5漁協が合併し新漁協へ 他【新千葉新聞】
- 2021/3/24
- ニュース
新千葉新聞2021年3月24日発行
5漁協が合併し新漁協へ
4月1日に設立、経営合理化を図る
木更津市漁協解散 新木更津市漁協に
木更津市内の5つの漁業協同組合が合併するにあたり、22日(月)に千葉県農林水産部長から新木更津市漁業協同組合設立委員会に対して、「合併認可書」が交付された。
合併認可書の交付を受け、新木更津市漁業協同組合設立委員会の江野澤均委員長を含めた5人の設立委員が、木更津市役所を訪問し、渡辺芳邦市長に交付を受けたことを報告した。
なお、新たな漁協は令和3年4月1日に設立する予定。
現在の5つに漁協が解散し、1つの漁協を設立する。
合併対象の漁業協同組合は、
▽木更津漁業協同組合(代表理事組合長・内田武雄)
▽木更津市中里漁業協同組合(代表理事組合長・山口芳男)
▽江川漁業協同組合(代表理事組合長・江野澤均)
▽久津間漁業協同組合(代表理事組合長・飯塚一男)
▽牛込漁業協同組合(代表理事組合長・鳩飼康浩)
の5漁業協同組合。
新組合の名称は「新木更津市漁業協同組合」で、木更津市中央3-14-11(現木更津漁業協同組合)に本所を置く。
組合員数は435人(令和2年度末見込み)。
事業取扱高は5億800万円(令和元年度実績)、代表的な漁業は、ノリ養殖、採貝、小型底びき網、刺網等。
合併漁協の方針としては、組合員の高齢化、主な水産資源であるアサリの漁獲量減少など水産業を取り巻く状況については、大変厳しい状況にあるため、漁協が合併により合理化を図り、経営基盤強化に取り組むことで、組合員の生産活動を確保し、同地区の漁業が安定的に営まれる環境を整備するとしている。
経緯は次の通り。
▽令和元年8月28日=木更津市内6漁協で合併研究会を発足。
▽同2年1月29日=5漁協により合併推進協議会に発展的改組。
▽同7月10日=年度内の合併を目指すことで合意。
▽同12月27日=合併仮契約所の締結。
▽令和3年1月14日及び15日=5漁協各々の総会において合併議案承認。
▽同3月5日=新木更津市漁協設立委員会が合併認可申請書提出。
▽同3月22日=新木更津市漁協設立委員に合併認可書を交付。
市内の漁協は新木更津市と金田の2つになる。
オスプレイ2機目到着
岩国基地から 陸自木更津駐屯地へ
木更津市は22日、陸上自衛隊V-22オスプレイについて、先ごろ、米軍岩国基地(山口県)に船で到着した計5機のうち、所要の準備が整った2機目(通算4機目)となる機体の木更津駐屯地への輸送飛行が23日に実施されると、発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があったもの。
なお、飛行日程については、天候等により変更となる可能性があるとし、変更があった場合には、改めて知らせるとしている。
23日には発表通り、2期目のオスプレイが木更津駐屯地に到着した。
1機目(通算3機目)は2月24日に岩国基地から飛来し、昨日確認試験と操縦士等の教育訓練を今月8日から開始している。
公共施設マネジメント課新設
廃止は災害復興支援課と吾妻保育園
木更津市人事異動 名称変更等組織改正
木更津市は19日、4月1日付の人事異動名を内示した。
今回の人事異動の方針は、
▽人事評価、自己申告及び人事ヒアリング等により、職員の仕事に対する意欲向上と全体の曽師区力の強化を目的とし、職員を配置する
▽事務事業の見直し等により、新たに生じる業務及び優先すべき事業に対応し、さらに質の高い行政サービスの提供を目指すため、必要な組織改正を行う-の2点。
今回、「市長公室公共施設マネジメント課」を新設する。
公共施設総合管理計画の推進管理のほか、新庁舎や文化芸術活動拠点を含めた公共施設の整備に関し、一体的かつ戦略的に整備を行うため、課及び係を新設するもの。(公共施設マネジメント係は公共施設マネジメント課へ移設)
廃止する課等は「総務部災害復旧支援課」(令和元年12月に設置した災害復旧支援に関する窓口を廃止する)と「健康こども部保育課吾妻保育園」(吾妻保育園の民営化により私立保育園数を5園とする)。
その他の係の新設・名称変更等は次の通り。
▽市長公室経営改革課にデジタル推進係を新設
▽総務部資産管理課に財産活用係を新設
▽福祉部障がいすく歯科に基幹相談支援係を新設
▽環境部まり美化推進課の廃棄物処理準備係を廃止
▽環境部火葬場建設準備室を火葬場建設課に、火葬場建設準備係を火葬場建設係に名称変更
▽都市整備部管理用地課の用地境界係を用地係に名称変更し、地籍係を新設
▽消防本部警防課に消防団係を新設。
異動者・昇格者等の数(延べ人数)は、
▽異動者数=205人
▽変更者=77人
▽昇格者数=53人(8級食への昇格・6人、7級職同・8人、6級職同・13人、5級職同・5人、4級職同・19人、3級職同・2人)
▽新規採用職員=37人(一般行政職上級・11人、同初級・11人、土木上級・3人、同初級・1人、社会福祉士・1人、保健師・1人、消防職初級・5人、同救急救命士・2人
▽再任用職員=43人(うち再任用フルタイム・30人、再任用短期間・13人)。
4月1日付の異動続きは次の通り。
〇は昇格。
【課長級】(6級)
〇市長公室シティプロモーション課長=鶴岡佳代(企画部地域政策課副主幹地域政策係長事務取扱い)
▽市長公室公共施設マネジメント課長=品川昭和(総務部職員課長)
〇総務部職員課長=石渡亮輝(総務部職員課長補佐、職員か人事研修係長事務取扱い兼職員課事務調整係長事務取扱い)
▽総務部管財課主幹=小川和広(再任用)
▽総務部危機管理課危機管理官=梅木竜彦(採用)
〇総務部資産管理課長=小磯洋子(総務部管財課副主事、管財課契約検査係長事務取扱い)
(続、敬称略)
木更津で4人、富津で1人
22日県発表コロナ 保育園は計12人に
県によると22日、君津地域では木更津市で4人、富津市で1人の新型コロナウイルス感染が判明した。
木更津市は、私立吾妻保育園で新たに園児1人の感染が確認され、同保育園における感染者は計12人(職員2人、園児10人、クラスター)になったと発表した。
同保育園は、園児の健康観察期間が終了する25日(木)まで臨時救援しており、現在、県君津保健所が施設の協力を得て感染防止に向けた指導等を行っている。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽40代アルバイト女性①不明②19日
▽20代医療関係者女性①同居家族②20日
▽10歳未満未就学男児①学校等②20日※クラスター関連
▽30代保育関係者女性①同居家族②20日
【富津市】
▽50代会社員男性①同居家族②19日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が443人、富津市が59人に増え、君津市146人、袖ケ浦市175人は変わらない。
県内では2人の死亡と97人の感染が判明した。
同日現在の感染者数は28736人、死亡者数は542人。
また、県はJ変異株の感染者が新たに10人確認されたと発表。
県内の異変株感染者は累計で37人となった。
浅井氏に栄え
従6位を追贈と
内閣府賞勲局は19日、去る2月21日に死去した、木更津市牛込、元木更津市請西小学校校長、浅井照氏(93)に、従6位を追贈すると発表した。
社会福祉にと
ヒラノ商事(株)寄付
ヒラノ商事(株)(木更津市潮浜1-17-106)は19日、社会福祉事業に役立ててほしいと、2949円を社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。