福祉避難所の開設・運営 他【新千葉新聞】
- 2025/7/4
- ニュース

新千葉新聞2025年7月4日発行
福祉避難所の開設・運営

木更津市が締結 柊の郷と新祐会
木更津市は6月27日、社会福祉法人柊の郷(ひいらざのさと、理事長・足高慶宣、本部・袖ケ浦市林437-1)と「災害時における福祉避難所の開設及び運営に関する協定」を締結した。
協定は、自然災害その他の事象が発生した際、社会福祉法人柊の郷が保有する障害者支援施設を福祉避難所として開設・運営してもらうことについて取り決めた内容となっている。
この協定により、自然災害等の発生時において、避難所での生活に特別な配慮が必要な人たちの良好な生活環境の確保が可能となる。
社会福祉法人柊の郷では、木更津市内に11か所(中島に3か所、江川に6か所、中里に2か所)の施設を開設している。
また同日、木更津市は、特定非営利活動法人 新祐会(理事長・江口進、木更津市万石619)とも「災害時における福祉避難所の開設及び運営に関する協定」を締結した。
災害時等に、新祐会が保有する障害者支援施設を福祉避難所として開設・運営してもらう。
来て・観て・聞いて・体験

ゴルフ「アースモンダミンカップ」を見学
鎌足小と富来田小児童 働く人たちを見る
木更津市立鎌足小学校(校長・池田健介)と木更津市立出来田小学校(校長・遠藤秀人)の6年生が、6月24日と25日に、東京湾カントリークラブ(袖ヶ浦市)で開催のアースモンダミンカップを見学した。
今回の校外学習プログラムは、ゴルフトーナメントで働く人達にをテーマとして、実際にトーナメント会場にて来て・観て・体験することで、ゴルフへの興味を持ってもらうとともに、ゴルフに携わる人達を通じて社会勉強に役立てることを目的に開催された。
アースモンダミンカップは、2012年から始まったアース製薬主催の女子プロゴルフ大会であり、大会の一週間で延べ5,000人以上の人が働いている。
スタートホールで、選手のティーショットの観戦や本戦に向けて、コースコンディションのチェックをしている選手の練習姿の観戦、中継センターの現場見学やスナッグゴルフのブースでゴルフ体験など、「来て」「観て」「聞いて」様々な体験をした。
参観した児童の感想には、「女子プロゴルファーの人たちの練習を間近で見られたのがよかったです。水切りショットでボールが池を越えたのが凄かったです。ゴルフ休験も難しかったけど、楽しかったです。また来たいです」、「大会を成功させるために、こんなにたくさんの人が働いているんだ、とびっくりしました。数え切れないくらいの種類の仕事があったけど、どの仕事をしている人もみんな笑顔で働いていて、見学している僕たちまで笑顔になることができました」、「ゴルフをやってみたい。みんなが優勝するために頑張っている姿から、私も何か一生懸命がんばれることを探したい」などの声が聞かれた。
テーマは蔦屋(つたや)重三郎

房総の地域文化講座 講師は笹生浩樹氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第226回房総の地域文化講座」が、今月21日(月・祝)午後2時から3時30分まで(受付1時30分~)、木更津市立図書館/2階大会議室(木更津市文京2-6-51)=JR木更津駅東口下車、徒歩約10分=で開かれる。
今回のテーマは『江戸の名プロデューサー鳥屋(つたや)重三郎』。
講師は元菱川師宣記念館館長の笹生浩樹氏。
大河ドラマで大いに注目されている蔦屋(つたや)重三郎は、もちまえの才覚と先見の明で大活躍し、喜多川歌麿・東洲斎び楽・山東京伝・葛飾北斎・曲亭(滝沢)馬琴など名だたる浮世絵師や作家(戯作者〈げさくしゃ〉)を育て上げた。
彼らは、蔦重がいなければ存在しなかったと言っても言い過ぎではないだろう。
江戸のエンターテインメント(娯楽文化)を推し進めた、蔦重は実際にどんな仕事をしたのか、くわしく紹介する。
会員でなくても受講できる(ただし事前申し込みが必要)。
受講料は非会員のみ500円(中学生以上)、会員は無料。
なお、図書館の無料駐車場を利用できるが、できるだけ電車やバスなど公共交通機関の利用をと案内している。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長まで電話かメールで。
℡090‐3413-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
資産公開条例に基づき

2024年分の所得 県議や市長等公開
資産公開法、資産公開条例に基づき、国会議員や知事、市町村長、県議等の、2024年分の所得(給与等)などが先月30日、公開された。
熊谷俊人知事の所得は2,396万円。
全国の知事の中で七位だった。
元職を含む県議90人の平均所得は1,636万円で前年比222万円の減。
元職を除いた最高額は鷲見降仁議員(自民党、千葉市美浜区)で4,547万円。
地元関係の所得総額は次の通り。
【国会議員】
◎千葉12区
▽浜田靖一(自民党、当選11回、富津市)=2,016万円
【県議会議員】
◎木更津市
▽高橋浩(立憲民主党、当選5回)=2,072万円
▽森岳(自民党、当選3回)=1,525万円
◎君津市
▽川名寛章(自民党、当選8回)=2,789万円
▽須永和良(千葉新政策議員団、当選1回)=1,315万円
◎富津市
▽渡辺務(自民党、当選1回)=1,647万円
◎袖ケ浦市
▽江野澤吉克(自民党、当選5回)=1,401円
【市長」
◎木更津市
▽渡辺芳邦(当選2回)=1,616万円
◎君津市
▽石井宏子(当選2回)=1,873万円
◎富津市
▽高橋恭市(当選3回)=1,387万円
◎袖ケ浦市
▽粕谷智浩(当選2回)=1,421万円
(敬称略)
小学生が盤上で熱い戦い

日将連かずさ未来支部 第2回王将戦開く
日本将棋連盟かずさ未来支部(支部長・佐藤紀文)主催「令和7年度第2回王将戦」が先月29日(日)、木更津市立桜井公民館で開かれ、木更津市及び近隣市から参加した小学生らが、盤上で熱い戦いを繰り広げた。
3クラスの結果は次の通り。
上位4位までには賞品を贈呈、入賞者以外の全員に参加賞が贈られた。
日本将棋連旧かずさ未来支部及び同王将戦に関する問い合わせは関口明幹事長へ(℡090-2407-6802)。
『木更津マガジン』第3弾

市のガイドブック 市民ライター募集
木更津市では、同市のガイドブック『木更津マガジン』第3弾の制作にあたり、一緒に編集してもらう市民ライターを今月31日(木)まで募集している。
木更津の魅力が一杯詰まった同ガイドブックは令和5年度から発刊しており、毎回多くの人から好評を得ている。
『木更津マガジン』の編集長には、都内で毎月10万部を発行しているライフスタイルマガジン『メトロミニッツ』の編集長、古川誠氏を迎え、市民ライター自身の手で企画から執筆までを行う。
また、プロのライターをゲスト講師とした毎月のワークショップへの参加や編集の過程及び木更津の魅力をSNSで発信していく。
詳細は次の通り。
◎募集期間=7月1日~7月31日
◎応募方法=2次元コード(QRコード)またはURLからアクセス。
アドレスは
https://www.ozmal/co.jp/cspecia/travel/42925/
◎参加資格(全てに該当する人)
▽満18歳以上の人(木更津市内・市外在住は問わない)
▽雑誌制作を通じて「木更津の魅力を伝えたいという意欲や熱意がある人
▽自身のSNSアカウントを持ち発信ができる人
▽今年8月から来年1月までの月1回の週末の講義(ワークショップ)に参加できる人
◎参加料=無料(木更津市までの交通費や、雑誌制作中のロケハンや通信料などでかかる実費は参加者負担)
◎ワークショップ(全6回)スケジュール※予定
▽第1回=8月30日(土)、講師・藤本智士氏(雑誌『Re:s』『のんびり』編集長)
▽第2回=9月20日(上)、講師・久万田萌明氏(オズマガジン編集長)
▽第3回=10月25日(土)、講師・藤原隆充氏(藤原印刷(株)専務取締役)
※第4回以降は協議のうえ決定予定。
講師陣については全て現時点での予定であり、ワークショップへの参加を確約するものではないので了承をとのこと。