燃え上れ君らの闘志 他【新千葉新聞】
- 2022/7/17
- ニュース
新千葉新聞2022年7月17日発行
燃え上れ君らの闘志
四国地方で全国高等学校総合体育大会
木更津市の78人 選手等を市長激励
今月23日(土)から、四国地方を会場に「令和4年度全国高等学校総合体育大会」が開催される。
同大会に千葉県代表として木更津市から出場する「選手・監督・コーチ」などに対し、木更津市長激励会が15日(金)午後4時から、木更津市民会館中ホールで実施された。
木更津市からの出場選手などは、木更津総合高校、拓殖大学紅陵高校、志学館高等部の3校から合計12種目に78人が参加する。
この激励会には各種目の代表選手や監督など21人が出席しや。
激励会には、重城正義市議会議長、石井徳亮氏議会教育民生常任委員会委員長、鈴木晟夫木更津市スポーツ協会長などの来賓のほか、市側から渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、鶴岡賢一健康こども部長が出席して開会。
出場選手が呼名・紹介された後、渡辺芳邦市長が激励の挨拶、重城議長が祝辞を述べた。
渡辺市長は、《躍動の青い力 四国総体~燃え上がれわれらの闘志 四国の大地へ~》などと大会スローガンを紹介して、長引くコロナ禍で様々な規制がある中、鍛錬を積み、見事千葉県代表として出場することに対し、「皆さんは千葉県及び木更津市の誇りです。母校と郷土、そして自分自身のために、十分な体調管理で、力いっぱい闘ってきてほしい」などと激励した。
重城議長は「後顧に憂いを残ささぬように」と最高のパフォーマンスを期待した。
選手を代表して、木津美咲選手(拓大紅陵、空手道)が「木更津市の代表として、応援してくれるたくさんの人々に感謝し力いっぱい闘ってきます」と力強く決意表明を行った。
続いて黄木勇人選手(拓大紅陵、空手道)が勇壮に形の模範演技を披露して高校総体への決意を示した。
出場者は次の通り。
長年にわたる教育功労
木更津市教委伝達 中山壽弘氏に高齢者叙勲
木更津市教育委員会はこのほど、高齢者叙勲を受章した元木更津市立波岡小学校長・中山壽弘氏(88、なかやまとしひろ)に伝達式を執り行った。
今月14日、君津市内の自宅を廣部昌弘教育長、秋元淳上位区部長などが訪問し、~長年にわたる教育功労~を称え、廣部昌弘教育長が『瑞宝双光章』を手渡した。
中山氏は、昭和36年7月1日、君津郡君津町立周西小学校教諭としてスタート。
木更津市、君津市などで教鞭をとり、木更津市立西清小学校長、同波岡小学校長を歴任、平成7年3月31日定年退職。
平成3年11月1日には「永年勤続顕彰」を受賞している。
口の中はいつもきれいに
歯科衛生士が『歯周病と身体の病気』の授業
波岡中学校 歯と口の健康教室
木更津市立波岡中学校(校長・中務公明、生徒数・455人)では、今月12日(火)に木更津市役所健康推進課の歯科衛生士・齋藤沙也加さんを講師に迎え、『歯周病と身体の病気』について、1年生を対象に「歯と口の健康教室」の出前授業を行った。
永久歯が生えそろう中学校1年生のこの時期に、自分の歯や口の状態と病気の関係を理解し、大人になっても歯や口の健康が保てる用具体的な方法を学ぶとともに、普段の衛生行動を見直し、今後の生活に役立てる姿勢を育成することをねらいとした。
講師は、生徒たちに対して、「心と体の健康を支える口腔衛生の重要性」を柱に、衛星チェックシートや人骨模型等の教具等を取り入れながら生徒全員に分かりやすくかみ砕いた説明を行った。授業後の生徒たちからは、「これまで、口の中の状態をあまり気にすることがなかったけれど、歯周病がさまざまな病気に繋がってしまうことがあるということを聞き、毎日しっかりと歯磨きをしていこうと決めた」や「定期的に歯や歯肉の状態を観察することで、私たちの健康状態や体調が分かるということを知った。私は間食することも多く、甘いものも大好きなので、寝る前の歯磨き習慣を身につけていきたい」といった率直な意見が多く聞かれた。
この健康教室を担当した花園養護教諭は、「中学生が今後、健康を維持してより成長していくためには、口腔衛生と栄養バランスのとれた食事をすることがとても大事だ。自分たちの食行動や健康生活行動をよりよいものに改善するための実践力をさらに身につけさせていきたい」と語った。
4市合計で200人が感染
県15日発表コロナ 県内4983人
県によると、君津地域4市で15日(金)、新型コロナウイルスの新規感染者が計200人確認された。
200人台は3日連続。
各市の感染者数内訳は、木更津市が84人、君津市48人、富津市27人、袖ケ浦市41人。
木更津市は今月最多の12日(54人)から4日連続で増加している。
他3氏は全日の14日から僅かに減った。
1週間前の金曜日・8日と比較し、各市、地域総数の何れも激増。
増加人数は木更津市が51人(約2.5倍)、君津市32人(3倍)、富津市20人(約3.9倍)、袖ケ浦市17人(約1.7倍)、地域総数120人(2.5倍)。
同日現在における地域課牛の累積感染者数は、木更津市が9384人、君津市4791人、富津市2266人、袖ケ浦市4689人となっている。
千葉県内では同日、3人の死亡と4983人の感染が新たに判明。
新規感染者が4900人を上回るのは2月18日(4937人)以来で約5か月ぶり。
1週間前の金曜日(2258人)から約2.2倍に増えた。
前週の同じ曜日を上回るのは28日連続。
病院や小学校等で複数の新たなクラスター(感染者集団)が確認された。
セイカシギ3羽成長
木更津市長須賀 蓮花の上元気に飛ぶ
”水辺の貴婦人”と呼ばれるセイタカシギのヒナが広い水路に降りてしまい、親鳥が鳴き叫び助けを求める中、ちょうど観察に来ていた写真家の岡本範正さんが気づき、玉網で救護して安全な田んぼに放した。
親鳥は、ヒナを外敵から守るが、給餌や餌の取り方は教えないため、ヒナは自力で昆虫・小魚を探して食べ歩く。
ヒナはは鵜籠後、26日ほどで羽を広げて飛ぶ練習を始める。
セイタカシギのヒナ3羽が成長して、蓮花の上を元気に飛ぶ姿を見て、岡本さんと、セイタカシギを見に来ていた今泉順一さんは一安心したという。
大雨で土砂災害警戒情報
県と銚子気象台 木更津市に避難指示
県と銚子気象台は、15日(金)午後6時35分、大雨の影響により、木更津市で土砂災害の危険が高まっているとして、同市に「土砂災害警戒情報」を出した。
5段階の警戒レベルのうち「警戒レベル4」に相当する情報で、県や市は、崖近くの住民に早めの避難を呼びかけた。
15日、大雨により土砂災害の恐れがが高まっているとして、市内の桜井地区、請西地区、太田丁目の合わせて1552世帯、3156人に避難指示を出した。
清見台公民館と桜井公民館に避難所を設置。
午後6時ごろには同市内道路の何晏水が9か所で起きているとの通報が寄せられた。
けがや人の被害の情報はなかった。
避難指示は20時20分に解除、洪水警報は20時30分に、大雨警報・注意報は23時17分に解除された。
JR久留里線も午後6時ごろ、大雨の影響で木更津-久留里線の上下線で運転を見合わせた。
鎮魂込めて冥福祈る
当紙掲載の先人達 今年も新本が来る②
今年も盆の時季を迎えた。
先人達への鎮魂を毛馬手謹んでご冥福をお祈りいたします。
昨年7月から今年6月まで当紙に掲載された訃報記事よりの抜粋等続きは次の通り。
(敬称略)