高速バス網の充実図れ 他【新千葉新聞】
- 2021/10/13
- ニュース
新千葉新聞2021年10月13日発行
高速バス網の充実図れ
「アクアステーション(仮称)」設置推進
署名活動推進協議会 要望書を知事へ提出
アクアステーション(仮称)実現化100万人署名活動推進協議会(会長・榎本光男君津商工会議所会頭)では、きょう13日(水)午前、千葉県庁を訪れ、国土校中小バスタプロジェクトを活用した「アクアステーション(歌唱)」設置推進の《要望書》を、熊谷俊人県知事へ提出する。
同協議会のメンバーは、榊原義久市原商工会議所会頭、鈴木克己木更津商工会議所会頭、榎本光男君津商工会議所会頭、石渡和男館山商工会議所会頭。
今回は、活動の中間報告とともに、今後の本県の10年間の目指す姿を決める、県が現在策定中の新たな総合計画の中に、国土校中小のバスタプロジェクトを活用した高速バス網の充実の施策を盛り込み推進を図ることと、また、アクアライン800円の緩急化の国への働きかけの経済団体として、知事に要望書を提出するもの。
その詳しい内容は次の通り。
新型コロナウイルス感染症の影響により、個人消費や生産が急速に冷え込む中、政府が史上最大規模の緊急経済対策等の措置を講じているが、経済の先行き不透明感は日を追って増しており、今後も厳しい状況が続くことが予想されている。
この千葉県中房総・南房総地域も、今後訪れると思われる経済の低迷、全国の急激な少子高齢化にさらされることになる。
今後もこの地域が反映していくためには、アクアラインによる都心へのアクセスの良さを最大限に生かしていくことが必要であり、アクアライン普通車800円の継続と同時に考えたいのが、2024年に開通の予定(大栄~横芝)の圏央道、または館山道を活用した、アクアラインと通行する高速バス網の充実である。
この高速バスの利用者は、平成20年505万人、平成29年には607万人と増えてきているが、路線数が平成20年は19路線だったものが、平成29年には28路線までに増えたにもかかわらず、これまでのような大幅な利用者像とはならなかった。
これは人口の減少、少子化による人口の流動性が小さくなってきている影響と思われる。
そしてまた、このコロナ禍においても昨年の10月は、乗客は6割減、便数も3割減便されているとのことであり、現在でも乗客数はピーク時の5割までにしか戻っていない。
このままでいけば、将来は地域の李線バスと同様に高速バスも大幅な減便となって、この地域が人々に選ばれなくなるのではと危惧される。
その中で、今後も高速バス網の利用者を増やすためには、ほとんどの路線が一目的地にしか行くことができない現在の路線システムを、乗り継ぎができ何処にでも行けるハブ化されたバスターミナルをつくり利便性をよくすることが必要である。
そこでその起点となるバスターミナル「(仮)アクアステーション」を、木更津金田本線料金所近くのアクアライン連絡道路上に設置することであると考え、実現に向け、4月8日から署名活動を始めた。
時も折り、国土交通省でも、新宿駅周辺の19か所のバス停を集約したバスタ新宿のような、交通の拠点化を進めるバスタプロジェクトの全国展開を図りはじめ、東京駅八重洲口も約1年後に地下への集約化が始まる。
また、先ごろ開催された木更津、君津の市議会においても、設置の陳情書が趣旨採択された。
赤い羽根共同募金運動
たすけあいの機運を、3つの商業施設で
共同募金会木更津市支会 1日から全国展開
令和3年10月1日から令和4年3月31日まで、「赤い羽根共同募金運動」が全国一斉に展開されている。
木更津市共同募金会木更津市支会(木更津市社会福祉協議会内)では、「たすけあいの機運を盛り上げ、市民に共同募金運動について広く周知を図る」ことを目的に、10日(日)午前10時~正午まで、アピタ木更津店、ベイシア木更津金田店、三井アウトレットパーク木更津の3か所で、令和3年度『街灯募金活動』を行った。
今年度も昨年と同様に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、k集う時間や協力者数を削減、規模活動を縮小しての実施となった。
参加したのは、共同募金会の運営委員12人と社会福祉協議会職員4人など。
(なお、初日の10月1日に予定していた街灯募金は、台風16号の接近に伴い、中止となった)
同募金活動成果は、アピタ木更津店が16689円、ベイシア木更津金田店が12031円、三井アウトレットパーク木更津が12193円の、合計40913円となった。
確定申告は自宅から!
イオンモール木更津でマイナンバーカード申請受付
木更津税務署 IDパスワードの発行も
木更津税務署では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、確定申告は、自宅からのe-Tax(電子申告)の利用を案内している。
e-Taxの利用のために必要なマイナンバーカードの申請受付(管内4市市役所)や、ID・パスワードの発行(税務署)を、次の日程の通り、イオンモール木更津(同市築地)で実施するため、確定申告に向けて、早めの手続きを願っている。
【日時】
10月14日(木)・15日(金)、確実とも午前10時~午後3時まで。
【場所】
イオンモール木更津 1階 サウスアトリウム。
【問い合わせ】
木更津税務署 個人課税第1部門
TEL0438-23-6161(内線412・413)
新富津所長に竹嶋司氏
県警人事異動 住吉署長は外事課長へ
県警は13日、秋の人事異動を発令する。
八街市で6月に起きた小学生5人使用事故を受け、交通部の体制を強化、通学路の安全対策や取り締まりを一層強化する。
一線署では富津と館山の2署で新任署長が誕生する。
地元関係の異動は次の通り。(13日付け)
【警視】
▽警備部外事課長(富津署署長)住吉和哉
▽富津署長(生活安全部生活経済課長)竹嶋司
【任警視】
▽警務部警務課兼刑事部敬冶総務課兼君津署(交通部交通指導課)富岡源太郎
【警部】
▽生活安全部生活安全捜査隊(君津署)北田芳弘
▽刑事部組織犯罪対策本部組織犯罪対策課(木更津署)根本裕之
▽君津署(警務部警務課兼刑事部敬冶総務課兼四街道署)高野恒純
(敬称略)
ヤクルトから1位指名
木更津総合出身 左腕の山下輝投手
11日に行われたプロ野球ドラフト(新人選手権選択)会議で、木更津総合高出身の山下輝(ひかる)投手(22)=法政大=が2球団の抽選の末、東京ヤクルトから1位指名を受けた。
山下投手は、高校1年秋から野球のレギュラーで活躍し、2年時には1学年植野早川隆久投手(東北楽天)とともに春夏連続の甲子園ベスト8入りに貢献。
3年時にはエースとして夏の甲子園に導き、U-18日本代表にも選出された。
卒業後は放映大学に進学。
身長188センチ、体重100キロの恵まれた体格から繰り出す最速125キロの角度ある直球は威力充分で、キレのあるスライダー、ツーシームを武器に即戦力としてきたがかかる左腕。
ワクチン誤接種
木更津市の医療機関
木更津市は11日、市内の医療機関で、インフルエンザワクチンの接種を希望する50歳代の夫婦に、誤って新型コロナワクチンを接種していたことを発表した。
夫婦は共に新型コロナワクチンの2階の接種を済ませていた。
市によると、今月7日、夫婦はインフルエンザのワクチン接種を受けるために来院。
接種後、「新型コロナワクチンを受けた後の注意点」の要旨を受け取ったため、不審に思って確認したところ、誤接種が判明した。
夫婦がインフルエンザワクチン接種の予約をした時間に、同姓の30代夫婦が新型コロナワクチン接種を予定していた。
医師らはインフルエンザワクチン接種を予約していた夫婦の名字だけを呼び、接種前にもフルネームを確認しないまま、過て新型コロナワクチンを接種したもの。
判明後、医師が間違い接種について説明するとともに、健康状態について確認した。
2人とも翌日、微熱を発症したが改善、現在のところ著しい副犯の王はなく安定しており、引き続き、経過観察を続けている。
市健康推進課は再発防止策として「死から当該医療機関に対し、接種前後の確認体制などの徹底を指導したほか、市内医療機関に対しては、予防施主を適切に実施するための勘違い防止チェックリスト(厚生省)を活用し、改めて間違いが生じないように対応するよう周知し、再発防止を徹底する」としている。
地元2日間ゼロ
県内は25人感染
県によると、11日(月)、地元4市で新型コロナウイルス感染は確認されなかった。
富津市は先月21日から(連続18日)、君津市は4日から(同7日)、袖ケ浦市は8日から(同3日)、木更津市は9日から(同2日)、地元4市全体でも9日から(同2日)出ていない。
※集計は4市発表のない日曜日を除く。
同日現在の感染者累計は8日から変わらず、木更津市が1697人、君津市772人、富津市382人、袖ケ浦市634人。
千葉県内では25人が感染した。
1日の感染者数としては今年最少を更新し、30人を下回るのは昨年11月2日(21人)以来で、約11か月ぶり。