木更津から見える夏の星空「天の川」「ヘルクレス座」を観察して、環境保全について考えてみませんか?
- 2022/8/22
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環境省では、星空観察を通じて屋外照明等による光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めていただくことに加え、良好な大気環境や美しい星空を地域資源としても活用していただくこと目指し、夏と冬の星空観察を推進しています。
星空観察は、環境保全の重要性について関心を深めていただく良い機会となるだけでなく、星空を地域資源として宿泊客の誘致に活用するなど、地域づくりにも貢献することが期待されています。
観測の期日が8月27日(土)となっています。
もう少し期間がありますので、少し涼しくなる夜に星を観察してみてはいかがでしょうか?
■肉眼による観察
観察期間:令和4年8月18日(木)~同年8月27日(土)
観察時間:日没1時間半後~
(1)「天の川」の観察
高度の異なる天の川の3部分(はくちょう座付近、たて座付近、いて座付近)を観察するものです。
※肉眼観察シート「天の川観察シート」を用いて観察してください。
(2)GLOBE AT NIGHTへの参加によるヘルクレス座周辺の星の観察
GLOBE AT NIGHT(夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン)は国際ダークスカイ協会(IDA)などの主催で2006年より実施されている取組であり、夜空を見上げていただき、その見え方が観察シートにある8つの星座のどれに一番近いかを観察するものです。
観察結果を、国際ダークスカイ協会(IDA)のウェブサイトに報告すると、世界中にデータが共有され、世界のどこで星座がはっきり見えるかが明らかになります。
今回の夏の観察においては、ヘルクレス座を実施してください。
※肉眼観察シート「GLOBE AT NIGHT観察シート」を用いて観察してください。
■デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、星空の見やすさを客観的に評価する調査を行います。
評価の対象は、デジタルカメラの撮影データから算出される「夜空の明るさ」とします。
観察期間:令和4年8月18日(木曜)~8月31日(水曜)
観察時間:日没1時間半後~3時間半後の2時間
データ投稿期間:令和4年8月18日(木曜)~同年9月20日(火曜)
(1)継続観察登録地点の調査
撮影データを報告サイトを通じて環境省にご提出いただき、詳細に解析を行い夜空の明るさを数値として算出します。
解析結果は、後日、観察場所ごとに環境省ホームページに公表します(個別に結果をお知らせすることはありません)
(2)継続観察登録地点以外の調査
昨年度までの調査において正しく分析されたカメラ機種に限り、報告サイトに御投稿いただく撮影データを自動解析し、速報値を算出し投降後に即時表示します。
※カメラの対応機種や撮影時の設定、データの条件等については、報告サイトを御確認ください。
観察シートや参加方法などの詳細については、下記リンクの環境省ホームページをご覧ください。
→ 令和4年度 夏の星空観察について(環境省HP)
→ 国際ダークスカイ協会(IDA)ウェブサイト
→ 撮影データ 報告サイト