先天性疾患の検査補完 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年7月3日発行

先天性疾患の検査補完

国立成育医療研究センターと連携等
かずさDNA研究所等 基本協定を締結

かずさDNA研究所(理事長・大石道夫、木更津市かずさ鎌足)と、国立成育医療研究センター(理事長・五十嵐隆、東京都世田谷区)は、7月1日に連携および、協力の推進に関する基本協定を締結した。
これは、生育の組織である「衛生検査センター」の先天性疾患遺伝学的検査部門と、かずさの「かずさ遺伝子検査室」が共同で、希少疾患や難病の患者さんが日本のどこに住んでいても最適で制度の保証された検査を受けることができる仕組みづくりを目指す取り組み。
先天性疾患の遺伝学的検査h、一つの検査法では確定診断に至らない場合があり、また検査における精度管理システムが確立されていないといった課題もある。
同協定では、希少疾患などの研究に取り組む同成育医療研究センターと、DNA解析の専門施設で遺伝子解析技術の社会実装を実践しているかずさDNA研究所が、検査業務を相互支援・補完し合うことで、先天性疾患のより正確な診断を実現する国内体制の確立に努めるとしている。
また、検査方法や検査制度の評価、臨床検査に関わる共同研究の推進、そこで得られた知見を情報発信することによって、遺伝学的検査のさらなる高精度化につなげる。
将来的には、国内の関連施設戸の連携を進め、一般診察における遺伝学的検査の国内普及並びにゲノム医療の発展を目指す。
同協定の締結により、希少疾患や難病の患者さんがそれぞれの疾患に最適で制度が保証された遺伝学的検査を受けることができ、先天性士官の診断制度と治療成績の向上につながっていくことが期待されている。

議会のしくみと役割学ぶ

木更津市議会 児童が模擬議会体験

木更津市の市制80周年記念事業『議会ってなに?~議会の仕組みと役割~』が7月1日、午前9時45分から、市役所駅前庁舎7階の木更津市議会場で開催された。
これは、どうしの0周年記念事業の一つとして、《100周年を見据えたまちづくりのスタート》として、次代を担う子どもたちに議会・政治に興味を持ってもらい、子どもや親世代も含めた若年層の投票率向上に貢献する取り組み。
同事業の参加者は、市立高柳小学校(校長・石渡勇斗)の6年生2クラス(68人、当日は64人出席)。
市議会議員なども多数出席し、期待のまなざしを注いでいた。
冒頭、重城正義市議会議長が同事業の趣旨説明を行い、「7月10日に行われる参議院戦況に向けて家族に投票の大切さを伝え、今後の学習に役立ててほしい」などと要請、議場への来場を歓迎した。
続いて、議会事務局職員から「議会のしくみ」や「議員の役割」などの紹介が行われ、市議会についての学びを深めた。
この後、児童代表が市議会議員と、市長など市役所執行部とに分かれ、模擬議会を展開した。
議会事務局では、この模擬議会の様子を動画撮影し、市内の他の小学校の社会科教材として活用してもらうため、ユーチューブで公開する予定。
草刈慎祐副議長は、「小学生の模擬議会は初めての実施ですが、これが若い人たちの議会に関心を持ってもらう機会になればうれしい」などと話していた。

新婚世帯に最大30万円

木更津市が補助 結婚新生活支援事業

木更津市では、令和4年度結婚新生活支援事業として「新婚世帯に最大30万円」を補助する。
結婚に伴う経済的負担を軽減するため、新規に結婚した世帯を対象に新生活を経済的に支援し、地域における少子化対策の推進や移住・定住の促進に資することを目的に、結婚に伴う新生活に係る住居費や引越に係る費用の一部に対し、予算の範囲内で補助金を交付する。
対象世帯は、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に婚姻届けが受理された夫婦のうち、年齢や所得など全ての要件を満たす世帯。
対象経費は、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に支払った新婚居住の①購入費、②賃料、敷金、礼金、共益費、仲介手数料、③リフォーム費、④引っ越し業者や運送業者に支払った引っ越し費用。
補助金額は、対象経費の実支出の合計額(1世帯当たり30万円を上限)。
申請期間は、令和4年8月1日(月)から令和5年3月31日(金)まで。
予算の上限に達した時点で、受付を終了する。
申請方法は、申請書類を揃えて、市民課(TEL0438-23-7253、朝日庁舎)へ提出。
申請書は市ホームページからダウンロードできる。
対象世帯は、①夫婦ともに住民票の住所が木更津市の新婚住居地、②受理された火の年齢が夫婦ともに39歳以下、③令和3年度中の夫婦の合計所得額が400万円未満、④夫婦ともに1年以上木更津市に居住する意思がある、⑤他の公的制度による家賃補助を受けていない、⑥国の「地域少子化対策重点推進交付金」を受けていない、他。

19期連続で利益計上

平野文彦理事長が安定経営などを報告
君津信用組合 第60期通常総代会

君津信用組合(理事長・平野文彦、本店・木更津市潮見)の「第60期通常総代会」(総台数130人)が6月30日、きみしん本店4階大ホールで開かれた。
今回は、本人出席78人、書面決議書48人、委任状2人、合計128人で開会された。
当日の議決権総代数は、すべての議案を審議するための必要定足数を満たしているため、全5議案すべてが承認された。
平野理事長は挨拶で「コロナ禍の影響が大きい7業種を中心に売り上げの減少が続いているが支援に務め、野田聖子内閣府特命担当大臣より地方創生に資する特徴的な取組例として表彰を受けた。低金利の継続という厳しい経営環境において当組合は19期連続で利益を計上、不良債権比率は1.87%まで改善している」など安定経営を報告し、「木更津市、木更津商工会議所と連携して取り組んでいる電子地域通貨『買うあコイン』は、利便性・汎用性を高め、普及につながる施策に取組み、令和4年3月末において、加盟店750店舗、アプリインストール20858件を数えている。業績面では、本年度も本業である事業式入試への取り組みを重点施策として、中小企業の資金繰り支援とコンサルティングを業務に注力する経営を進めていく」と決意を述べた。
議事に先駆け、令和3年度総代による紹介運動表彰式が行われ、各部門の優秀賞者計4氏が顕彰された。
また、令和3年度表彰店舗・職員の発表があった。
続いて、監事による監査結果報告、会計監査法人による監査講評、第60期事業報告書、賃借対照表、損益計算書、利用者の声を踏まえて経営改善を行ったことなどが報告された。
提案の第1号~第5号議案は全案可決・承認された。
議案の第3号議案、役員(理事及び監事)の任期満了に伴う改選では、平の文彦理事長と常務理事・平柳利一氏、常務理事・白石一弘氏の留任、常勤監事の玉造寿則氏の新任、常勤幹事の宮木一則氏の退任が承認された。
君津信用組合は昭和37年5月設立。
令和4年3月31日現在、出資金9億6300万円、組合員数28674人、預金は1482億2500万円、貸出金は882億1200万円。
営業エリアは木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、市原市、館山市、南房総市、鋸南町の7市1町に15店舗を構える。
常勤役員は155人。
表彰者は次の通り。
(敬称略)

4市合計46人感染

県1日発表コロナ 県内1026人

県によると、君津地域4市で1日(金)、新型コロナウイルスの新規感染者が経46人確認された。
内訳は、袖ケ浦市が17人、木更津市と君津市が共に14人、富津市1人。
1週間前の金曜日・6月24日(木・5人、君・4人、富・0人、袖・2人、地域総数・11人)と比較すると各市、地域すべてで増えた。
増加人数は、木更津市が9人、君津市10人、富津市1人、袖ケ浦市15人、地域総数35人。
同日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が8815人、君津市4466人、富津市2078人、袖ケ浦市4363人となっている。
千葉県内では同日、1026人の感染が新たに判明、1日の感染者数が1000人を超えるのは5月22日(1007人)以来40日斑で1週間前の金曜日(544人)から約1.9倍増加した。
前週の同じ曜日を上回るのは14日連続。
死者の発表はなかった。
新たなクラスター(感染者集団)は3件発生した。
県疾病対策課は、県内で感染者が増加傾向にあることから、「今一度感染防止対策の徹底をお願いしたい」としている。

県路線価9年連続上昇

木更津税務署管内 大和駅前は4.0%上昇

国税庁は1日、税や贈与税の算定基準となる2022年分(1月1日時点)の路線価を発表した。
全国の平均変動率は前年比プラス0.5%となり、2年ぶりに上昇した。
千葉県では、県内薬18500地点の標準宅地の平均変動率は前年比プラス0.8%で、9年連続で上昇した。
兼愛の税務署別の最高路線価では、「船橋駅前通り」が1平方メートルあたり215万円で、上昇率は3.4%だった。
県内14税務署ごとの変動率を見ると、「千葉東」など6税務署が上昇し、「館山」「千葉南」など8税務署は横ばいとなった。
木更津税務署の最高路線価は、「木更津市大和1丁目 木更津駅前広場通り」で1平方メートルあたり130万円(前年は125万円)で、上昇率(変動率)は4.0%だった。
(木更津は前年の「木更津市東中央1」から大和1に変更)
県北西部や内房地域など利便性の高い地域での上昇が目立っているが、コロナ禍の影響が後退したことに加え、低金利や地域の再開発などが価格の上昇を後押ししたと、ちばぎん総合研究所ではみている。

前売り券5日16時から

全国高校野球 9日開幕の千葉大会

3年ぶりに全試合有観客で開催される、朝日新聞社、県高野連主催「第104回全国高校野球選手権千葉大会」の前売り券が、今月5日(火)午後4時から発売される。
開会式と、開幕試合を含む1~5回戦のチケットを売り出す。
発売開始時刻に県高野連ホームページで案内。
千葉大会は今月9日(土)開幕し、袖ケ浦市営球場を含む県内11球場で行われる。
決勝はZOZOマリンスタジアムで今月26日(火)の予定。
ブラスバンドやチアリーディングの応援もある。
観客数は還俗、各球場内野席数を上限とし、目安としてZOZOマリンスタジアム以外は5000人を超えないこと。
参加するのは168校、153チーム。
このうち君津地域からは、拓大紅陵、木更津高専、翔凜、袖ケ浦、君津青葉、志学館、木更津s、暁星国際、木更津総合、天羽、君津、君津商業-の12校が出場する。(天羽は市原、市原緑と連合を組む)。
大会第2日の10日(日)に袖ケ浦市市営球場での1回戦には、3試合ずべ手で地元校が出場。
第1試合で君津青葉、第2試合で袖ケ浦、第3試合で木更津が2回戦進出を懸けて戦う。
前売り券は800円(試合によって指定席と自由席に分かれる)。
球場での販売はチう実分のみで一般1000円、高校生500円(販売のない試合もある)。
チケット概要は次の通り。
◎ZOZOマリンスタジアム
▽開会式=指定席、球場販売なし
▽開幕試合=自由席、球場販売なし
▽1~2回戦=自由席、球場販売あり
▽準々決勝以降=自由席、球場販売なし
◎県総合スポーツセンター野球場
▽1~5回戦=自由席、球場販売あり
▽準々決勝=自由席、球場販売なし
◎その他9球場
▽1~5回戦=自由席、球場販売あり
前売り券はファミリーマートとセブンイレブンで購入できる。
ファミリーマートは
①店内のFamiポートで直接購入(予約不要、手数料なし)
②ネット予約で店頭引き取り(手数料はクレジット払いで220円、現金払いで440円)。
セブン-イレブンは
③ネット予約で店頭引き取りのみ(手数料は②と同じ)の方法を予定。
県高野連ホームページアドレス
https://chbf.or.jp/

新千葉新聞

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〒292-0067
木更津市中央2-10-3

電話:0438-22-3849(本社)
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