自衛隊CH-47の対応 他【新千葉新聞】
- 2022/9/3
- ニュース
新千葉新聞2022年9月3日発行
自衛隊CH-47の対応
防衛省の情報提供 米陸軍の飛行停止に伴い
木更津市は2日、米レク軍CH-47の飛行停止に伴う自衛隊CH-47の対応につて、防衛相北関東防衛局から次のように情報提供があったと発表した。
また同市では、自衛隊CH-47の機体の安全性を確認する観点から、情報提供のあった内容についてさらに確認したところ、防衛相から回答があった。
▽問1、報道によると「エンジン火災の危険がある」とのことだが、どのような事象によるものか。
▽答1、報道によれば、エンジンから燃料が漏れたためと承知している。なお、米陸軍で不具合を起こしたエンジン部分は、自衛隊CH-47には使用していないことを確認している。
▽問2、自衛隊CH-47の製造企業は川崎重工業とあるが、米陸軍のCH-47の製造企業(本体・エンジン)はどこになるのか。
▽答2、米陸軍のCH-47に関し、期待の製造企業は米ボーイング社、エンジンの製造企業は米ハネウェル社と承知している。
米陸軍で不具合を起こしたエンジン部品は、自衛隊CH-47では使用しておらず、同様の問題は自衛隊機では起きないことを確認している。(続)
地域経済活性化の寄付に
木更津市が敬意を表す 杉井氏を功労表彰
木更津市は8月29日、kouseisuisan株式会社(代表取締役・杉井和夫、本社・船橋市)から、同市に対し、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用した寄付を受けたことに対し、木更津市功労表彰を行った。
厚生水産(株)は、今年7月8日に、電子地域通貨「アクアコイン」の活用による地域経済の活性化に役立ててもらいたいと、800万円を木更津市に寄付した。
この厚意が木更津市功労表彰の決定(8月18日)に結びつき、表彰状の授与となったもの。
当日は、市役所駅前庁舎で田中幸子副市長が、杉井和夫代表取締役に功労表彰を渡し、敬意を表した。
アクアコインの利用状況は、令和4年8月29日時点で、アプリインストール件数が24,299件、加盟店数が774店、利用金額は9億8486万1千円となっている。
11月にこどもまつり
19回目、宮崎栄樹実行委員長と共に
愛染院観音堂前で「事務所開き」実施
木更津市の「少子化対策」「子育て支援」「街おこし」などを目的に、毎年11月に木更津駅みなと口、社会館保育園地域子育て支援センター・ゆりかもめ寺町分館周辺各所で実施されている『木更津こどもまつり』が、今年も11月19日(土)午前10時~午後2時まで開かれる。(絵展順延・20日)
今年で19回目となるどうまつりの実行委員会では拠点となる「事務所開き」を、9月1日(木)午前11時から、愛染院駐車場内の観音堂(木更津市中央1丁目)で開催した。
事務所開きには、宮崎栄樹実行委員長(愛染院住職)、石邑八重子副実行委員長(木更津地区更生保護女性会会長)、石井京子さん(近隣協力者・剣寿司)、荒木梢さん(木更津市子育て支援課職員)をはじめ、事務局の伊藤素子さん、小磯恵理子さん、秋元教恵さん、泉澤梨恵さんなどが出席。
鶴岡大治事務局長(市議)は市議会開会中につき欠席した。
来年の20周年を控え、「長引くコロナ禍で感染拡大防止を目的に休止していた数々のイベントの復活、コロナ禍であっても、可能性を信じて創意工夫で積極的に挑戦していこう」などと申し合わせをした。
宮崎委員長は19年前に社会館保育園が取り組んでいた4か所の後援保育園(出張保育)の運動会を合同実施した第1回「まつり」から昨年までの思い出に触れながら、「多くの人々の理解と協力でここまで続けてこられた」と深く感謝し、「できることを持ち寄って、今年も皆さんの力でまつりを盛上げていきたい」と多数の賛歌を歓迎した。
今年度の企画の具体化は今後検討決定していく予定という。
今年度の一般出店の参加受付は9月30日まで。
事務局に参加申込書が用意されている。
問い合わせは実行委員会事務局 TEL070-6437-0063。
市民野球熱戦
市営・江川両球場
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」は8月28日(日)、市営・江川両球場で、C級2部夏季大会準々決勝2試合とC級1部秋季大会1~2回戦6試合の計8試合が行われた。
C級2部夏季大会は同日で準決勝に進む4チームが出揃った。
準決勝は、あす4日(日)に行われる予定。
結果は次の通り。
【C級2部夏季大会】
◎準々決勝
▽WINS8-3ツーカーズ
▽デンジャーズ10-4Crackers
【C級1部秋季大会】
▽New Days4-3TOBIX
▽木更津マジナーズ6-2木更津ダイナミックスターズ
▽木更津市役所3-2アールシードグ
▽Wild cats(不戦勝)-Knife edge
◎2回戦
▽BOSS14-2木更津ウィングス(3回コールド)
▽清見台Family9-0KFD(5回コールド)
4市合計で332人が感染
県1日発表コロナ 県内6051人
県によると、君津地域で1日(木)、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて332人確認された。
前週の木曜日より72人減少した。
各市の新規感染者数は木更津市が145人、君津市86人、富津市28人、袖ケ浦市73人。
1週間前と比較すると全市で減少した。
木更津市は38人減、君津市2人減、富津市25人減、袖ケ浦市7人減。
同日現在における地元各市の累計感染者数は、木更津市が17590人、君津市9314人、富津市4585人、袖ケ浦市8849人。
千葉県内では同日13人が死亡、6051人が感染した。
クラスターは21件発生。
累計感染者数は852700人となった。
9月中にも接種へ
新たなワクチン
政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンについて、当初10月半ばとしていた接種開始時期を前倒しし、9月中にも接種を始める方向で調整に入った。
18歳以上で従来のワクチンを2回以上終えていれば、誰でも接種でき大幅に対象が拡大する。
予防接種法上の「臨時接種」に位置付けて無料に。
新ワクチンは、従来下部に対応した元寇ワクチンと、オミクロン株の初期に流行した系統「BA・1」に対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプ。
現在主流の「BA・5」にも一定の効果があると期待されている。