木更津市内で事前練習 他【新千葉新聞】
- 2021/8/22
- ニュース
新千葉新聞2021年8月22日発行
木更津市内で事前練習
東京パラ五輪 ナイジェリア選手団
東京2020パラリンピック競技大会(24日開会式、9月5日閉会式)でナイジェリア連邦共和国(アフリカ)選手団の事前キャンプ地になっている木更津市に、18日(水)、最後となる第4陣が到着した。
この日は午後7時42分に、役員・関係者2人が鳴りたく校に到着、19日午前1時に木更津ワシントンホテルに到着した。
同氏はこれまでに41人の選手等を受け入れているが、今後、選手等の入国予定はないとのこと。
選手等は木更津市内の金田地域交流センター「きさてらす」や江川総合運動場 陸上競技場で練習に励んでいる。
選手団は、きょう22日(日)まで木更津市に滞在し、同日、選手村に入村する予定。
同国の競技別選手等は次の通り。
▽パワーリフティング=選手7人、スタッフ5人、計12人
▽卓球=選手6人、スタッフ3人、計9人
▽ボート=選手1人、スタッフ2人、計3人
▽陸上競技=選手5人、スタッフ3人、計8人
▽役員・関係者=計9人
(以上、選手団合計=選手19人、スタッフ13人、役員・関係者9人、合計41人)
パラリンピックは、千葉県内では、ゴールボール、シッティングバレー、テコンドー、車いすフェンシングの4競技が、千葉市美浜区の幕張メッセで行われる。
地元3校勝つ
県高校野球2回戦
◎「秋季県高校野球大会」予選・第4日目の地元関係の試合結果は次の通り。
《2回戦》
▽暁星国際13-0行徳(5回コールド)
▽袖ケ浦11-6市川南
▽志学館10-0船橋古和釜(5回コールド)
▽多古13-0君津青葉(5回コールド)
「学校観戦中止」を決定
非常事態宣言中のため各教委が判断
君津地域4市 パラリンピック感染
24日開幕の「東京パラリンピック2020」に向けて、いろいろ準備が進んでいる。
これまでのイベント等は次の通り。
▽12日には、協議開催の4都県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)以外の全国各地で聖火の採火が始まった。
▽17日には聖火リレーがスタート(コロナ禍の折り、公道でのリレー走行はほとんど中止)。
日本選手団(10日現在254人)の結団式。
▽18日、千葉県など4都県で聖火採火式。
千葉県では同日、県のほぼ中心部にいちづる市原市の市原スポレクパークに県内54市町村で採火された火を終結させる集荷式が行われ「千葉県の火」として、千葉ポートタワー前広場から開会式会場の東京都へ送った。
▽24日(火)午後8時から、国立競技場で開会式が行われ、第18回夏季パラリンピックが開幕する。(閉会式は9月5日)
政府や大会組織委員会は17日、委員会会議を開催し「一般客感染の有無」について協議し、「非常事態宣言中」であり、感染拡大が危惧されるとして受け入れないことを決定した。
しかし政府が進めてきた競技会場のある4都県の小中高生にチケットを割り当てる《学校連携観戦プログラム》は予定鳥実施する方向で、各都県知事や教育委員会などへの協力要請を行っている。
コロナの感染拡大は日々過去最多を更新しているが、パラリンピックの学校観戦は「障害を乗り越えて世界一の座を競うパラリンピックは教育効果も大きい」とすると共に、学校観戦は専用バスで学校から直行・直帰であることから感染拡大への懸念は少ないとの見方もる。
君津地域4市も、それぞれでパラリンピック感染を計画してきたが、各市教育委員会は夏休み前の7月中旬~下旬にかけ「学校観戦中止」を家呈している。
【木更津市】
▽1校が計画(種目も検討中)していたが、中止とした。
【君津市】
▽小学校2校、中学校2校が学校規模(全校観戦3校、小学1校は5~6年生)によってシッティングバレーボール、またはゴールボールを感染する予定だった。
【富津市】
▽全校(小学校8校、中学校3校)、小学4年生以上、中学校全員がシッティングバレーボールを感染する予定だった。代替え案を検討中だがまだ未定。
【袖ケ浦市】
▽全小学校7校の6年生全員と中学校5校の2年生お全員を県下で開催される4競技のいずれかを学校単位・往復バスで観戦する予定でチケットも用意したが、7月中旬に中止を決定した。
「これまで4年間かけ、オリンピアンを招いての講演会開催等で、パラリンピックに関して学びを深め、その集大成としての感染予定だったので、残念ですが、子ども達の安全を最優先に考え、苦渋の選択をしました」と担当課長。
代替え案は予定していない。
タマネギゲノムを解読
「全ゲノムの高密度遺伝地図」を作成
かずさDNA研究所等 病害虫に強い品種改良へ
公益財団法人・かずさDNAけんきゅうしょ(木更津市)は、山口大学、東北大学、農研機構、東京農工大学と共同で、ヒトゲノムの5倍以上の大きさを持つタマネギ(Allium cepa L)の「全ゲノムの高密度遺伝地図」を作成し、その成果を、6月26日付で国際科学刺しBMC Genomicsに発表した。
タマネギは、我が国1人当たりの野菜摂取量第1位の重要な農作物。
タマネギの育種は主として民間種苗メーカーで行われていて、生産者や消費者の要望の多様化に対応するための、ゲノムや遺伝子の情報を活用した先端的な育種技術の開発が求められている。
しかし、タマネギのゲノムのヒト(30億塩基対)の5倍以上の160億塩基対と巨大で、ゲノム研究は容易ではない。
このような巨大ゲノムから有用な情報を得るためには、8種類あるタマネギの染色体の上に目印となる遺伝子の場所を記したゲノムの遺伝地図が必要になる。
そこで、数万個と予想されるゲノム上の遺伝子から作られたコピーであるmRNA(メッシェンジャーRNA)の大規模な分析を行い、得られた塩基配列データを基に高密度な遺伝子地図を作成した。
この「高密度遺伝地図」により、オランダ ワーゲニンゲン大学、山口大学、東北大学を中心とする国際共同研究チームはタマネギの全ゲノムを解読することができた。
※7月13日(火)に米国遺伝学会雑誌G3(Genes’Genomes’Genetics)にオンライン発表。
今回の成果絵ある「高密度遺伝地図」や全ゲノムのDNA配列情報を利用することによって、タマネギの育種、例えばタマネギのもつ優れた形質である硫化アリル(血液サラサラ効果)やポリフェノールなどの機能性代謝物を多く含む品種や、病害虫に強い品種の育成などの加速が期待される。
これらの情報は、かずさDNA研究所が山口大学を共同で運営するデータベースAllum TDB(http://alliumtdb.kazusa.or.jp/ から世界に向けて公開されている。
雑巾50枚寄贈
JA木更津市女性部
JA木更津市女性部は、17日、社会福祉事業で役立ててょしいと、雑巾50枚を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会へ寄贈した。
社会福祉にと
ヒラノ商事(株)寄付
ヒラノ商事(株)(木更津市潮浜1-17-106)は17日、社会福祉事業の寄付金として、9098円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会へ寄付した。
同社の同様の寄付は毎月のように行われている。
過去最多の1778人
20日県発表コロナ 地元は計66人感染
県のは票によると20日、君津地域では木更津市で21人、富津市19人、袖ケ浦市14人、君津市12人、計66人の新型コロナウイルス感染が新たに確認された。
富津市は今月18日の15人を上回り、過去最多。
キアラ図師は23人、君津市は12人、富津市は29人、袖ケ浦市は14人の感染を発表した。
4市合わせた総数は68人。
年代別の内訳(人数の多い順)は、10代が18人(最多)、40代14人、20代12にん、30代11人、50代7人、10歳未満4にん、60代2人。
富津市は40代の女性職員1人(市内居住)の感染を発表。
同職員は窓口業務を行ていないため、市役所は通常通り業務を継続する。
同職員所属の執務室内及び共有エリアの消毒は実施済み。
各市発表に基づく感染者概要は次の通り。
【木更津市】
◎23人(男性・15人、女性・8人)
▽10愛未満・1人
▽10代・6人
▽20代・4人(うち1人無症状)
▽30代・4人
▽40代・5人(うち2人千葉市保健所確認)
▽50代・2人
▽60代・1人
【君津市】
◎12人(男性・4人、女性・8人)
▽10歳未満・2人
▽10代・2人
▽20代・3人
▽30代・2人
▽40代・3人
【富津市】
◎19人(男性・8人、女性11人)
▽10歳未満・1人(無症状)
▽10代・5人
▽20代・2人(1人無症状、1人千葉市保健所確認)
▽30代・3人
▽40代・5人
▽50代・2人
▽60代・1人
【袖ケ浦市】
◎14人(男性・6人、女性8人)
▽10代・5人
▽20代・3人
▽30代・2人(うち1人無症状)
▽40代・1人
▽50代・3人
県発表の同日地元の感染者累計は、木更津市が1267人、君津市560人、袖ケ浦市482人、富津市259人。
県内では新たに1778人が感染。
18日の1692人を上回り過去最多。
6人の死亡も判明。
同日現在の県内累計感染者は7万人を超え、71737人、死亡者は783人。