検討委員会は、生徒会本部役員、学級会長、専門委員会委員長、部活動部長会会長、合計25人の生徒代表と教員代表などで組織され、今年6月から活動を開始している。
同委員会では全校生徒を対象に新制服に対する期待度などを含めて「畑沢中のイメージ」「現制服の長所・短所」などのアンケート調査を行い、今秋会で報告した。
▽良いところはシンプル、ボタンに畑沢中の校章が刻まれている。
▽困っているところは現制服の課題ではジェンダー平等に適していない、シワがつく、家で洗えない、固く動きにくい、冬は寒く・夏は暑い
▽イメージカラーは、1位が紺、2位は白、2位は水色。
同校ではこれと並行して、正福制作業者の選定も行い、公募3社の中から、「AKASHI S.U.C」((株)証スクールユニフォームカンパニー)を選定。
集会では、生徒アンケートを踏まえてデザインした新制服をデザイナーの落合実結香さんが紹介した。
新制服は
▽機能的配慮(成長期に対応した縫製技術による快適な着心地、ウォッシャブル素材、耐久性)
▽多様性への配慮(機体制服を選択できる、女子体系向けスラックス・ネクタイの提案、豊富なサイズ)
▽経済的配慮(3年間の成長に適者サイズアップ機能、リユースが可能な耐久性、家庭選択可能な素材)
-を加味したスーツスタイル(ブレザー、スラックス、スカート、夏用半袖シャツ)。
説明の後、生徒代表だモデルとなり、新しい制服を着用して生徒に披露した。
どうしゅうかいのあと生徒たちは、「ネクタイ・リボン」「エンブレム」「ボタン」を同社が提案しているデザインの中から選び出すアンケート調査に協力して、同校を象徴する新しい制服を決定する。
集会で上田校長は、「木更津市で初の取り組みとなる生徒みんなで決める新制服事業です。今後何年も生徒たちが身に纏うもの。真剣に考えてくれている皆さんは学校の誇りです。ありがとう」などと生徒の取り組みを高く評価した。

疫病と地域の信仰 藁の道切りなど

房総の地域文化講座 講師は布施慶子氏

房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第104回房総の地域文化講座」が、11月13日(日)午後2時から3時20分まで(受付は午後1時30分から)KISARAぢ私立中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『疫(えき)病と地域の信仰~藁(わら)の道切りなどを例に~』、講師は、布施慶子氏(君津市立久留里城址資料館学芸員)。
私たちの地域では、これまでに、感染症や災厄に対して、どのように向き合ってきたのだろうか。
地域に伝わる信仰、特に造形的にも、ユニークで、珍しい「藁の道切り」などを事例にして紹介する。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には無料駐車場がないため、公共交通機関の利用を案内している。
自家用車の場合は、周辺に有料駐車場あり。
また、受講者にはコロナ感染防止策としてマスク着用などの協力をお願いしている。
参加申し込み・問い合わせは、筑紫敏夫幹事長まで、メールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp

彩~みんなで描く音の花

『富来田学園』で「文化祭」を開催
富来田中学校 6年生招き音楽会

木更津市立富来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数・96人)では、小中一貫校「富来田学園」として教育活動を行っている。
富来田小学校6年生33人を26日に富来田中学校へ招き、文化祭を実施した。
同校では、昨年度から、「中学校Day」と称して、6年生が中学校の空き教室を利用して、定期的に学習活動を行っている。
中1ギャップの解消を大きなねらいとして、小学6年生と中学生のふれあいや、中学校の先生と一緒に学習することにより、中学校へ入学する上での不安感を少しでも軽減させ、かつ小規模校ならではの効果的な学習活動を展開している。
この日は、《彩~みんなで描く 音の花》と題し、小学校では「ささのは音楽会」、中学校では各クラスでこれまで取り組んできた合唱曲をお互いに発表し合った。
発表後、中学生は「今秋の合唱コンクールが、クラスのみんなで取り組む中学校生活最後の行事だから、みんなで協力して悔いのない最高の歌が歌えて良かった」と話した。
合唱を聞いていた6年生からは、「歌の迫力がとにかくすごかった」、「男声と女声のハーモニーがすごく奇麗だった」、またある児童からは、「何回か中学校に来ていたから、今日来ることに不安はなかったけど、逆に、中学生が歌う歌を初めて聴くので、すごく楽しみだった」という感想が聞かれた。
それぞれがそれぞれの立場で思い思いに語ってくれた。
同校代表は、今後も引き続きコロナ感染予防対策に配慮しながら、子どもたちの不安感解消の取り組みにより、学校が児童・生徒にとって楽しい「まなびや」になるように、さらにより高い教育効果をあげられるように、小中一貫校としての取り組みを推進していきたい-と話していた。

県1630人

27日のコロナ感染

県内では27日(木)、新たに1630人が新型コロナウイルスに感染し、3人が死亡したと発表された。
感染者数は先週の木曜日から216人増加。
前の週の同じ曜日を上回るのは5日連続。
累計感染者数は98万1521人。
新規クラスター(感染者集団)は3件確認された。

長年学校教育等に貢献

叙位叙勲を伝達 故根本氏と村越氏に

木更津市教育委員会は26日、長年にわたり学校教育等に貢献した
▽元祇園小学校の故・根本隆之氏に『死亡叙位(従6位)』を追贈
▽元金田中学校長の故・村越幸雄氏に『死亡叙位・叙勲(正6位・瑞宝双光章)』の伝達を行った。
廣部昌弘教育長は、栄えある序章に対し、心からの祝意と生前の功績に敬意を表した。
両氏の経歴・表彰等は次の通り。
【根本隆之氏】
昭和22年4月、波岡小学校教諭として赴任以来、岩根小・高柳小教頭、君津地方出張所指導室長、太田中・木一中・祇園小校長、昭和61年3月定年退職。
昭和44年木更津市教育功労賞、52年永年勤続顕彰、60年県教育功労者表彰、平成25年高齢者叙勲(瑞宝双光章)を授与されている。
【村越幸雄氏】
昭和36年6月、平川町立平岡中学校教諭として赴任以来、絃袖ケ浦市・木更津市等で教鞭をとり、県教育事務局指導主事、木一中・長浦中・平川中教頭、鎌足小・金田中校長などを歴任、平成10年3月定年退職。
平成元年に永年勤続顕彰、平成8年に県教育功労者表彰を受賞している。

イチオシしたい返礼品

木更津市が発信 ふるさとチョイスで掲載

木更津市は今年、市制施行80周年を迎える。
これまで木更津市を支えてくれた、またこれからも一緒に盛り上げてもらう地元の事業者が愛情込めて提供する「木更津市ふるさと応援寄付金」の返礼品の中から全国の人に知ってもらいたい、特にイチオシしたい返礼品を特別コンテンツとして発信する。
ママで返礼品として提供していた中でも人気の品や、新たに提供を開始したおすすめの品まで、バリエーション豊かに紹介する。(3月末まで)
公開場所は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」で掲載。
後悔先URL
https://www.hurusato-tax.jp/city/roduct/12206
掲載返礼品の一例では
▽ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京1日貸切
▽カレンロバートが指導!小学生ストライカー講座
▽全室オーシャンビュー鳥居崎倶楽部宿泊クーポンなど。

ヒューマンエラーや設計

ポリテク君津 セミナー受講者募集

千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター「ポリテクセンター君津」(君津市坂田428)では、在職者を太陽に短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、次の2つのセミナー受講生を募集中。
いずれも締め切りは11月2日(水)。
【ヒューマンダクターから考える安全へのアプローチ~航空機整備の現場にて用いられてきたヒューマンファクターの考え方を基にした「ヒューマンエラー対策の考え方~】
▽日程=11月14日(月)、15日(火)の2日間、午前9時10分~午後4時
▽対象=事業者、安全衛生スタッフ、安全衛生担当者、ヒューマンエラー分析・防止方法に興味がある人
▽内容=コース概要及び留意事項、ヒューマンファクター概論、事故事例と事故事例の検証、ヒューマンエラー防止策の検討、ヒューマンエラー防止の為の情報分析手法、安全な企業体制の構築、まとめ。
※事例研究では製造業及び高所作業における災害事例をとりあげる
▽会場=同センター103教室
▽講師=久保田徹(Japanエアロスペクション)
▽使用機器等=パソコン、プレゼンテーション機器一式
▽持参するもの=筆記用具
▽定員=15人
▽料金=11500円(税込)
【2次元CADによる機械設計技術(図面構築編)】
▽日程=11月16日(水)、17日(木)、18日(金)の3日間、午前9時10分~午後4時
▽対象=設計・CAD業務に携わっている人、又はその候補者
▽内容=図面スタイルの構築(画層の構築、文字スタイルの構築、寸法スタイルの構築、引出線スタイルの構築、ブロックの登録)、実践で使えるコマンド、ブロックを使いこなす(ダイナミックブロック、属性定義と書き出し)、異尺度図面の作成
▽会場=同センター102(パソコン室)
▽使用機器等=Auto CAD
▽持参するもの=筆記用具
▽定員=10人
▽料金=21000円(税込)
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しFAXで。
申込書はHPからダウンロード。
申込先は訓練課(TEL0439-57-6313、FAX同57-6386)。

新千葉新聞

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