上下水道管理調査等担当 他【新千葉新聞】
- 2025/2/2
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新千葉新聞2025年2月2日発行
上下水道管理調査等担当

(株)ウオーターエージェンシーが寄付
木更津市に対し ふるさと納税で100万円
(株)ソオーターエージェンシー(代表取締役社長・榊原秀明、本社・東京都)は31日、木更津市に対し「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」を活用し百万円の寄付を行った。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた「寄付採納式」には同社の髙橋浩取締役執行役員、千葉オペレーションセンターの紀國充弘センター長、渡邉浩司センター理事、文屋正博シニアグループリーダーなどが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、植野博総務部長等が出席し敬憲を表した。
髙橋取締役から渡辺市長に目録が手渡され、木更津市から高額な寄付に対し市の表彰規定に基づき「功労表彰状」が贈られた。
髙橋取締役は挨拶で、同社が長年にわたり木更津市の上下水道道管調査、管理などを行っている経緯に触れながら、「長年にわたり重責を担わせていただいていることへの感謝の思いを込めて寄付させていただきました。今後も木更津市のお役に立てるよう業務を遂行していきます」‐などと挨拶した。
これに応え渡辺市長は「この寄付金は貴重な財源として、災害用備品や防災などに有効活用させていただきます」と感謝した。
市では、災害時に備えた保存用食料や防災備品等の購人を予定している。
(株)ウォーターエージェンシーは、「すべては公益のために」を経営理念として、行政機関と連携しながら、民間企業にしかできない「水インフラ」事業を行っており、木更津市とは1985年から提携して上下水道の管理・運営を担い、今年で三十九年目。
郷土産業への理解深め

地元漁協の人を講師に伝統的技法学ぶ
金田中学校2年生 海苔すき体験に挑戦
木更津市立金田中学校(校長・佐久間正哲、生徒数・114人)では、第2学年家庭科の授業において、「日本の食の伝承」をテーマに学習している。
今回は、地元漁師であり、また保護者でもある人をはじめとして、地元漁協等の人たちを講師として招き、「海苔すき体験学習」を1月29日に実施した。
これは、学習指導要傾に沿った内容を学習するだけでなく、生徒たちに郷土の産業を伝える機会とするとともに、生徒たちの記憶に残るような、またこれからの生活の支えとなるような体験的な学習をさせたいという思いから実施したもの。
江戸前の海苔は香りの高さや昧がとてもよく、金田地区が誇る特産物である。
学校給食でも地元漁協からも提供されている海苔であるが、大人も含め、意外にもその作り方を知らない人は多いのかもしれない。
生徒たちは、昔ながらの伝統的な技法を教えてもらい、楽しそうに体験していた。
座学では、その苦労やこだわりなど海苔に関する様々なエピソードを紹介してもらい、郷土産業への理解が深まり、大変意義深い時間を過ごした。
乾燥させるためにきれいに並べられた海苔が乾く時に発する「鳴き」に、生徒たちは驚いた様子だった。
そして、生徒たちは地元漁師の人たちに提供してもらった地元金田の海苔を、磯の香りを楽しみながら美味しそうに食べる姿が印象的たった。
体験した生徒からは。「初めてで難しかったけど、楽しかった」、「地元にこういう仕事があるとは知らなかった。将来の参考にしたいと思った」、「ふだん何気なく食べていた海苔だけど、こんな苦労があるとは知らなかった。これからは、そういうことを感じながら大事にしていきたいと思った」といった声が聞かれた。
個人情報漏えい

木更津市納税通知
木更津市は1月31日、令和六年度の納税通知書等の公示伝達で、対象ではない人・1人を公示し、この人の個人情報(住所・氏名・税額・通知書番号・宛名コード・世帯コード)を漏えいしていたことが発覚したと発表した。
また、公示送達において、氏名以外の個人情報(住所・税額等)については、本来、公示する必要のないものであったことを確認したため、調査を行った結果、令和4年度から6年度にわたり資産税課が行った公示送達において、公示する必要のない個人情報を漏えいしていたことが判明した。
市では該当者に深くお詫びするとともに、チェック体制を徹底するなど、再発防止に努めるとしている。