地元平均倍率1.02倍 他【新千葉新聞】
- 2021/2/14
- ニュース
新千葉新聞2021年2月14日発行
地元平均倍率1.02倍
全日制の3高校4学科で募集に足らず
君津地方の7高校 公立高校志願状況
県教育委員会は12日、2021年度県内公立高校乳会社選抜の志願状況を発表した。
全日制は募集人員39120人に対し、志願者は33627人。
平均倍率は1.09倍で、志願倍率が1.0倍以下の学校は全日制で71校108学科に上った。
公立高校の入試は今回から、前・後期を一本化。
平均倍率は、従来の入試制度で最低だった昨年前期の1.68倍を下回った。
受験生の市立志向などが影響したとみられる。
定時制委は、募集人員1232人に対して志願者は708人で、平均倍率は0.57倍。
17日(水)から18日(木)午後2時まで出願・希望の変更を受け付ける。
君津地域では、今年度4月から君津高校と上総高校が統合し、新君津高校(普通科と園芸科)としてスタートする。
そのため全日制公立高校はこれまでの8校から7校となり、募集定員は前年80人減の14119人で、平均倍率は1.02倍だった。
倍率が一番高かったのは、木更津高理数科1.25倍、次いで袖ケ浦高普通科の1.18倍、木更津高普通科1.16倍、袖ケ浦高情報コミュニケーション科の1.13倍、木更津東高家政科の1.08倍、木更津東高普通科1.06倍、君津商業高商業・情報処理科1.00倍。
2017年度から木更津高に「理数科」が設置され、定員40人のところ、志願者は50人で1.25倍。
君津高普通科と園芸科、君津青葉高総合学科、天羽高普通科で、募集人員に達しなかった。
今回も天羽高校は地域連携アクティブスクール、君津商業高校の商業化と情報処理科は、一括募集となる。
試験は2b月24日(水)、同25日(木)に行われ、合格発表は3月5日(金)。
一般入学者選別の本検査は24日(水)と25日(木)。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染などで本検査を受験できなかった生徒を救済する追検査は、3月3日(水)に行われる。
合格発表は3月5日(金)。
ワクチン接種の体制確保
牛込漁協のカキ養殖促進事業費等
木更津市当初予算 新規事業等概要②
10日に発表された木更津市の「令和3年度当初予算」一般会計のうち、新規事業等概要の続きは次の通り。
【衛生費】
▽新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費・1憶2152万8千円(国同額)=新型コロナウイルスワクチンを接種する体制確保を行う。
▽新型コロナウイルスワクチン接種対策費・3憶2030万7千円(国同額)=65歳未満の者に対し、新型コロナウイルスワクチン接種を実施する。
▽車両購入費・188万5千円(市同額)新規=環境負荷低減のため、走行に伴う温暖効果ガスの排出が無い超小型モビリティ電動車を購入する。
▽母子歯科健康診査事業費・590万円(他同額)=妊娠期。産後、幼児期と切れ目なく歯科検診が受信できる体制をつくり、生涯にわたって健康な口腔を保持できるよう支援を行う。
【農林水産費】
▽環境保全型農業直接支援対策事業費・112万円(県84万円、市28万円)新規=持続的な農業生産を支える取り組みの一環として土作り等を通じて化学肥料、農薬等による環境負荷の軽減、農業が有する環境保全機能の向上を図る取り組みを実施する農業者に対して支援を行う。
▽カキ養殖導入促進事業費・97万2千円(県50万円、市47万2千円)新規=平成30年から牛込漁協が実施している垂下式の牡蠣かご養殖について、事業規模拡大のための資材購入を支援する。
▽木更津市水産養殖調査等事業費・76万3千円(市同額)新規=同市にある潜在的な水産資源の活用を検討するべく資源調査を実施する。
【商工費】
▽ツール・ド・ちば負担金・38万円(市同額)新規=「ツール・ド・ちば」大会の開催にあたり、運営経費の一部を負担するとともに関係団体と連携した同市独自のおもてなし等を行う。
(続)
君津で1人、富津で2人
12日発表コロナ 県内は117人感染
県によると12日、君津地域では富津市で2人、君津市で1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
いずれも感染経路不明。
12日現在における地元4市の累計感染者数は、君津市が128人、富津市が42人に増えた。
木更津市は387人、袖ケ浦市は159人のまま変わっていない。
各氏の感染者外相は次の通り。
①推定感染経路など②発症日③検査確定日④発症2日前からの行動歴。
【君津市】
▽60歳代会社員男性①不明②1日③9日④自宅、職場、医療機関
【富津市】
▽40代会社員男性①不明②5日③9日④自宅、職場、医療機関
▽40代アルバイト男性①不明②8日③9日④自宅、職場。医療機関