威勢の良い初セリの声 他【新千葉新聞】
- 2022/1/6
- ニュース
新千葉新聞2022年1月6日発行
威勢の良い初セリの声
魚市場と青果市場で「初荷式」を実施
木更津市公設地方卸売市場 今年も安定供給で
君津地域住民の台所を預かる木更津市公設地方卸売市場(市場長・長谷川直樹)で5日、1年の商いの初めである初セリ(競売)が行われ、威勢の良いセリでスタートした。
この日、日の出前の午前6時15分から魚市場で、午前6時30分からは青果市場で順次「初荷式」が開始された。
青果市場では「初市式」として、大一木更津青果(株)代表取締役の碓井宏氏が、「一昨年からのコロナが再び感染拡大の様子を見せ始め、新たな局面を迎えた。この重要な生鮮食品を扱う以上、コロナ対策に力を入れて対応していくのでご協力いただきたい。地域に密着した必要とされる業者として、安心・安全、しかも安定供給、適正価格で不安を払しょくしていきたい」などと新年のあいさつを行った。
続いて施設開設者の渡辺芳邦木更津市長がコロナ対策への協力に感謝し「今月中にコロナウイルスワクチンの3回目の追加接種の案内を65歳以上の人(2回接種官僚から概ね8か月以上の間隔)に前倒しして送付する予定で、ぜひとも3回目の接種を受けてほしい。厳しい状況の中、施設の老朽化対策や市場の活性化に努力していきたい」とし、青果商組合連合会長の鈴木良次氏も、食の安全を守り、今年1年の商売繁盛を願い挨拶。
その後、威勢の良い手締め(3本締め)で輝かしい年を祈念した。
笹竹についた「祝 初荷 大一青果」ののぼりがはためく「初セリ」には例年同様、八百屋、小売店や料亭関係者など多くの買受人が出席、セリ人の掛け声と共に、豊富にそろった新鮮な野菜・果物・花類など地場・近郊から集まった産物を次々とセリ落としていた。
同青果市場には、木更津青果商協同組合と木更津綜合食品協同組合、金港青果商協同組合の3つの組合が入っており、買受人の登録は約200人、水産部の木更津鮮魚商協同組合や約70人。
一方、魚市場の「初荷式」では、荒井弘導木更津魚市場(株)代表取締役が「生産者の経営や生活を守ることが大事で、組合員や生産者と一体となって、思いを一つにして、厳しい状況を乗り越えていきたい」と挨拶。
渡辺市長は「新しいコロナのオミクロン株が感染数を増やしており、今年もコロナ対策は続くが、3回目のワクチン接種の案内を今月半ばにも出す予定。魚市場も大型スーパーなどに影響を受け苦しい状況だが、新鮮なさま納屋水産物の安定供給と同市場の活性化に向け努力していく」と挨拶し、魚市場の繁栄を祈念した。
買受人代表の木更津鮮魚商協同組合理事長・渡辺昇氏も「今年は、水産業の良い年にしたい」と述べた。
席上、佐伯浩一経済部長や小原和弘経済部次長、長谷川直樹市場長も紹介された。
最後に手締め(一本締め)で令和4年の新年を祝った。
8日に冬花火
木更津中の島大橋
恋人の聖地/中の島大橋プロジェクト実行委員会(会長・北村和則)では、今月8日(土)午後6時から「木更津恋物語 冬花火」を開催する。
同実行委員会では、「恋人の聖地」として認定されている中の島大橋を木更津の観光スポットの一つとして、県外・市外の人へプロモーションを行うため、冬花火を打ち上げるもの。
打ち上げ場所は木更津港内港(中の島公園内)で、10分程度を予定している。
このあと、2月12日(土)のバレンタインスペシャルにも午後6時から10分程度(荒天の場合は翌13日に)、3月18日(金)には午後6時30分から同様に打ち上げる予定で全3回。
千代嵐十両で
大相撲初場所9日
日本相撲協会は24日、大相撲初場所(1月9日初日・両国国技館)の新番付を発表した。
強度力士の木更津市出身、千代嵐(九重部屋、先場所成績5勝2敗)は幕下から十両に返り咲き、番付は東幕下四枚目から両十両十三枚目となった。
千代嵐の十両復帰は2013年(平成25年)名古屋場所以来、50場所ぶりで、史上最長ブランク記録。
君津市出身の雅(二子山部屋、先場所成績3勝4敗)は東序二段七十八枚目から西同九十一枚目に下がった。
木更津と富津
コロナ各5人感染
県によると4日、君津地域では木更津市と富津市で各5人、計10人の新型コロナウイルス感染が新たに確認された。
同日発表された県全体の新規感染者は34人で、木更津市と富津市が居住地別で最も多かった。
木更津市は2日連続の県内最多。
両市の感染者内訳は、木更津市が60代男性1人(無症状)、40代男女2人、10代男女2人。
富津市は60代男性1人、50代男性2人、20代女性2人。
同日現在の累計感染者は木更津市が1727人、富津市が391人に増えた。
県内で1日の感染者が30人を上回るのは、昨年10月13日(36人)以来、約3か月ぶり。
死者の発表はなし。
珠算能力検定42人合格
木更津珠算連盟 暗算検定では80人
日本商工会議所、日本珠算連盟、木更津珠算連盟主催「珠算能力・暗算検定試験」がこのほど、木更津珠算連盟の正会員認定教場(各塾)で行われた。
木更津珠算連盟所属塾の塾生ら多数が受験、珠算能力で42人、暗算で80人が合格した。
日ごろの練習が実り見事合格した塾生らは次の通り。